シソの種まき・育苗
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シソの種まき・育苗のまとめ
シソはこぼれダネで増えるくらいなので、繊細な管理は不要です。用土で苗床を作ってタネをまいて、乾燥しないように日陰で管理していると発芽します。ただ、1家庭で4株〜5株ほどあれば、消費分を収穫できるので、普通は苗を買います。種まき・育苗
一晩水に漬ける
種まきする前日に、種を水につけます。お皿でもいいです。タネは非常に小さいので、丁寧に入れましょう。水を吸うことで発芽しやすくなります。用土
シソ栽培に使うような一般的な培養土でいいです。苗床・種まき
器で水が抜けるならば問題ないです。ビニールポットが便利なので、これを使います。豆腐のパックでも発泡スチロールの器でもいいです。これらに穴を空けて水が抜けるようになっていればいいです。用意した器に上記の用土を入れ、水をまずやってから、種をまきます。種をまいてから水をやると、種が流れていってしまうので、水やり後に種まきです。ビニールポットや区切りのある器なら1個につき2粒か3粒。区切りのないものなら1cm間隔になるように種まきします。種まきしたら、土をうっすらかぶせます。土は保湿のためのものです。シソのタネは日光が少し当たっていないと発芽しないので、分厚く土を被せると発芽しなくなります。
管理
種は発芽に20度必要。15度でも発芽しますが、発芽まで時間がかかるし、一斉には発芽しない。種まきは20度以上になる5月以降が無難。それ以前にするのであれば、室内で管理し、加温・保温する必要があります。保温して発芽させるのであれば、保温できる育苗ポットを使うといいです。
あとは、明るい日陰で管理し、乾燥しきらないように水やりをしていると一週間で発芽します。寒いと二週間以上かかることもあります。
タネは採取してすぐだと発芽しません。シソの種は六ヶ月の休眠期間を経て発芽します。
発芽後
発芽したら、元気のよい株を残して、間引いていき、株間が15cmになるまで間引く。もしくはビニールポットに1株になるように間引きます。苗の生育には15度必要。苗なら4月下旬でも大丈夫です。鉢や庭に植える
本葉が3枚か4枚になったら庭や鉢に植え替える。植え付けの手順については
を参考にしてください。
水耕栽培にする場合は、
を参考にしてください。
種の採取とこぼれダネ
シソはこぼれダネで翌年も生える――が、シソの穂からこぼれる種は周囲に飛び散りにくいために、翌年広範囲に生えず、一箇所から大量に芽吹く・そのために間引きしなくてはならず、結局、収穫は少ない。種子を採って翌年の春にばら撒くのがもっとも効率が良いです。ちなみにこぼれダネ・自家採取の株は徐々に香りが鈍くなる。香りが鈍くなったら新しい苗を買って植え、古い株は廃棄しましょう。
種は採種してジップロックに乾燥剤と一緒に入れて、押入れにでも。もしくは冷蔵庫へ。一年で発芽率が下がるので、翌年の春に必ずまきましょう。まけなければ廃棄します。シソのタネは100均でも売ってるので、そんなに必死にならなくてもいいです。
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