夏の胡蝶蘭の育て方の注意点まとめ
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夏の胡蝶蘭の注意点まとめとは?
8月は胡蝶蘭が生育する月ではあるんですが、日本の夏は胡蝶蘭が自生する場所より厳しい環境です。ここでは胡蝶蘭の夏の管理で気をつけるべきことをまとめています。最初に簡単にまとめ
●直射日光は避ける。遮光をする。
●35度以上は苦手。ただし、それで枯れるわけではない。
●風通しが悪いと病気になりやすい。
●床の直置きはやめる。台に置くか吊るす。
●水切れに注意。
●肥料をやる。ただし35度以上ならやらない。
●霧吹きで葉っぱに水をやる。
●クーラーの風に直接当てない。
●35度以上は苦手。ただし、それで枯れるわけではない。
●風通しが悪いと病気になりやすい。
●床の直置きはやめる。台に置くか吊るす。
●水切れに注意。
●肥料をやる。ただし35度以上ならやらない。
●霧吹きで葉っぱに水をやる。
●クーラーの風に直接当てない。
日光・高温・風通し
直射日光に気をつける
胡蝶蘭は密林の木の枝に着生する植物で、木漏れ日の柔らかな光を浴びて生育するもので、直射日光をガンガン浴びることはありません。、日本の夏の直射日光には耐えられません。直射日光を浴びると葉っぱの葉緑素がダメになってしまって、白く変色してしまいます。夏はレース越しの日光か、それでも葉焼けすることがありますので、レース越しであっても当てないようにします。明るい部屋や明るい日陰の場所で十分です。●寒冷紗をかけて遮光します。
●夏は寒冷紗を二重にかけて75%遮光します。
●夏は寒冷紗を二重にかけて75%遮光します。
高温に気をつける
胡蝶蘭は15度から32度くらいまで生育しますが、35度あたりからあまりの高温で生育が止まります。35度になると、せっかくついた蕾(ツボミ)も萎れて落ちてしまいます。夏は室内で管理するか、戸外の風通しの良い明るい日陰で管理します。気をつけるべきはベランダなど、床がコンクリートの場所で、床からそう遠くない場所で育てている場合です。床に日が当たって、高温になって、その高温が上昇気流に乗って胡蝶蘭を熱します。場所を変えるか、吊るすか、室内に移動するか、ともかく対処します。
●35度以上だと生育が止まるのですが、それで即枯れるってことはありません。対策ができないならば、気にしないでもいいです。ただし、床の直置きはやめてましょう。
●温度計で測るといいです。
●胡蝶蘭を育てるならば、冬の管理のために「最高最低温度計」を買っておくと良いです。
●夏の室内はクーラーが効いています。温度はそのくらいでいいのですが、クーラーの風は乾燥していて、今度は湿度が不足します。必ず霧吹きで葉に水を供給してあげてください。
●温度計で測るといいです。
●胡蝶蘭を育てるならば、冬の管理のために「最高最低温度計」を買っておくと良いです。
●夏の室内はクーラーが効いています。温度はそのくらいでいいのですが、クーラーの風は乾燥していて、今度は湿度が不足します。必ず霧吹きで葉に水を供給してあげてください。
風通しを良くする
意外と知られていない「胡蝶蘭がよく生育する条件」が「風通し」です。胡蝶蘭は密林の枝の上に着生する植物です。地面には植わっていません。そのために空気が淀んだ場所は苦手です。風通しが悪いと非常に病気になりやすいです。
風通しを良くすることで、「夏の高温対策」にもなります。
夏は戸外での管理もあり
花が咲いていないなら戸外で管理するといいです。戸外の風の通る半日陰・木陰で管理しましょう。ただし、夏は台風が来ます。台風じゃなくても、戸外で管理していると強風が吹くこともあります。戸外で管理していて、鉢がひっくり返ったりしないように、天候を把握して前もって室内に取り込みましょう。
吊るす
風通しよくするために、胡蝶蘭は吊るすことが多いです。鉢そのものを吊るしたり、鉢の代わりにネットで根と水苔を包んで、紐で吊るしたり。これは枝に着生する胡蝶蘭の自生の状態に近いです。こちらの方が理にかなっています。詳細は下のページを参考にしてください。
