ニンニク栽培の注意事項

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ニンニク栽培の注意事項

概要
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特徴・由来・伝承

エジプトでは紀元前3200年には栽培されていました。日本には8世紀には渡来していました。ニンニクは非常に強壮作用があって性欲が増大することから、お寺では煩悩が沸く食物として禁じられていました。ちなみにお寺で禁じられている植物は他に、ネギ・ラッキョウ・アサツキ・ニラとネギの仲間ばっかりです。
●ジャンボニンニクはニンニクとは別種。リーキの仲間。味は同じ。育てる上では気にしないでいいです。単なる豆知識。
●肥料を食う。ニンニクが土地の地力を吸い上げるため、ニンニクを植えると場合によっては後、雑草が生えにくい、という話もあるとか、ないとか。

冷蔵庫に保存すると芽が出にくい

冷蔵庫に入れておくと芽が出ない?
ニンニクはスーパーでも食用のものが売られていますが、アレは芽が出ないように一定期間冷蔵庫に入れられて休眠させています。なので植えても芽が出ても不揃いになりがちです。これは植える用の種球根(種ニンニク?)も同じで冷蔵していると芽が出なくなります。逆に食べる用のニンニクでも芽が出るならば植えれば収穫が出来ます。

家庭菜園のニンニクはおいしい!

家庭菜園のニンニクはおいしい
スーパーのニンニクは保存のために乾燥させています。自家取り野菜はこの乾燥過程が無く、素揚げをするとホクホクしておいしいです。どう食べても香りが強く、ニンニク栽培者はリピーターが多いです。
●長期保存のためには乾燥は必須。収穫後すぐに吊るして乾燥させる。保存場所は冷暗所で風通しのいい場所。
自家製ニンニクの保存方法

毒草に注意!

庭にちょっと育てる時は毒草に注意!
ニンニクと行者ニンニクは見た目が全然違いますから、ここに書いても仕方の無いことかもしれませんが、一応。
行者ニンニクはスズランイヌサフランなど、よく似た毒草があります。これらは食べると最悪死にます。稀なケースではなくてチョコチョコと聞く話なので、行者ニンニクを育てる場合は、どこに何を植えているかハッキリと分かるようにしておきましょう。

品種のまとめ

●皮がピンクのニンニクは北海道のピンクニンニクと土佐ニンニク。山形の最上赤ニンニクは皮もかなり赤い。福地ホワイト六片は福地村の在来種だった。
●スペインニンニクは暖かくなってからグイグイ生育する。
●中間地でホワイト6片だとサビ病が発生して全滅しやすい。ホワイト6ペンは寒冷地向き。暖地でも育てられないわけじゃないが、ニンニクは地域地域の在来種があり、これを育てた方が無難。
●味・香りのランクは嘉定・島ニンニク>ホワイト六片・上海早生>平戸>ジャンボニンニク
●ニンニクの芽が出る品種は玉が小さい?
●激安の中国産のニンニクも品種を見ると日本の品種ということが多い。それを育てれば出身は中国でも国産品です。ただし、安いニンニクは質が悪く、植え付けても上手く育たないことが多い。
●安くて、品種も分からないニンニクが売られているが、皮が向きづらい・匂いが薄い・味が悪い・生育が悪いなど、結局後悔することになる。ちゃんとした品種を購入するべき。
●ニンニクは増えるので国産の高いやつを買って増やした方がお得ですよ。安い中国・スペイン産より。ただ「味の好み」ってあるので絶対じゃないけど。
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