桔梗咲朝顔(キキョウザキアサガオ)の育て方
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科名 | ヒルガオ科 |
属名 | サツマイモ属 |
学名 | Ipomoea nil |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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桔梗咲朝顔とは?
桔梗咲朝顔(キキョウザキアサガオ)とはヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)のアサガオ(朝顔)の変化咲き朝顔の品種で一年草。キキョウのようにすぼんで開花し、種類によっては通常の花びらの内側にもう一回り花びらがあるもの(八重咲き)もあります。通常の朝顔よりも性質が弱く、朝顔のように摘芯すると、回復まで時間が掛り、思うように花が咲かなくなります。5月前後に植えたら早めに摘芯して、それ以上の切り戻し・摘芯はしないようにします。
新芽がどういう具合か、縮れてしまいます。病気ではないので気にしないで大丈夫です。
春に植えて春から秋まで花が咲き冬には枯れてしまいます。桔梗咲き朝顔は種子も取れますが、通常の朝顔ほどは種子が取れません。
水やり
土が乾いていたら水をやります。春から秋まで土が乾いていたら水をやります。季節が季節なので水をやりすぎて枯れる確率は低いですが、それでも土が長期間濡れていないようにしましょう。
肥料
春から秋までの生育期間に1ヶ月に一回化成肥料をやるか、週に一回液体肥料をやります。アサガオほどではないのですが生育は旺盛で、肥料を必要とし、肥料が切れると葉っぱが花が小さくなり、開花が鈍くなり、黄色くなったり病気になりやすくなるので、必ず追肥はしましょう。植え付け
種まき
発芽温度は25度と高温を好み、苗に霜に当たると枯れるので5月以降に種まきします。一晩、水につけてふやかして、皮に傷をつけておくと発芽しやすいです。ビニールポットに栽培用土を入れて、タネを1ポットにつき2粒か3粒入れます。土を1cmかぶせて、乾燥しないように明るい日陰で管理していると1週間ぐらいで発芽します。発芽して葉っぱが4枚になったら植え付けます。
用土
自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜます。普通は市販の花と野菜の土を利用します。最近は朝顔の土、というのもあります。どっちでもいいです。鉢植えの手順
通常のアサガオよりも生育が遅く、根をしっかりと張るまで時間が掛るので庭植えよりも鉢植えの方が花が咲きやすいです。多分、鉢植えに根が詰まり気味の方が花が咲きやすいのではないかと思います。6号鉢に1苗を植えるようにします。鉢の底の穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を入れ、用土と株を入れて、最後にしっかりと鉢底から水が出るまで、水をやって完成です。
支柱
一般的な朝顔と同じように行灯仕立てがいいです。庭植えの手順
植え付けの1週間前に庭土を20cm掘り返して、堆肥か腐葉土を庭土に対して3割ほど追加して、化成肥料を入れてよく混ぜて用土とします。株間は30cmほど空けて植え付けます。管理場所・日当たり
日当たりで管理します。あまりに日差しが強くて新しい葉っぱが縮れたものばかりがでてくるようであれば、半日陰に移動させます。もしくは寒冷紗などで遮光します。
摘芯
植え付けて30cm前後になったら、成長点…ツルの先を切ってしまいます。すると節のから新芽が出てきます。普通の朝顔であれば、摘芯を繰り返すほどに繁茂し、花が増えるんですが、桔梗咲き朝顔は生育が遅く、摘芯を繰り返すと取り返すのに時間がかかるので、最初に1回か2回にとどめておきます。
病気・害虫
アオムシ葉っぱを食害するので、発見次第テデトール&フミツブース。大量に発生したらBT剤などの薬剤で駆除してもいいです。
ハダニ
葉っぱの裏に潜んで、葉っぱの汁を吸う虫で、乾燥すると発生しやすいので葉っぱに水をかけていると予防できます。できれば葉っぱの裏に水をかけるといいです。大量に発生した場合は薬剤で駆除します。
斑点病
葉っぱに斑点が出る菌による病気で、肥料が不足すると発生しやすい。肥料を追加し、できれば殺菌剤で消毒するといいです。株が健康だと発生しないか、発生しても悪化は抑えられます。
特徴・由来・伝承
アサガオの変化咲き朝顔の一種。変わっているので人気がありますが、一般的な朝顔よりも成長が鈍いです。変化咲きの中にはツル性になりにくいものなどもありますので、苗のタグをチェックしてください。スポンサーリンク