5月のラベンダーの栽培…貴重な生育時期
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5月のラベンダーの栽培
5月になるとさらに気温が上昇し、日照時間が増え、湿度も低い日が続きます。ラベンダーが生育するにはピッタリの気候になります。日本で育てるとこういうラベンダーに適した期間は少ないです。夏は暑すぎて、なおかつ湿度が高くて枯れやすい時期ですからね。ラベンダーをスクスクと生育させるには、5月6月の上旬(梅雨入り前)、10月前後の貴重な生育時期にしっかりと日光に当てて生育させなくちゃいけません。5月には母の日があり、ラベンダー株もプレゼントとして出回ります。よく見かける時期です。
まとめ
●水やりは乾燥気味に管理。土が乾いてから二、三日して水をやる。
●肥料はやらない。
●開花しているなら植え替えはしない。開花していないならしてもいい。
●しっかりと日光に当てて生育させる。
●挿し木ができる。
●花がらを摘む。
●水やりは乾燥気味に管理。土が乾いてから二、三日して水をやる。
●肥料はやらない。
●開花しているなら植え替えはしない。開花していないならしてもいい。
●しっかりと日光に当てて生育させる。
●挿し木ができる。
●花がらを摘む。
水やり
鉢植えの水やり鉢植えの土が乾いてから、二、三日経ってから水をやります。ラベンダーは乾燥に強く、過湿(=水のやりすぎ)が苦手です。乾燥気味に管理するのが大事なポイント。生育するからといってジャブジャブ水をやっていると根腐れします。
●受け皿の水は捨ててください。
庭植えの水やり
もしも庭植えしたばかりならば、根付くまでは水やりをします。根付いた後は水やりは不要です。自然に降る雨だけで十分です。
肥料
肥料はやりません。植え付け・植えかえ・種蒔き
ラベンダーは開花しているときに根をいじると傷んでしまい、生育不良を起こして、場合によっては枯れてしまいます。ストエカス系・デンタータ系は4月から開花、それ以外も5月の下旬には開花しています。開花していないなら植え替えをします。開花しているのであれば、植え替えは秋以降にします。それまでは我慢しましょう。植え替え方法は以下のリンクを参考にしてください。
店頭に並ぶ鉢植え
5月には母の日があり、母の日のプレゼントにも自宅用にもラベンダーの鉢植えが出回ります。店頭に並ぶラベンダーは開花しています。開花していないと商品になりませんからね。ってことは植え替えはNG。植え替えをしたくても開花が止まるまでは我慢です。植え替えは夏を越した9月10月あたりにするようにします。もちろん9月10月でも開花していない時期です。
挿し木
アングスティフォリア系(イングリッシュラベンダーなど)は寒冷地でない場合(暖地・中間地)は、2年か3年で株が弱って枯れてしまいます。そこで、継続してラベンダーを育てたい場合は挿し木で株を増やすようにします。保険ですね。穂をとって水揚げしてから、赤玉土に挿していると一ヶ月で発根します。
●4月5月と9月10月あたりが挿し木の適した時期。
●4月5月の挿し木は夏越しの保険も兼ねています。
●4月5月の挿し木は夏越しの保険も兼ねています。
種まき
プテロストエカス系は種まきが可能です。
管理場所・日当たり
日光に当てて!ラベンダーが生育する貴重な月。5月はしっかりと日光に当てて、生育させてください。株が強く育つことが夏越しの成否に関わる要素です。風通しの良い日当たりで育ててください。
●日光不足になると徒長(=ひょろ長に育つこと)します。
霜に注意
5月はほとんど霜が降りない時期ではあるんですが、たまーに霜が降ります。関東でも5月の第一週ではたまーに降霜があります。東北でもあります。プテロストエカス系(レースラベンダー)は霜に当たると枯れるので、寒くなるなら室内に取り込んでください。
花ガラ摘み
花を摘むラベンダーの花をそのままにしていると株が弱ってしまうので、早めに花を摘んでしまいます。切り花として楽しむことも出来ます。
来月は?
先月の育て方はを参考に。
来月以降は
を参考にしてください。
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