ノリウツギ・水無月(ミナヅキ)の育て方…鉢植えの植え替え時期は?
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科名 | アジサイ科 |
属名 | アジサイ属 |
学名 | Hydrangea paniculata grandiflora |
別名 | ピラミッドアジサイ |
耐寒 | マイナス30度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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ノリウツギ・水無月(ミナヅキ)の特徴は?
ノリウツギ・水無月(ミナヅキ)はアジサイ科の落葉低木のノリウツギの品種。円錐形の花を咲かせるノリウツギの両性花がすべて装飾花になった状態の品種で、大きく咲く白い花が迫力があります。寒冷地では秋以降に寒さにあたると、この白い花がピンク色に染まり、綺麗です。冬には葉っぱが黄色くなり、落葉して越冬します。
育て方はノリウツギと同じで、乾燥が苦手で半日陰での管理が通常。剪定は開花後〜3月までと余裕があるので、初心者に向いています。水切れしやすいので庭植えにしましょう。
開花時期が通常のアジサイより遅く、初夏〜初秋になります。
樹高1.8m
植え替え・植え付け
時期・頻度
落葉時期〜梅雨あたりまでに地植え(庭植え)の植え付けをします。鉢植えの場合も同じ時期に植え替えをします。鉢は2年に一回は植え替えをしましょう。根詰まり・土の劣化を防ぐのもありますが、一番はフカフカの土を維持して水切れを防ぐことです。
用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。アジサイの仲間ですが花いろはpHの影響は受けないです。鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落とし、古くて変色した根を切って取り除きます。できれば植え替え後1週間ほどは日陰で養生してから、通常の管理(水やり・半日陰)にします。その方がダメージを少なくて済みます。
地植え(庭植え)の手順は?
深さ40cm、直径40cmの穴を掘って、掘り出した土に苦土石灰を混ぜて中和させます。中和反応が終わるまで1週間ほどかかりますので、寝かせておきます。1週間後に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割追加して、化成肥料を規定量足して、よく混ぜて用土とします。できるならここから1週間寝かせて土を馴染ませてから植え付けます。馴染ませた方が根は張りやすいです。
用土を半分戻して、株を入れます。隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水やりをします。植え付け後の1週間か2週間は根が広がっていないので、水やりを毎日してあげてください。
管理場所
日光を好む植物なんですが、とにかく乾燥が苦手ですから、庭植えであれば年間を通して半日陰の場所に植えます。鉢植えの場合も同様です。冬は寒風が直撃しない場所にしましょう。
水やり
乾燥が苦手です。庭植えにする方が手間がなくて楽ですので庭植え推奨です。庭植えにした場合でも、水切れは起きますので、春〜秋も様子を見て水をやり、水切れが起きるようなら株元にワラや腐葉土でマルチングをして蒸発を防ぎます。鉢植えにした場合は、年間を通して土が乾いたら水をやります。冬は落葉していますが、水やりは継続してください。
肥料
庭植えなら2月に周囲に化成肥料をまくか、油粕+骨粉のボカシを根に当たらないように深さ20cmの穴を掘って埋めます。肥料は3月以降の活動が始まるころにゆっくり効いて、新芽の栄養となります。鉢植えは3月に化成肥料を説明の規定量だけ置きましょう。
剪定・切り戻し
花芽は4月以降に伸びた枝につくので、開花後〜3月のどこでも剪定が可能です。落葉時期に開花しなかった枝を残し、花が咲いた枝を切り戻して小さくまとめていきます。病害虫
病気・害虫はあまり見られない。アブラムシが発生することがあるので、前もってオルトランを散布しておくといいです。スポンサーリンク