ゴールドクレストの種類と性質の違い
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ゴールドクレストの種類と性質の違い
日本で主に見られるゴールドクレストは三種。普通のゴールドクレストと、ゴールドクレスト・ウィルマ、ゴールドクレスト・オーレアです。このページではこの三種の性質についてまとめています。ゴールドクレスト
ゴールドクレストとはアメリカのカルフォルニアに自生している「モントレーイトスギ」の品種のこと。昔はこの「無印ゴールドクレスト」が主に流通していたのですが、もっと葉っぱの色の濃くて、葉っぱが密生している「ゴールドクレスト・ウィルマ」が流通するようになってからは、ウィルマが主に流通しています。庭植に植えるのはこのゴールドクレスト。
とにかく、夏の蒸れに弱く、また、冬の寒さにも決して強くないことから、流通量・人気の割に枯れやすい。ぱっと見には健康に見えても、徐々に弱っていつの間にか枯れることが多い。
自生地がカリフォルニアで冬は温暖(平均気温が冬でも15度で10以下になることはほとんどない)で、夏は日本のように「蒸し暑く」はないので、とにかく日本では気候が適していない。
自生地では15mほどになるのですが、日本では風に倒れやすいため、そこまで大きくはならない。大きくなる前に倒れる。
ゴールドクレスト・ウィルマ
通常のゴールドクレストから改良された室内用のゴールドクレスト。通常のよりも、葉っぱが細く、密に生えることから、見た目が良いです。現在、一番流通しているんだと思います。しかし、葉っぱが密に生えることで余計に蒸れやすく、水の吸い上げが多く、水切れを起こしやすい(通常のに比べると)。また病害虫にも弱い。矮小種で最高樹高は2mほどとされています。それで、「室内用」として流通しています。観葉植物としては優秀だと思います。寄せ植えによく利用される。小さなクリスマスツリーで使うのはコレ。
ゴールドクレスト・オーレア
ゴールドクレスト・オーレアは葉緑素の少なくて葉っぱが黄色に見えるゴールドクレスト。オーレアというのは「金色」のこと。葉緑素が薄くて、色合い金色・・・というか黄色に見える品種。葉緑素が少ないためか、成長が遅く、また流通量も少ない。成長が遅い→挿し木してもなかなか増えない→流通しづらい。性質はウィルマとは違って地域によっては戸外で十分育つのですが、そうは言っても無印ゴールドクレストと同様に夏の蒸れ・冬の寒さに弱く、大きくなりすぎると風で倒れるのは変わらないので、庭植えに適さないです。
最後に…
それぞれの育て方はゴールドクレスト、ゴールドクレスト・ウィルマ、ゴールドクレスト・オーレアを参考にしてください。また、枯れる原因と対処についてはゴールドクレストが枯れる原因と対処法のまとめを参考にしてください。
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