クリスマスローズの種まきと育苗

TOP > キンポウゲ科 > クリスマスローズ最終更新【
スポンサーリンク

クリスマスローズの種まきと育苗

クリスマスローズの種子は夏の高温(20度から25度)にあった後に低温(0度から5度)にあって発芽します。よって春に採取して撒いても、発芽するのは11月です。早く撒いたからといって発芽するわけじゃありません。このページでは9月から10月に種まきをして育苗する方法をまとめています。

9月〜10月に撒いた種は早い品種で発芽は11月ですが、それは一部で発芽は2月〜3月まで品種や地域などによってズレこみます。一般的な品種の発芽は2月です。種まきから開花までは2年ほどかかりますので、覚悟して取り組みましょう。

冷蔵庫に入れると早くに発芽するんですが(早期発芽)、クリスマスローズに関してはメリットがありません。
効率で言えば生産者が作った苗を買う方がいいですが、まぁ、こういうのはそういうことじゃないんで。

種まきの準備

種まきの時期について

8月下旬でも問題なし。一般的には9月〜10月あたりです。5月〜6月に取りまきしても発芽するのだから(発芽率は落ちるが)、早いから発芽しないってことはない。むしろ、「暑さに6週から8週ほど当たってから寒さに当たって発芽」なので、寒くなってから蒔くと発芽しない。

今年、発芽しない場合は、発芽は来年になりますので、そのまま継続管理しましょう。

用土

以下の配合の中から選んでください。
●酸度調整のピートモス8 赤玉土2
●赤玉土小粒単用
●赤玉土8 バーミキュライト2
●一般的な培養土

どれでも問題ないです。ただ「新しい」土を用意してください。一度使った土は雑菌が繁殖していて、水やりの多い環境では腐りやすくなります。絶対に使用しないでください。

よく育苗パットや、トレーを使うのですが、クリスマスローズの種子は種まきから発芽まで数ヶ月かかり、また、根を張る速度が速いこともあって、土不足と、土不足からくる水不足になりやすくなるため、ある程度の深さがある鉢が好ましいです。ようは普通の鉢です。3号鉢か4号鉢がおすすめです。
3号鉢の商品画像
3号鉢の購入はこちら
4号鉢の商品画像
4号鉢の購入はこちら
ただし、水やりを頻繁に行える人は、浅いトレーでもできなくもないです。
一般家庭では水切れしやすいので現実的ではないですが。

種子がシワシワ?

種子がシワシワになっている場合は、水につけて戻します。
なんでもいいので水を張って、そこに種子を入れておきます。

種まきの具体的方法

用土を敷く

用土を敷く
用土を敷きます。
鉢を利用する場合は、鉢の底の穴に網をはり、鉢底に軽石を入れて、その上に用意した用土を入れます。用土は数センチ以上詰めます。

一旦、水をやる

まず、土を入れたこの段階で、一旦水をやります。
土をかぶせた後に水をやるのが普通ですが、それだとタネが水流で流されそうになるので、その予防です。鉢底から水が出るまでしっかりとやってください。

タネを蒔く

タネをまきます。

種はかぶらないように…重ならないようにして、パラパラっとまきます。4号ポットだと直径が12センチになるんですが、そこに15個から20個ほどの種子を播きます。3号(直径9センチ)だと12個から16個くらいです。まぁ、この辺りは極端に密生させなければ、問題ありません。

土をかぶせる

用土を種子の上に5ミリから1センチほど被せます。
トレーでも同様にかぶせてください。

水をやる

水をそっとやります。土を1センチ被せているので、種子が流れることはないでしょうが、できるだけそっとやります。シャワーのじゃなくて、口の細いジョウロで、鉢の隅から、そっと水をやります。鉢底から水が出るまでしっかりとやってください。

以上で終了

種まき自体はこれでお終いです。
ただ発芽し、芽が出るのは数ヶ月後。
問題はここから発芽までの管理です。

発芽までの管理方法

水やり

発芽までは乾燥しないようにします。指で触ってみて、土が濡れている状態を保ちます。

環境

クリスマスローズは適度な湿度を保った状態で、寒さにあたることで発芽します。寒さといっても0度から5度で、0度以下になると発芽はしにくいです。霜が降りるくらいの寒さに場所に置いて、何度か寒さに当てると発芽の準備が整います。しかし、あまりに寒すぎて、霜柱で根が持ち上がるようなことがあるとマズイので、霜柱が立つような寒さの時は、防寒のために、新聞紙を上にかけてやります。寒い時は夜だけ、暖房のかかっていない場所で管理します。

何回か……2回か3回でいいっていう人もいるけど念のために5回くらいで……0度〜5度の寒さに当たったら、今度は暖かくすると発芽しやすいです。温室(12度から15度)があれば、そこで管理します。するとジャンジャン発芽します。一旦発芽してしまえば、寒さに当てる必要はありません。温室がないならば戸外で。

葉っぱが出たら、二週間に一回、薄い液体肥料をやります。

発芽後の管理方法

発芽したら、できるだけ日に当てます。霜には当てないようにします。水やりは乾燥しないように、かつ、過湿しないように。まぁ、普通の水やりより、若干、水やりの頻度は多いくらいで。

そうして管理していると双葉ではなく、本葉が何枚か出てきますので植え替えをします。
植え替えはクリスマスローズ用の土で、3号鉢、4号鉢に「1株」植えます。植え替えは丁寧にして、根を傷めないようにします。ピンセットで抜いて、植えましょう。
園芸用ピンセットの商品画像
園芸用ピンセットの購入はこちら
植え替えた後は一週間ほど、日陰で育てます。新聞紙をかぶせてもいいです。植え替えのストレスで株に負担がかかっていて、日を当てると株が弱るからです。一週間経ったら、日当たりで管理します。後は、クリスマスローズの育て方に準拠した育て方をします。

鉢が窮屈そうならば9月に植え替えをします。

発芽しない?

発芽するには条件があって、湿った状態で、20度から25度の暑さに6週間ほどあい、その後0度から5度の寒さに当たって、それで発根します。発根するまでは2ヶ月か3ヶ月かかかりますので、かなりノンビリと構えておかないといけません。発芽しない場合は、以下の条件を見直します。
●暑さにあったか?
●寒さに十分あったか?
●逆に寒すぎなかったか?
●十分湿っていたか? 乾燥していなかったか?
●種子がシワシワになっていなかったか?
●種子の保管状態が悪く、発芽能力を失っていないか?

発芽しなかった場合、そのまま管理していると来年に発芽します。まぁ、面倒なのでもう、庭に適当に撒いてしまえば発芽するかもしれません。

通常の管理へ

通常のクリスマスローズの管理は
を参考にしてください。
スポンサーリンク

関連する花BBSの投稿

スポンサーリンク