オオニソガラム・ダビウムの育て方

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オオニソガラム・ダビウムの基礎データ

オオニソガラム・ダビウム
科名
キジカクシ科
属名
オオニソガラム属
学名
Ornithogalum dubium
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
オオニソガラム・ダビウムの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

オオニソガラム・ダビウムとは?

オオニソガラム・ダビウムはユリ科キジカクシ科オオアマナ属(オオニソガラム属)の南アフリカのケープに自生する球根植物。オオニソガラムというと白くて鮮やかな色合いですが、ダビウムは黄色・オレンジ・クリーム色などです。草丈が20cm〜30cmと低いです。

秋に球根を植えて、秋に芽が出て、越冬させて開花するのは5月前後となります。その後、夏になると休眠し、秋になるとまた芽を出します。

草丈20cm〜30cm

ダビウムの管理場所

秋は日当たりで管理します。

寒さには弱く、霜に当たると枯れないまでも葉が傷み、何度か当たると弱ってしまうので霜の当たらない軒下で管理します。耐寒温度は5度〜0度で氷点下まで下がる夜は室内の日当たりに移動させます。なので庭植えより鉢植えが適している植物です。
なんて書くと面倒ですが、冬の寒さ以外は頑健で育てやすい植物です。

気温が上昇してきたら日当たりで管理します。梅雨時期は雨の当たらない軒下がいいです。雨晒しにしていると球根が腐ります。夏は高温で地上部が枯れて休眠しますので、この時期は日陰で管理します。

ダビウムの水やり

土が乾いていたら水をやります。球根植物で乾燥に強く、過湿が苦手なので、水やりは控えめにしましょう。

夏になり地上部が枯れてきたら、水やりをやめます。夏の間は水を一切やらず、風通しの良い日陰で管理してください。気温が下がって、最高気温が20度を切る頃…9月〜10月から水やりを再開します。

ダビウムの肥料

葉っぱが出てきてから、緩効性化成肥料を少量、株元に置きます。オオニソガラム・ダビウムは肥料が多いと花が咲かないこともあるので、あくまで控えめにしますが、まったくやらないと球根が太りにくく、太らないと来年開花しないことも稀にあります。

植え替え・植え付け

最高気温20度を切った9月〜10月ごろに球根を植え付けます。8月に休眠して掘り上げた株も同じように植え付けます。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

植え付け手順

ダビウムは小さめの球根なので5号〜6号の鉢に球根5個〜6個植えます。
鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を鉢の深さの3分の1ほど入れて、その上に用土を入れて、球根を配置します。球根は球根の頭が「球根一個分」の深さになるように植えます。球根同士も球根1個分くらいあけて植えます。隙間に用土を入れて、完成です。

植え付け後に水をやらず、芽が出てから水やりをはじめます。

花ガラ摘み

花が咲いてしぼんだら、花茎の根元から切ってしまいます。放置していると種子を作ろうとして球根が弱ってしまいます。開花したらすぐに摘んで、水揚げをして切り花として室内に飾るといいです。切り花としてかなり長持ちです。

掘り上げる

7月〜8月に葉っぱが徐々に黄色になって枯れたら掘り上げて、ネットの袋に入れて日陰で吊るして保存しておいて10月前後に植え付けます。

病害虫

葉枯病・軟腐病
梅雨に雨晒しにしたり、土の水はけが悪いなどすると、腐って枯れてしまいます。

アブラムシ
新芽にたかって芽を変形させてしまうため、花が咲かないこともあります。発見次第、水で吹き飛ばすか、薬剤で駆除します。もしくは前もってオルトラン粒剤を散布しておくといいです。
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