モノレナ・プリムリフロラの育て方
TOP > ノボタン科 最終更新【】モノレナ・プリムリフロラ
科名 | ノボタン科 |
属名 | モノレナ属 |
学名 | Monolena primuliflora |
耐寒 | 10度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 日の当たる室内 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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モノレナ・プリムリフロラとは?特徴は?
モノレナ・プリムラフロラは南アメリカのコロンビアからペルーの熱帯雨林に自生するノボタン科の常緑多年草。樹木の樹皮の苔に根を張って育つ着生植物。赤・銅色の品種がよく流通しています。なので土ではなく水苔で植え、できれば自生地と同じように流木やヘゴのようなものに着生させて栽培するとよいです。
基本的には観葉植物ですが、淡いピンクのかわいい花が咲きます。花の形状がサクラソウ(プリムラ)に似ていることが学名の由来となっています。
熱帯雨林で育つので湿度の高い環境を好むのですが、樹木の枝に着生する胡蝶蘭などと同じように、風通しの良い環境を好み、あまり過湿にすると蒸されて腐ることがあります。
葉の裏からアリが好む物質を出し、アリに害虫を駆除させたり、受粉をしてもらうとされ、アリと共生関係あります。でも、日本のアリには効果がなく、室内で管理していてアリまみれになるってことはないです。
水やり
植え付け用土が乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水やりをします。乾燥が苦手。モノレナは熱帯雨林に育つ植物なので、土への水やりとは別に霧吹きで葉っぱに水をかけ、湿度を保ちます。
ただ、湿度が高いだけだと腐ってしまうので、風が通るところで管理してください。
肥料
生育する時期に通常の2倍に薄めた液体肥料を二週に一回か三週に一回の頻度で与えます。肥料がなくても枯れませんがあった方がはの艶がよいです。植え替え
時期
植え替えは春に気温が20度以上になってから行います。植え替えの手順
古い水苔を全て取り除き、水を吸収させた水苔で根を包んで、そのまま鉢に突っ込む。これで植え替えは終了。水苔が劣化して黒くなり、そのままだと病気になるので毎年植え替えをしましょう。植え替えというか、水苔の取り替えですね。できれば水苔でつつんで、流木やヘゴなどに針金でくくりつけ、着生させ、それを吊るすと風通しがよくて、自生地の環境に近くて良いです。ただ、水が床にしたたるんですよね。
着生させた場合、根が食い込んで固定したら、水苔は取り除いてもいいです。
水苔ではなく、多肉用の土で植えることもある。
管理場所
日当たりの良い風通しの良いところで管理します。日光よりは風通しの方が大事。日光については春と秋はできるだけ日当たり。夏は高温と強い日光で弱るので木陰か室内で遮光して管理します。夏に直射日光に当てると葉焼けします。
冬は10度以上になるような場所で管理します。良い断熱材のある家なら10度は問題ない。そうじゃない家は温室がないと厳しい。
冷暖房の風は乾燥していてモノレナには厳しいので、必ず直撃を避け、加湿器をかけて、その上で葉水をします。
病害虫
一般的なアブラムシ、カイガラムシ、ハダニといった害虫が発生することもあるが、葉水して、風があれば、ほぼ見られない。発生したら薬剤で駆除する。風通しが悪いと、腐ってくるのでとにかく風。
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