パンジーの育て方(簡略版)

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パンジーの育て方(簡略版)
パンジーの育て方(簡略版)
科名スミレ科
属名スミレ属
学名Viola×wittrockiana
別名三色スミレ・遊蝶花・胡蝶草
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料
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パンジーとは?

パンジースミレ科の一年草。スミレ(ビオラ)の一種から改良された品種群だが、ビオラとパンジーの違いは現在はほとんどないです。初心者向けのガーデニング材で栽培自体は簡単で、日光と水と肥料があって、花ガラ摘みをしっかりすれば、冬に長期間開花する。
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このページはパンジーの育て方を簡単に解説しています。より詳細は育て方は以下のページを参考にしてください。

パンジーの水やり

庭植えの水やり

庭植えにしたら、自然に降る雨だけで十分。ただし、3月以降の気温が上昇する時期になるとパンジーが生育して水を欲しがるようになり、庭植えでも水切れで萎れることがあるので、しおれないように水をやる。

鉢植えの水やり

土が乾いていたら水をやる。鉢の底から水が染み出すくらいに、たっぷりと水やりをする。パンジーは冬でも割と水を欲しがるので、水切れしないようにする。また3月以降はよく生育して水を欲しがるので水切れに注意する。

パンジーの肥料

開花時期は肥料をやる。緩効性固形肥料(化成肥料)を1ヶ月に一回やるか、液体肥料を2週間に一回か、1週間に一回やる。液体肥料の方が管理しやすいが、高価だから広範囲に大量にパンジーを植えているなら化成肥料をどうぞ。

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パンジーの植え付け

時期

暑さに弱いので最高気温が20度以下になってから、霜が降りる直前の10月中旬までに植え付けをする。それ以降でも植え付けは可能だが適しているのは10月前後です。

パンジーの用土

普通の培養土で植える。もしくはビオラ・パンジーの専用の土があるので、これで植え付けます。
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鉢植え

6号鉢なら苗1つ、10号鉢なら苗3つ。プランターなら横三つを植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、苗を入れて、隙間に用土を入れます。最後に鉢底から水が出てくるくらいにしっかりと水やりをして完成です。

夏までには枯れるので植え替えはしません。

庭植え

庭土を深さ20cm掘り返し、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割の割合で追加して、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば土を1週間寝かせて馴染ませるといいです。穴に用土を半分戻して、株間15cm〜20cmで苗を配置して、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。

パンジーの管理場所

日光にあてないと徒長し、病害虫にかかりやすくなり、開花も鈍くなりますので、とにかく日当たりで管理してください。半日陰でも生育はしますが花が少なくなります。寒風に当たると葉っぱが紫になりますが、よほどじゃないと枯れない。でも、生育が悪くなるので鉢植えなら寒風に当たらないように移動するといいです。

5月以降は暑さで弱って枯れてしまうので、4月〜5月のうちに春〜夏に育つ植物に植え替えるといいです。以下のページを参考にしてください。

パンジーの病害虫

カイガラムシ・ナメクジ・ヨトウムシ・灰色カビ病・コガネムシの幼虫など。

害虫は3月以降に発生しやすいので3月に浸透して害虫を駆除するオルトランを散布しておくといいです。
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作業

剪定・切り戻し

開花しているときは花ガラ摘みと兼ねて、先を摘芯する。摘芯とは植物の先を切って、次の葉っぱの根元から脇芽を出させること。3月以降は蒸れを避けるため、適当な時期に全体を草丈の半分くらいに刈り込んで風通しをよくする。

パンジーの花ガラ摘み

花がしぼんだら、萎んだ花(=花ガラ)を摘む。摘むと次の花が咲きやすくなる。

伝承・由来など

パンジーはスミレ科スミレ属…つまりビオラの品種改良で作られたもの。本来はビオラが学名で、パンジーは品種名ですが、現在はその境目は曖昧となっています。
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