目次
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ツツジの品種について
種類が色々ありますが、育て方は一緒。ヒラドツツジが寒さに弱いことくらい。江戸時代にさかんに品種改良が行われた植物なので、非常に沢山の品種があります。ここでは簡単に一般的なものだけを乗せています。
種類
ヤマツツジ

ミヤマツツジ

オオムラサキツツジ

キリシマツツジ

単にキリシマとかホンキリシマと呼ばれます。キリシマツツジは花が小ぶりで盆栽に利用される。生育すると1.5mになる。剪定して小さく仕立てて生垣などに。霧島ツツジを改良したのがクルメツツジとされますが、違いは曖昧で、ほぼ同種とする場合もあります。
クルメツツジ

ヒラドツツジ

サツキ

琉球ツツジ

ミツバツツジ

モチツツジ

花を帽子などにくっつけるというおしゃれな遊びもある。
キシツツジ
モチツツジと近縁種で同じようにネチャネチャする。中国地方〜四国・大分の川のそばに生えていることが、名前の由来。モチツツジとよく似ているが、オシベが10本あり、モチツツジのオシベは5本なので開花すると判別できます。アザレア

ツツジとあるけどツツジじゃない
カラムラサキツツジ(Rhododendron mucronulatum var. mucronulatum)日本にはほとんど自生していない。落葉性。ツツジと名前にあるが分類上は「シャクナゲ」になるらしい。まぁ、ツツジの定義が曖昧なのでツツジじゃないとも言えないのだけど。
ゲンカイツツジ(玄海躑躅・Rhododendron mucronulatum var. ciliatum)
カラムラサキツツジの変種で、こちらは岡山以西の中国地方と九州に自生しています。販売もしていて育てている人も多い。落葉性。育て方は通常のツツジと同じ。分類上はシャクナゲらしい。どう違うのかは分からないけど。ツツジの仲間の中では一番早く開花する。
ヒカゲツツジ(日陰躑躅・Rhododendron keiskei)
関東以西に自生。分類上はシャクナゲ。見た目には違いは分からないけど。日陰に多く育つから「日陰」だが、実際は日陰じゃなくても育つ。ウラジロヒカゲツツジという変種がある。紅葉しても落葉しない。
エゾムラサキツツジ(Rhododendron dauricum)
北海道に自生するツツジ。これも分類上はシャクナゲ。
レンゲツツジ(Rhododendron japonicum)
花数が大きく、ツボミが大きい。ツツジ科ツツジ属となっているが、ツツジよりはシャクナゲに違いということがわかった。花・葉・根に毒があり、落葉性。