水耕栽培の方法まとめ…ペットボトルでシソ【大葉】の水耕栽培

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シソ(大葉)の水耕栽培

このページではシソ大葉)の水耕栽培についてまとめています。

シソ(大葉)の水耕栽培のメリットとデメリット

水耕栽培のメリット
シソを春から夏にかけて食べたい人で、自家製の無農薬でなおかつ虫がついていないものが欲しい人は水耕栽培がいいかもしれません。室内で管理するので、虫がつきづらいし、虫がつきづらい以上は農薬もほぼ不要。また、水耕栽培の方が生育が早い、ってことは収穫も早い。また室内で育てるわけですから、普通ならシソが育たない時期でも収穫が可能です。
シソの水耕栽培キットなんてものもネットでは販売されています。

土に植えて室内で育てる!って人もいるんですが、土から虫が湧いたりするので、水耕栽培の方がいいです。

デメリット
デメリットってあんまりないですね。

栽培の手順

まずは最初の1株を

まずは最初の1株を
シソの最初の一株をどうするか?そこが問題です。水耕栽培で最初の一株を育てて、その株から新芽をとって株を増やしていけば、いくらでも株は増やせるのですね。だから、最初の1株をどうするのか?です。

種子から発芽させるって人もいるんですが、いや、もう素直に苗を買いましょう。苗を一つ買って、それを水耕栽培にしましょう。もしくは、近所にシソを育てている人がいたら、挿し芽にする葉っぱが数枚ついているものを一本もらいましょう。
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器を用意する

器を用意する
ペットボトルから器を作ります。
とても簡単です。

500mlのペットボトルの飲み口の部分を切って、逆さにして突っ込んで終了です。これで水耕栽培の器ができました。シソが落ちず、水やりも簡単。そして安価。文句なしの水耕栽培キットです。これ、他の植物でも利用できるので「作り方」を覚えているといいですよ。

シソをセットする!

根のついていない挿し芽の場合、切り口を水につけていると一週間から二週間ほどで発根します。発根するまで時間がかかりますが、一旦発根すると一気に伸び、葉っぱも増えます。

根のついた苗を買った場合は、土を全て落としてから、水耕栽培キットに突っ込みます。根が多少切れても問題ありません。土は水で洗い流してください。シソは強い植物ですし、土に植わっていた時に生えた根は「土用」の根であって、「水耕栽培用」の根ではないです。水につけていると入れ替わってしまうものですから、現在の根は落ちても気にしないでください。

必ず「茎」が水に浸かっているようにしてください。そこから水耕栽培用の根が出てきますから。

栽培管理

水と肥料

水は必ず茎の部分に触れているくらいにやってください。

あとは水を切らさないようにして、野菜用の液体肥料をやるようにします。シソは肥料が多いと味が薄くなったり、エグくなるので、食べることを考えると控えめにしますが、生育を促すためには絶対に必要です。
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摘芯

シソを育てる時には摘芯をします。摘芯とは一番先の新芽を切ってしまうことです。摘芯をすることで脇芽が出てきて、葉っぱが増え、収穫が増えます。ただし、摘芯をすると、一枚一枚の葉っぱが小さくなってしまいます。お店で売ってるような葉っぱにしたいならば、摘芯はしません。

摘芯した芽は同じように水挿しして、水耕栽培にして、株を増やしましょう。
最初の一株から、新しく株を作るためには摘芯をしないといけない。そこで、最初の一株は摘芯するが、次からの株は摘芯しない!ってのがいいです。

1家族で必要な株はシソ大好きな家庭であっても、せいぜい4株か5株。それ以上あっても食べきらない。

花は摘む

花は摘む
花が咲くと、枯れてしまうので、花茎が伸びてきたら、すぐに摘んでください。ハサミで切ってしまいます。
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収穫

種子から発芽させる!って人は3月から室内で発芽させて収穫することもできますが、それはかなりマニアックな人。普通はシソが出回る4月から寒さで枯れる10月まで。この間に適宜収穫する。

栽培のコツ

半日陰で

シソは日光を好む植物なんですが、日光をしっかりと浴びると「葉が硬く」なって美味しくなくなります。そこで半日陰というか「木漏れ日」で育てるのが美味しいシソを育てるコツです。これは水耕栽培でも土栽培でも一緒です。室内の窓辺に置いてレースのカーテン越しの日光を当ててやります。

シソの水耕栽培は根がえらく広がります。広がりすぎて、根が器の中でいっぱいになる。根は水の中から酸素を吸い上げているので、根が多すぎると窒息します。それに、植物は「根が伸びる=葉っぱが増える」もので、根が広がるスペースがなくなると新芽も出てこなくなります(根詰まりってそういうこと)。そこで、根が多いようならば、根をハサミでちょきちょきと切ってしまいます。散髪感覚で三分の一ほど切ってしまいます。
器にいっぱいになったら、です。

ペットボトルに日光が差し込んでいると、ペットボトル内に「藻」が発生します。何かに包んで日光を遮ることで藻が発生しににくなりますし、見た目も良いです。新聞紙やチラシで包んでもいいですし、あまった靴下でもいいです。

水が腐る

水を足すのではなく、時々は水を全てきれいなものに入れ替えます。真夏だと水が腐るのが早いので、毎日か2日に一回入れ変えます。その度に液体肥料を入れることになるので、結構お金がかかります。

水が腐ると根も腐りやすい。水の中に竹炭を入れると腐りにくくなる。
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