台の上に置く
吊るすのが無理なら、せめて高さ50センチから1メートルくらいの台の上に置きます。直置きはしないようにします。自生地に近いのはやっぱり「吊るす」方です。水・肥料・葉水
水切れに注意
水苔が乾いていたら、すぐに水をやります。頻度は環境によるので、なんとも言えません。指で触って、乾いていたら水をやります。ずっと濡れている状態だと、根が腐ってしまうので注意してください。あくまで「乾いてから水をやる」で、渇く→水をやる→渇く→水をやる を繰り返します。メリハリが大事です。●水をやるときに葉っぱの根元に水が溜まらないようにします。水が腐って病気になるからです。まぁ、風通しの良い場所だと、水が溜まってもすぐに蒸発するんですが。だから風通しって大事なんです。
●水が溜まっていたらティッシュでコヨリを作って吸い出すか、綿棒で吸い出します。
●胡蝶蘭の水やりで「水やりを減らす」と書いてある場合は、水量ではなく「頻度」です。
●水苔がカラカラに渇くと、ジョウロで水をやっても水を弾き、全く吸収しません。そういう時は、霧吹きで水をやるか、バケツに水を張り、鉢植えの部分を10分ほど水につけます。これを腰水と言います。
●胡蝶蘭の水やりを全て…つまり一年中、「腰水」でする人もいる。冬はやめといた方がいいですけど。
●水が溜まっていたらティッシュでコヨリを作って吸い出すか、綿棒で吸い出します。
●胡蝶蘭の水やりで「水やりを減らす」と書いてある場合は、水量ではなく「頻度」です。
●水苔がカラカラに渇くと、ジョウロで水をやっても水を弾き、全く吸収しません。そういう時は、霧吹きで水をやるか、バケツに水を張り、鉢植えの部分を10分ほど水につけます。これを腰水と言います。
●胡蝶蘭の水やりを全て…つまり一年中、「腰水」でする人もいる。冬はやめといた方がいいですけど。
肥料切れに注意
夏の高温期…気温が15度から32度はコチョウランは成長します。この時期は肥料が絶対に必要です。液体肥料と場合によっては「固形肥料」を追加します。肥料がなくても生育しますし、肥料不足で枯れるってわけじゃないんですが、肥料があった方が株がよく生育します。また、株が充実すると開花しやすいのもありますし、冬越し対策にもなります。必ず肥料をやって株を大きくするようにしましょう。
●ただし管理場所の気温が35度まで上がるのであれば、株の生育とは止まります。肥料はやらないでください。肥料をやると株が傷みます。
葉水をやる
霧吹きで葉っぱに水をやります。これを葉水と言います。特に、室内で管理していて、クーラーをかけていると乾燥気味になります。胡蝶蘭は根から水を吸収しますが、葉っぱからも吸収します。葉っぱに水をかけることで、葉っぱの成長が早くなります。全然違うので試してください。
●霧吹きはホームセンターでも100円ショップでも売ってます。
●胡蝶蘭の葉水は夏だけではなく一年中やります。
●胡蝶蘭の葉水は夏だけではなく一年中やります。
注意点
クーラーの風に注意
室内で管理する場合、クーラーの風に直接当たらないようにします。直接当たるとすぐに乾燥で傷んでしまいます。直接当たらなければ(とりあえずは)いいです。でも、クーラーがかかっていると部屋が乾燥するので、葉水をやって乾燥対策をしてください。●胡蝶蘭の生育温度は15度から32度です。
高芽が出る
花茎の節から葉っぱが出てくる「高芽」が出ます。これを新しい株として仕立てることもできますが、普通は株の消耗を避けるために、早めに根元から切って落としてしまいます。★★高芽…花茎から葉っぱと根が出てきたら
病気など
病気になったら、病変が広がる前に早めに対処します。害虫が発生したら駆除します。これらの一番の対策は予防の薬剤・消毒と、株を健康に保つことです。株が健康だと病害虫に強くなります。★★葉っぱが腐ったり、病気になった時の対処法
★★葉っぱが割れた時の対処法
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