タッカ・シャントリエリの育て方…奇妙すぎる黒い花
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科名 | タシロイモ科 |
属名 | タシロイモ属 |
学名 | Tacca chantrieri |
別名 | デビルフラワー、ブラックキャット、バットフラワー |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 室内 |
難易度 | チャレンジャー |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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タッカ・シャントリエリの特徴は?
タッカ・シャントリエリはタシロイモ科タシロイモ属(タッカ属)の多年草。東南アジアの森の中で自生する植物で、強い日光には葉焼けします。気温が20度以上を保てれば、年間を通して開花することも可能です。独特の形状をしていて、デビルフラワー、ブラックキャット、バットフラワーと呼ばれています。たまーに園芸店に流通していて、手に入ることがありますが、基本的に栽培が難しいので流通量は少ないです。
個人的にはジョジョ4部の猫草(ストレイキャット)の元ネタなんじゃないかと思っていたこともありますが、見直すと、うーんやっぱり違うかな。
水やり
土が乾いたら水をしっかりとやります。鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。多湿の環境を好むので、地上部がある間はずっと霧吹きで葉と花に水を吹きかけると、よく成長し、色艶がいいです。冬に寒さに当たって地上部が枯れたら、水やりは控えます。土が乾いて数日たってから水をやるようにします。
肥料
植え付けの際に元肥として化成肥料を混ぜ込んでおき、植え付け後は生育時期にあたる春・夏・秋に週に一回液体肥料をやってください。植え替え・植え付け
時期・頻度
移動できるように鉢植えで育て、冬は室内に取り込みます。植え付け・植え替えは春(4月)に行います。植え替えは2年に一回行いましょう。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。できればここに川砂・パーライトなどを入れて水捌けをよくするといいです。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。鉢の植え替えの手順は?
根詰まりする前に植え替えましょう。古い鉢から株を取り出し。古い土を三分の一ほど落として新しい土を足して植え替えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの際に株分も可能。根茎を切り分けます。分ける際には根茎に芽があるように分けましょう。芽がないと発芽せず、そのまま枯れてしまいます。
管理場所
春〜秋は木陰や、レースのカーテン越しの室内で管理します。強い日光に当たると葉焼けするので、避けましょう。葉焼けした部分は回復しません。冬も20度以上なら開花します。10度〜15度なら花は咲きませんが葉っぱは枯れずに越冬します。10度〜5度なら葉っぱは枯れますが、株が枯死しているわけじゃないので春になったら、芽吹きますので、水やりをして管理しましょう。
昨今の住宅は断熱材が優れているので冬でも15度以上を保つことはそう難しくなくなっていますが、最低最高温度計で測ってみて15度以下になるのであれば、家庭用温室を購入して加温しましょう。
室内管理の場合、暖房・冷房の風が直撃しないようにします。これらの風は非常に乾燥していて、サボテンでも枯れるくらいです。多湿環境を好むタッカではすぐに枯れてしまいます。
剪定・切り戻し
花が終わったら、根本から切って取り除くと株の消耗を防げます。放置していると種子ができ、この種子から発芽させて株を増やすこともできますが、難しいので一般的にはやりません。種を採取したら、すぐにまきます。発芽温度は25度。種まき前に35度のお湯に一晩つけておくと発芽しやすくなります。あとは栽培用土にまいて、明るい日陰で乾燥しないように水をやっていると発芽します。発芽までは1ヶ月〜1年かかるので現実的じゃないです。
病害虫
コナジラミ、ハダニ、スリップス、アブラムシなど。スポンサーリンク