ハマオモトヨトウ…ヒガンバナ科を食害する害虫!生態と駆除

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ハマオモトヨトウ

ハマオモトヨトウはヤガ科の蛾の一種で、この幼虫がハマユウハマオモト)、ヒガンバナアマリリスタマスダレスイセンなどのヒガンバナ科の植物の葉や球根を食べる。
ヒガンバナ科というと毒があり、そのおかげで害虫は付きにくいのですが、ハマオモトヨトウとスイセンハナアブはヒガンバナ科の毒が効かない代わりに専門的に食害します…つまりは他の植物は食べません。この手の専門的に食害するタイプは大量発生して一気に害を与える傾向があります(チャドクガ、オオスカシバなど)。

世界広範囲に分布しています。地域によっては絶滅危惧種(レッドデータ)とされますが、んなことはガーデナーにとっては、どうでもいいです。めちゃくちゃな食欲で食害してきますので。

単に「ヨトウムシ」というと、昼は土の中に潜んでいて、夜に現れて葉っぱを食害するものなんですが、ハマオモトヨトウは昼間っから葉っぱを食べています。ちなみに土の中に潜む能力もあります。ところで、ヨトウムシって名前は成虫じゃなくて幼虫に対して付けられてるよなぁと思う。メインが幼虫なんですよね(害があるから)。

数十個〜100個の卵を葉っぱの裏に生みつけ、これが孵化して葉の中に住んで食い進む。食害しつつ成長し、大量の糞を残す。4月から10月の間に2回か3回、発生する。ヒガンバナ科の球根植物の葉っぱは昨年、球根内に溜め込んだものが出ているため、今年出た葉っぱが食べられたら、今年は新たな葉っぱは出てこない。なので、葉っぱや球根を食害されると、生育は止まり、枯死しなくても来年の葉が減り、花が咲かなくなります。なので、食害が発生すると非常にムカつく。

幼虫が成長すると、サナギになり、成虫(=蛾)になってあらたな卵を産む。冬は蛹で越すので、一度発生すると毎年発生しやすい。葉っぱだけでなく、球根、花、実も食べる。

ハマオモトヨトウの予防

オルトラン粒剤
粒剤は株元にまくと土に溶けて、植物が根を吸い込んで、その植物を食べた虫が死ぬという薬剤なので、効かせるためには虫に食べられる必要がある。発生してから使うのではなくて、発生する前に予防として使います。
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ハマオモトヨトウの駆除

まずは捕殺する

発生した幼虫を捕殺します。ただ、一匹「見えて」いるなら、その何十倍ものハマオモトヨトウがいると考えましょう。捕殺して踏み潰しても、それで終わりじゃないです。薬剤を使いましょう。

4月以降に葉っぱの裏に卵を産みつけるので、葉っぱの裏をチェックして、これを取り除く。冬は株の近くで黒いサナギで潜んでいるので、これも踏み潰しておくといいです。

薬剤で駆除

少量であれば取り除けばいいですが、小さな幼齢幼虫は葉っぱの中に潜んでいるため目に見えず、目に見える大きく育った黒い老齢幼虫を取り除いてもそれだけでは意味がない。BT剤という薬剤が人間には影響がなく、ハマオモトヨトウを含む、ヨトウムシ・芋虫系に効くので、これを使って駆除します。一回だけでなく、継続して散布して駆除します。

BT剤は
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などがあります。

ヨトウムシ対応のその他の薬剤は
にまとめています。参考にしてください。

駆除が次の発生を予防する

発生してしまったら、とにかく早めに駆除します。まずは駆除。駆除することが次の発生を抑制します。その上で次の発生をオルトランで予防するようにします。
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