クリスマスローズの種子取りと保存

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目次
  • クリスマスローズの種子取りと保存
  • 採取の時期と方法
  • 4月には袋をかける
  • 5月から6月に採取
  • 保存前の手順
  • ゴミを取り、ヌメリを取る(省略しちゃいけない)
  • 茶こし袋やストッキングに入れる
  • 殺菌処理(省略する人もいる)
  • 再度消毒する場合も
  • 保存方法
  • 保存方法1…土の中に埋める
  • 保存方法2…鉢の中に埋める
  • 最後に…
  • 関連記事・タグ
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    クリスマスローズの種子取りと保存

    クリスマスローズは受粉してから二ヶ月後に種子ができます。この種子を採取して、10月前後に種まきをして、新しい株を増やすことができます。クリスマスローズの種子は、放置していると弾けて、周囲に飛び散ります。クリスマスローズの種子は乾燥するとグっと発芽率が下がりますが、こぼれダネでも増えます。

    ただ、確率が低いので、人工授粉した場合や確率を上げたい場合は、4月5月あたりに種子を採取して、保存しておいて9月〜10月に撒くようにします。ここでは採取と保存についてまとめています。

    採取の時期と方法

    クリスマスローズの種子取りは4月5月にやります。早咲きするノイガーや有茎種は11月から咲いていますが、これらでも、もっとも花が咲くのは2月3月前後です。よって全ての品種で種子ができる最盛期は4月5月となります。

    4月には袋をかける

    4月には袋をかける
    4月に入ると、種子ができ始めていますので、この種子ができているものに、袋をかけます。袋は種子が飛び散らないようにするためのものです。袋は水に濡れても破れないもので風通しがいいものならなんでもいいです。梨やブドウといった果実を保護する袋が一般的に利用されます。この袋はホームセンターで売っています。

    採取する茎に袋をかぶせます。イラストでは一本づつに袋をかけているんですが、複数の花にまとめてかぶせればいいです。
    果実袋
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    茎には早めに咲いて種子ができているものと、まだ開花の最中のものとあるでしょう。その場合は、開花の最中の方は切り落とします。
    ●袋はティーパック(茶こし袋)を利用することも。その場合は茶こし袋の大きさにもよるけども、一輪一輪に袋をかけることになるかも。
    ●茶こし袋は100円ショップに売ってます。
    ●袋を閉じるのはホッチキスでOK。
    ●種子を取る株は、種子を充実するためにリンを多く含んだ肥料をやっておくといいです。

    5月から6月に採取

    5月には種子が弾けて、袋内に飛び散り始めます。5月は早くに咲いたもので、6月まで種子の飛散は続きます。中で飛び散っていたら、袋ごと茎を切って、採取します。
    ●5月6月に採取し、すぐに撒く「取りまき」もできますが、5月6月に撒いて育てても、11月に発根、1月に芽が出るという遅さで、しかも5月から11月の間も水やりや温度管理をしないといけません。10月まで土中に保存する方がはるかに現実的です。
    ●実はこぼれダネでも十分、増えます。ただし「率」が悪い。
    ●保存して撒くのは、品種交配をしている人。

    保存前の手順

    ゴミを取り、ヌメリを取る(省略しちゃいけない)

    袋の中のものを出して、そこから種子だけを取り出し、種子の周囲のヌメリを洗い落とします。ゴミやヌメリを取り除くのは、これらが保存中に腐敗して、種子をダメにするのを防ぐためです。

    茶こし袋やストッキングに入れる

    ストッキングや種子取りに使った茶こし袋など、通気性のあるものに、パーライトかバーミキュライトと種子を入れます。種子1に対してパーライト・バーミキュライトは5くらいです。

    殺菌処理(省略する人もいる)

    10月まで放置するので、種子が腐ってしまわないように殺菌処理をします。しなくちゃいけないってことはないですが、しなかったら10月に生き残る率が下がります。タッパーなどを用意して、そこに水苔を入れ、種子を入れた袋を水苔の中に包んで、1000倍に薄めたダコニールやベンレートなどの殺菌剤を流し込んで二日ほど放置します。
    ●二日経つと、シワがよっていたものも丸くなるハズです。

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    再度消毒する場合も

    保存作業をする前に、もう一回、1000倍に薄めたダコニールやベンレートなどの殺菌剤の水に袋を30分だけ浸します。まぁ、普通はここまではしないでもいいと思います。

    保存方法

    保存方法1…土の中に埋める

    保存方法1…土の中に埋める
    日陰の水はけの良い土のところに、30センチから40センチの深さの穴を掘って、その底に種子の入った袋を入れて埋めておきます。埋める時に、油性マジックで品種の名前を書いたカードを入れておきましょう。じゃないと、何がなんだか分からなくなります。

    あとは、乾燥しすぎないように、定期的に水をやります。三週間か四週間かに一回です。乾燥する夏場は気をつけましょう。
    ●袋はできるなら小分けして、袋同士を少し離す。

    保存方法2…鉢の中に埋める

    余った大きめの鉢の底に赤玉土を入れ、種子の入った袋を入れ、その上に赤玉土を入れて、日陰の風通しの良いところで管理します。この場合も品種の名前の書いたカードを入れておきましょう。
    ●袋はできるなら小分けして、袋同士を少し離す。

    鉢も乾燥しないように、定期的に水をやります。できれば、一ヶ月に一回か、二ヶ月に一回は1000倍に薄めたダコニールやベンレートなどの殺菌剤をやります。
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    最後に…

    種まきは9月から10月にします。種まきと育苗については以下のページを参考にしてください。
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