イトバハルシャギクの育て方

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イトバハルシャギク
イトバハルシャギク
科名キク科
属名コレオプシス属
学名Coreopsis verticillata
別名糸葉春車菊
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
剪定
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イトバハルシャギクの特徴は?

イトバハルシャギクは北米に自生するキク科コレオプシス属の多年草(宿根草)で、環境が合えば毎年開花します。ちなみに無印のハルシャギクは一年草です。

イトバハルシャギクは痩せた土地で、乾燥していてもよく育ち、暑さにも強いですが、多湿がちょっと苦手で繁茂すると夏に腐って枯れてしまいやすい。

花はキク科らしい形状で黄色が主。キバナコスモスにも似ている。葉っぱが細く、雨に濡れる姿は愛らしく、風に揺れる様子は涼やかで、流通している品種は大体、草丈が30cm〜50cmと扱いやすいのですが、葉っぱがパっと見た時に最強の雑草のスギナに似ていて、ドキっとする…かもしれない。
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水やり

通常の水やり。庭植えであれば、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。乾燥する時期は様子を見て水やりをしてください。

鉢植えの場合は土が乾いたら鉢底から出るくらいに水をやります。受け皿に溜まった水は捨ててください。夏は水切れするので朝と夕方の2回水やりをしましょう。

肥料

痩せ地でも育つ植物なので植え付けの元肥を入れたら、あとは肥料がなくてもいいです。ただ、鉢植えの場合は、成分が水やりで流れ出やすいので様子を見て液体肥料をやるといいです。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

春に苗が流通するのでこれを植え付けます。寒さにも強い植物なので、秋に植えて春以降の開花を待っても問題ないです。

鉢植えは毎年、植え替えをするといいです。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。もしくはここにパーライト・川砂・軽石小粒などを1割ほど入れて水捌けをよくするといいです。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
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鉢の植え付け・植え替え手順

8号〜10号に1苗を植え付けます。1苗で大きくなるので横長の通常のプランターは向かないです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。ポット内に根がビッシリとなっていたら、ほぐして植えると根が広がりやすいです。

植え替えの場合は、古い土を3分の1ほど落として植え替えましょう。
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庭植えの手順は?

深さ30cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割ほど混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は30cm〜40cmほど空けて植えます。

管理場所

日当たりを好みます。ただ夏の多湿がちょっと苦手ですので、鉢植えであれば、夏は風通しの良い半日陰に移動させるといいです。

冬は寒さで地上部が枯れますが、春になるとまた芽吹きます。寒さにはかなり強いです。枯れたら、地上部を刈り込んでおきましょう。刈り込まないと春以降に新芽が出た時に枯れ葉と新芽がゴチャっとなって汚いです。

剪定・切り戻し

1年目はさほどでもないですが、2年目以降は繁茂して、風通しが悪くなり腐って枯れ込みやすくなるので、梅雨前・夏前のどこかで一回、株全体を半分〜三分の1の高さまで刈り込んで傷んだ葉っぱをむしって風通しをよくします。

これは蒸れ対策にもなりますし、摘芯にもなります。夏を越せば、またしっかりと開花してくれます。

病害虫

ほとんど見られない。
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