オオニソガラム・サンデルシーの育て方
TOP > キジカクシ科 > オオニソガラム最終更新【】オオニソガラム・サンデルシー
科名 | キジカクシ科 |
属名 | オオニソガラム属 |
学名 | Ornithogalum saundersiae |
別名 | ソンデルシー |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え |
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オオニソガラム・サンデルシーとは?
オオニソガラム・サンデルシーはユリ科(キジカクシ科)オオアマナ属(オオニソガラム属)の南アフリカ原産の春植え・夏咲きの球根。雌しべが黒く、白い6枚の花びらがあり、見た目は「オオニソガラム・アラビカム」と似ていますが、花びらが少し丸いことと、花茎が80cm〜100cmに伸びること、そして開花時期が夏(7月〜8月)と全然違います。
草丈80cm〜100cm
管理場所
日当たりで管理します。耐寒性はなく、冬は掘り上げて暖かいところで管理します。耐寒温度は10度前後だと思われます。オガクズを入れた箱に入れて、春までリビングの棚の上などで管理します。春(4月)になったらまた植え付けましょう。
水やり
球根植物で乾燥に強く、過湿にすると腐りやすいです。水やりは控えめにし、土が乾いてから水をやり、濡れているうちは水やりをしないようにします。受け皿の水は捨ててください。肥料
植え付けの際に元肥を入れれば、追肥は不要です。追肥すると球根が腐りやすくなります。植え付け
時期
気温があがり、霜が降りなくなる4月の下旬に植え付けます。寒冷地では5月になります。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土3を混ぜたものを使います。庭植えにする場合は、前もって苦土石灰で中和してから植え付ける。鉢植えの植え付け手順
鉢植えなら8号〜10号鉢に球根1つを植え付けます。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて完成です。植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。庭植えの植え付け手順
庭植えの場合は、植え付けの2週間前に深さ20cmを掘り返して、苦土石灰を1平方mあたり100g〜150gを入れて中和させます。1週間で中和し終わるので、1週間後に、この土に腐葉土か堆肥を2割追加し、少量の化成肥料を入れて、よく混ぜて用土とします。水はけが悪い場合は、川砂・軽石などを入れて水はけをよくしてから、さらに1週間寝かせて土をなじ混ぜてから植え付けます。球根の頭が球根一個分くらいの深さになるように植えて、株同士は30cm〜40cm空けて植え付けます。
植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。
花ガラを摘む
花がしぼんだら花茎の根元から切ってしまいます。放置していると種子を作ろうとして弱ってしまうからです。掘り上げる
夏がすぎ、気温が下がってきて、葉っぱが黄色くなってきたら掘り上げます。霜が降りるようだと球根が枯れてしまうので、最低気温が10度に近づいたら掘り上げましょう。掘り上げたら、保温用のオガクズで包んで箱に入れて、リビングの棚の上などで管理します(リビングは暖房がかかっていて、暖かい空気は上に貯まるので)。病害虫
葉枯病・軟腐病土の水捌けが悪い場合や、雨晒しにしていると、雑菌が繁殖して球根が腐ってしまいます。
アブラムシ
小さな虫で新芽や葉にたかって汁を吸って変形させてしまいます。変形すると花が咲かなかったり、変な形状で咲くので、発見次第駆除します。前もってオルトラン粒剤を株元にまいているといいです。
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