6月の管理…過湿対策し採種して病害虫も注意!(クリスマスローズ)
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6月のクリスマスローズの管理と手入れ
6月は梅雨に入り、湿度が上がり、なおかつ高温になります。クリスマスローズが嫌う条件が揃ってきました。生育は止まり、水をやりすぎたり、雨が当たるところで管理していると、そのまま根腐れして枯れこんでしまいます。また種子が熟して取れます。種子を採取するのであれば、この処理も大事な仕事です。採取しないのであれば、早めに花ガラは摘んでしまいましょう。
水やり
庭植えの水やり
6月は梅雨の季節、と言っても6月の上旬はまだ梅雨じゃないです。梅雨じゃない時期は晴天が続いて、土が乾いているようであれば、水をやります。目安としては一週間に一回程度です。乾燥気味を心がけます。梅雨に入って以降は、基本、水はやりませんが、土の状態を見て判断しましょう。鉢植えの水やり
晴天が続いて土が乾くならば、水をやります。水をやるときは鉢の底の穴から水が出てくるくらいにシッカリとやってください。梅雨でも冬でも水をやるときはシッカリとです。土を見て、濡れているようであれば、水はやりません。普通の植物は6月になると生育が活発になるのですがクリスマスローズは逆ですから、よくよく注意してください。肥料
庭植えの肥料
肥料は不要です。肥料をやれば病気になります。鉢植えの肥料
肥料はやりません。6月から8月は肥料をやりません。やってはいけません。植え付け・植えかえ・種蒔き
植え替えはしません。管理場所・日当たり
水を掘って水はけよく
庭植えの場合ですが……梅雨は長期間シトシトと降ります。そのとき、庭に水が溜まって根腐れというよりは窒息することがあります。水が溜まらないように、庭にスコップなどで水が通る水路を設けて、庭の外に排水するようにします。強い日差しも注意
雨と雨の間にスカっと急に強光線が降りそそぐことがあります。クリスマスローズは強い直射日光に当たると葉っぱが焼けるので、木漏れ日になるように遮光するものを用意します。一番いいのは、「木」です。あとはヨシズで遮光。もしくはフェンスにアサガオやペチュニアなどを絡ませるなどします。鉢植えであれば、軒下の半日陰の場所へ移動させます。
風通しが大事
梅雨から夏にかけて、日本は蒸し暑いです。この蒸し暑いのがクリスマスローズは苦手。鉢植えならば風通しの良いところに移動させます。庭植えにした場合は、周囲に生える雑草を処理して風通しを確保します。雑草が生えると草丈の低いクリスマスローズは風通しが悪くなります。
種を集める
種子は熟すと弾けて飛び散ります。それでも発芽するので、それでいい人はそれでいいです。種子を集める場合は、はじける前に果実袋をかぶせます。果実袋は果実を保護する袋で、ホームセンターに売っています(ブドウ用など)。これをかぶせておいて、弾けてから回収します。洗って、保管する
種子は周囲がヌメっています。このヌメリを取ります。腐る原因になるからです。また、余分なものを全て取り除きます。花びらの残骸とか、ガクの残骸とか、オシベの残骸とか。この後、土に埋めるので、残っていると腐って種子もダメにしてしまいますので完全に取り除きます。●シワがよっている種子は、そのままだとダメになります。シワがよっている種子は埋める前に一日、水につけているとシワが消える場合がありますので、やってみてください。
●クリスマスローズの種子は乾燥すると発芽しなくなります。
●クリスマスローズの種子は乾燥すると発芽しなくなります。
埋めて保管
ストッキングに詰めて、水はけの良さそうな…粘土質ではない…土の中に埋めます。深さは30センチほど。掘り返すのは9月か10月です。それまで放置。何を埋めたのかわからなくなるので、埋めたところに札を立てておきます。●ガーデナーは種子を発芽させたくなるものですが、クリスマスローズの苗はかなりお安くなっているので、3月に苗を買った方がいいと思います。
●またクリスマスローズは交雑が激しく、親株と同じものができるとは限らないです。
●またクリスマスローズは交雑が激しく、親株と同じものができるとは限らないです。
病害虫
根腐れ病・白絹病などが発生します。発生する前にフルトラニル水和剤を散布します。灰色かび病対策としてポリオキシン水和剤を散布します。アブラムシなども発生します。
来月以降の管理は?
先月の管理はを参考にしてください。
来月以降は
を参考にしてください。
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