ぞうさんビオラの育て方

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ぞうさんビオラ
ぞうさんビオラ
科名スミレ科
属名スミレ属
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
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ぞうさんビオラの特徴は?

ぞうさんビオラはスミレ科ビオラ属の多年草(一年草扱い)のビオラ・パンジーの品種で、花びらが象の鼻と耳のように見えることから名付けられた。割と最近の品種(2019年時点で)。象の顔に似ているとか似ていないとかじゃなくて、花びらが反り返ってうねり、フリル状になっているので、非常に愛らしい。色合いも鮮やか。意外と流通していない印象(流通している地域としていない地域があると思われる)。近所のホームセンターや花屋で見かけないなら素直にネットで買った方が早い。

育て方は通常のビオラと同じです。ゾウさんビオラはタキイさんが販売していますが、動物繋がりで見元園芸さんが作ったビオラ動物型シリーズなんてのもあり、そちらも愛らしいので、是非参考にしてください。
動物型シリーズ
大きさ・草丈5cmから10cm
ぞうさんビオラ
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水やり

鉢植えでも庭植えでも、土が乾いていたら水をやる。冬の植物で気温が低くても生育するので、他の植物に比べて「意外と」水を吸い上げる。ただし、本気で寒い時期(最低気温マイナス5度以下)は生育が鈍くなるので水やりを控える。それ以上の気温の時期は、なんだかんだ言っても生育していて、水を吸い上げる。
9月から10月に早々と植えてしまった場合は、水やりを控える。気温が高いのに水をやると、そのまま腐って枯れることもある。また3月以降も気温の上昇+水のやりすぎで蒸れて枯れやすいので注意。ただし4月以降はビオラから夏の植物(=サフィニア朝顔インパチェンス)などに植え替える時期なので、象さんビオラを引っこ抜いてしまっているのが一般的。

肥料

花が咲いている期間は必ず液体肥料を一週間に一回やるか、緩効性固形肥料を一ヶ月に一回やる。肥料が切れると開花が止まるので、肥料の追加は必須。
液体肥料
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化成肥料
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植え付け・植えかえ

時期

植えるのは霜が降りる直前がよい。10月にも苗が出回るが、最近の暖冬もあって気温が高すぎる。気温が高いと植えても、徒長(=ひょろながくなること)して、最悪の場合、枯れてしまうこともある。11月以降はいつ植えても大丈夫。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。ビオラ・パンジー用の土ってのもあるので、それを利用してもいいが、一般的な培養土でも十分。

鉢植え

鉢植えの場合は、苗の土はほぐして植える。ほぐすと根が広がりやすい(結果、花・葉がよく繁る)。鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

庭植え(地植え)

庭植えの場合は、深さ20cmほど掘り返し、掘り返した土に苦土石灰をまいて中和させておく。中和は1週間ほどかかるので、待ってから、植える直前にまた20cmほど掘り返して、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割入れて、化成肥料を説明書きの規定量を入れてよく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れます。株同士は10cm〜15cmほど空けましょう。あとは隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

管理場所・日当たり

高温が苦手

高温を嫌い、気温が高くなると徒長して、場合によっては枯れる。なので寒くなってから植えて、気温が上昇する4月には掘り出して処分して夏の植物を植えるのが普通。

種子はできないか、できても少量(F1品種は種子ができづらい)で、親の性質を受け継がないです。増やしたい場合は挿し芽で増やしましょう。

必ず日当たりで

日光を好み、日光不足になると花が減る。また、日光不足でも徒長する。

寒さ

寒さに当てた方が、首が短くなってかわいく仕上がる。霜に当たっても枯れない。ただし、強い寒風があたると乾燥しやすいので水切れに注意。寒さには強いが、土も根も凍るほどの寒波が来ると生育が止まる。生育が止まっても枯れるまではいたらないが、鉢植えで移動できるならば、寒さを避けられる場所に移動させるといい。
室内では暖かすぎます。
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