皇帝ダリアを低く育てるための摘芯の方法
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皇帝ダリアを低く育てるための摘芯の方法
皇帝ダリアは4m以上に育ちます。広い土地に植えたり、倒れても問題ない場所以外ならば、支柱を立ててやります。しかし皇帝ダリアを支える3mの支柱なんてそうそうありません。そこで、1mほど育った当たりから、こまめに摘芯します。摘芯すると上へと伸びるのをかなり抑えられます。これで2m前後に抑えることも出来ます。ただ、皇帝ダリアを栽培する人は抑えるより「できるだけ高く一本立ちに」って人が多いですね。その方が「皇帝ダリアらしい」からです(それでも、管理のしやすさと安全を考えると高さは抑えた方がいいです)。このページでは皇帝ダリアの摘芯・剪定をして小さく抑えるコツについてまとめています。
皇帝ダリアの摘芯の目的


●皇帝ダリアが倒れて、家に寄りかかってしまうこともある。
●倒れて人に当たってしまうかもしれない。ま、実際に事故が起きたという話は聞かないんですが、十分起きうるんですよね。特に道沿いに植えている場合は。
●倒れて、自分の庭の他の植物を直撃するかも。
●小さくまとめる場合でも支柱は立てましょう。危険ですので。
の支柱の立て方(台風・強風対策)
●倒れて人に当たってしまうかもしれない。ま、実際に事故が起きたという話は聞かないんですが、十分起きうるんですよね。特に道沿いに植えている場合は。
●倒れて、自分の庭の他の植物を直撃するかも。
●小さくまとめる場合でも支柱は立てましょう。危険ですので。
の支柱の立て方(台風・強風対策)
手順
最初の摘芯

70センチから80センチと数字を挙げましたが、これは目安であって、多少皇帝ダリアの大きさが大小しても問題無いです。摘芯はした方がいいです。
もっと小さい段階で摘芯をする人もいる。その方が脇芽が増えて株が大きくなる。
一番上の節の断面を塞ぐ

これを防ぐために、断面にビニール袋をかぶせて水が入らないようにします。袋は輪ゴム・紐・テープなどで固定します。茎内部に水が入らなければいいので、アルミホイルでもいいです。
断面はいずれ、小さく閉じてしまいますので、そうなったら袋は取り外して問題ありません。
●雨の少ない時期ならば、晴れの日に摘芯すれば、すぐに傷口がしぼんで問題無いのです。だから袋をしない人は多い。皇帝ダリアの株が少ないのであれば、用心して断面を袋で覆ってしまいましょう。
●透明な袋で断面を覆っていれば、すぼみ次第、取り外せる。
●透明な袋で断面を覆っていれば、すぼみ次第、取り外せる。
その後の摘芯・剪定

袋をかけるのは最初の摘芯だけでいいです。それ以降はしなくていいです。
摘芯・剪定は7月中まで
皇帝ダリアは短日植物で昼間の時間が短くなることで花芽をつけ始めます。花芽を落とさないために8月初旬か、まぁ、大事をとって7月中の摘芯で終わらせておきましょう。9月以降に摘芯すると花芽も一緒に落とすことになり、花が咲かなくなります。ここまで苦労して育てて開花しないって悲しいので、我慢しましょうね。皇帝ダリアは近くに街灯や防犯灯などの人工の光に当たっても、「昼だ」と勘違いして花芽をつけません。なので、そういう光のないところで植えましょう。
最後に…
その他のダリア栽培についてはを参考にしてください。
開花後の越冬については
を参考にしてください。
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