サカサマンネングサの育て方
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科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | セダム属 |
学名 | Sedum reflexum |
別名 | セダム・リフレクサム、逆弁慶草、逆万年草 |
耐寒 | マイナス30度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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サカサマンネングサの特徴は?
サカサマンネングサ(逆万年草)はヨーロッパに自生するベンケイソウ科セダム属の常緑多年草・多肉植物。学名はセダム・リフレクサム(Sedum reflexum)なので、その名前で流通することもありますし、逆弁慶草(ギャクベンケイソウ)の名前で出ていることもあります。成熟すると葉っぱが下向きになるのが名前の由来ではないかと思われます。
地面を広がっていき、暑さにも強く、寒さにも強く、乾燥に強く、屋上緑化に利用されるほどに頑健。春から初夏に花もチラホラと咲き、秋には寒さで紅葉します。ロックガーデン、庭植え、鉢植えなど使い勝手は良いです。
弱点は多湿で、水やりが多かったり、土の水はけが悪いと腐って枯れることがあります。
草丈15cm〜30cm
水やり
庭植えにした場合は自然に降る雨だけでほぼ問題ないです。鉢植えの場合は土がカラカラになってから水をやります。土の水はけさえ良ければ、葉っぱに水がかかっても、それで枯れることはないです。
肥料
追肥は不要です。あんまりに生育が悪かったり、(日照不足や病気以外ではなく)微量元素が不足して葉っぱが黄色くなるようなら、通常の2倍に薄めた液体肥料をやるか、化成肥料を少量だけやり、様子を見てください。肥料が多くても徒長したり根腐れの原因になるので、基本的に追肥しないか、やっても少量だけにしておきます。植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植えますが、別に夏や冬に植えたからって枯れるってほどでもないです。春か秋が適した時期だってくらいです。鉢植えは二年に一回植え替えをします。
用土
とにかく水はけの良い土で植え付けましょう。水はけさえ良ければ、ほぼほぼ問題は発生しません。多肉植物・サボテンの土で植え付けます。自作する場合は赤玉土小粒4鹿沼土4腐葉土2にゼオライトを足したものがよいです。鉢植えの植え付け・植え替えの手順
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え替える場合は、古い鉢から取り出して、古い土を三分の一から半分ほど落として、新しい鉢に植え替えます。新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、1号か2号大きな鉢でもいいです。
庭植えの手順は?
深さ20cmほど掘り返し、掘り出した土の代わりに多肉植物の土と入れ替えて植え付けます。穴に半分だけ用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、完成です。管理場所
日当たりで管理します。強い直射日光にも負けません。といっても半日陰でも問題ないです。夏の暑さにも負けないし、冬の寒さにも負けないです。ちなみに耐寒温度はマイナス30度です。冬も室内に取り込む必要はないです。
蒸れると腐ってしまいますが、これは環境じゃなくて用土の水はけさえよければ問題ないです。もしも長い間、鉢植えにしていると用土の赤玉土が劣化して崩れて粘土になって、水もちがよくなって根腐れするってこともあります。その場合は新しい土で植え替えれば回復します。
剪定・切り戻し
剪定に強く、切ったらすぐに持ち直します。乱れた場合や、密生しすぎて蒸れそうなら5月〜9月に適当に刈り込んでも大丈夫です。ただ、そんなに剪定することはないです。
病害虫
ハダニやアブラムシやカイガラムシなどが発生することがありますが、枯れるほどではないです。それより蒸れの方が問題です。スポンサーリンク