自家製ニンニクの保存方法

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ニンニクは保存するべきか否か

スーパーのニンニクは保存のために乾燥させています。つまり時間が経っています。自家製ニンニクのいいところが、取れたてを食べられること、やはり採れたての生ニンニクは匂いが良いです。

できるならば自家製ニンニクの利点を生かして早めに消費するのが賢明というもの。でも、ニンニクは1個が数個に分球して結構な量に増えますから、早めの消費といっても限界があります。

まぁ、普通に考えて食べきれませんから、毎年乾燥保存作業は必須です。乾燥させないと保存は厳しい。地域によっては大した手間も無く乾燥できます。

ニンニクの保存方法について

収穫時期

5月〜6月に収穫します。ニンニクは鱗茎が太ると、地上部の葉が枯れ込んできます。前もって一つ収穫してみて鱗茎の様子を見て判断します。葉っぱが半分以上黄色くなってきたら、収穫する前は水やりをストップし、晴れた日に掘り出して収穫します。

とにかく乾燥気味にして収穫しないと、後にカビ・腐敗の原因となるので、水やりを止め、雨を避けて収穫します。あんまりに植えっぱなしにしていると大きくなりすぎて、鱗茎が地上部に出てきて、腐ってしまいますので、あんまり遅くてもダメ。梅雨までには収穫するといいです。

収穫は引っこ抜けば簡単です。

干して乾燥させる

収穫後にまず、軒下の雨の当たらない日向・半日陰で2日〜3日ほど乾燥させて水分を飛ばします。水分が飛んだら、葉(茎)を10cm〜15cmを残して切り、根も切り取って、雨の当たらない日陰で1ヶ月ほど干します。干して、表面が乾いてきたら皮をむく。むいたら乾燥を繰り返し、麟片の外側に何層か皮が残っていてスーパーで売ってるのと同じ感じのところまで剥いたら、10個づつを束ねて、軒下や納屋で吊るして保存します。多少、芽は出ますが気にせず消費しましょう。

スーパーで売ってるのは皮が残っている。麟片(中身)まで見えるくらいにしっかりと剥いてもいい。剥いたほうが腐りにくい。革が水分を吸って腐ってカビますので、剥いた方がいいです。

葉っぱまで落とすのは出来るだけ早く乾燥させるため。とにかく腐る。せっかく吊るしたのに大半が腐った、ということもよくある。

保存

紐で結ぶのはかっこいいけど、技術が必要ですし、時間がかかるので、ミカンネット・ストッキングに入れて吊るして保存するのが楽で便利です。
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冷蔵保存

乾燥させたら、紐でくくって吊るしてもいいですが、新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておくと保存がききます。冷蔵庫での保存は2ヶ月ほどです。

冷凍保存

冷凍庫に保存もできます。冷凍保存する場合は、皮を全て取り除き、ジップロックなどに入れて、冷凍します。冷凍保存の場合は半年ほど保存ができます。
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