アジサイ・綾波の育て方

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アジサイ・綾波
アジサイ・綾波
科名アジサイ科
属名アジサイ属
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
剪定
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アジサイ・綾波の特徴は?

アジサイ・綾波は加茂花菖蒲園が作出したアジサイ科ガクアジサイの園芸品種。ガクアジサイなんですが、中央の両性花が八重咲になっていて、ガクアジサイなのにかなり派手です。ガクアジサイなので頑健で栽培しやすく、土壌のpHによって青・ピンクに変わるので、そういう変化を楽しむことも可能です。

花は開花後に放置していると秋色になり、そういう楽しみ方もできますが、秋に剪定すると花芽を落としてしまいがちなので、7月中に剪定するほうがいいでしょう。

ただ、ガクアジサイを地味と捉えるか、「楚々として凛としている」と捉えるのかで、この手の両性花が八重咲になっている品種の評価は変わりますね。
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水やり

鉢植えで育てる場合、土が乾いたら鉢の底の穴から水がしっかりと排水されるまで水を与える必要があります。もし底面給水の鉢を使用している場合は、底に水を溜めておくことができます。

一方、庭で育てる場合は通常、自然の雨水だけで十分に潤すことができます。ただし、春から秋にかけては、植物の様子を観察しながら、必要に応じて追加の水やりを行いましょう。

肥料

新芽の成長を促すためには、2月から3月にかけて株元に化成肥料を施します。この時期は植物の成長が活発化し、栄養素を必要としています。

開花後の7月頃には、来年の花の形成をサポートするために再度肥料を与えましょう。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

アジサイは乾燥に弱いため、高温や極寒の時期には植え付けや植え替えを避けるべきです。代わりに、春や秋の穏やかな季節に植え付けや植え替えを行うことで、植物のストレスを最小限に抑えることができます。

鉢植えの場合は、約2年ごとにこの時期に植え替えを行いましょう。これにより、鉢内の土壌が新鮮な状態を保つことができます。植え替えの際には、古い根を切り除き、新しい鉢と新しい土を使用することが重要です。

用土

アジサイを自作する場合、青い花を望む場合には、赤玉土3、鹿沼土3、腐葉土4に化成肥料を混ぜて使用します。一方、ピンクの花を希望する場合には、赤玉土6と腐葉土4を混ぜた土壌を使用します。アジサイ用の専用土があるのでそれを使用するといいです。
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鉢植えの手順は?

古い鉢から株を取り出し、根を軽く洗い、古い土を少し取り除きます。

8号〜10号のプラ鉢など、蒸発の少ない鉢に植え替えます。

鉢底の穴に鉢底ネット(鉢底網)を敷き、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm程度入れます。鉢に用土を入れます。株を新しい鉢に植え付けます。隙間に十分な用土を追加します。最後に、植え替え後に水をしっかりとやります。

葉がある時期に植え替えを行う場合は、植え替え後に直射日光を避け、日影で約1週間程度管理して養生させましょう。その後、通常の管理場所に戻して育てます。
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深さ30cm〜40cmの穴を掘ります。大きな石があれば取り除いておきましょう。

赤やピンク系の花を咲かせたい場合は、苦土石灰を1平方メートルあたり100g〜150gほど入れて、土壌の中性化(pH7.0)を図ります。

中和反応には約1週間ほどかかるため、反応を待ってから掘り出した土に腐葉土か堆肥を加えます。庭土に対しては3割から4割の割合で混ぜましょう。さらに、化成肥料を説明書に記載されている規定量を入れ、よく混ぜて用土を作ります。

可能であれば、用土を1週間程度寝かせて、土と植物の馴染みを高めます。これにより、根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻し、その中に株を慎重に配置します。隙間に土を詰め、最後にたっぷりと水をやって植え付けを完成させます。
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管理場所

アジサイは強い日光と乾燥が苦手なため、年間を通して半日陰の環境で管理することが望ましいです。

特に冬季には、寒風が通り抜ける場所での管理には注意が必要です。寒風は冷たく、乾燥しているため、花芽や新芽が枯れる可能性があります。寒風の直接的な当たりを避け、もし当たる場合は寒冷紗などで保護することが重要です。

剪定・切り戻し

開花が終わった6月〜7月に適当に切り戻します。他の時期に剪定すると来年の花芽を落とすことになります。6月〜7月はまだ開花しているので、剪定しにくいですが来年開花させるためには心を鬼にして剪定しましょう。

剪定の詳細は
を参考にしてください。

花が咲かない場合は以下のページを参考に。

病害虫

病害虫はほとんど発生しないですが、たまにカイガラムシ、アブラムシ、コガネムシ、ウドンコ病、モザイク病(ウィルス病)、斑点病、炭そ病が発生します。
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