エゴノキの植え付け、挿し木、種まき
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エゴノキの植え付け、挿し木、種まき
このページではエゴノキの植え付けと挿木・種まきの手順についてまとめています。植え付け
時期
厳寒期除いた落葉期に行いましょう。この時期ならば多少根を傷めても問題ありません。夏の時期の植え替え、植え付けはやめましょう。エゴノキは成長が早く、そのため鉢植えにはあまり適しません。(すぐ鉢が小さくなります。)
土づくり
エゴノキが好む土は、やや水もちの良い腐葉土や堆肥などの有機質が入った土です。市販されている花と野菜の土でも使用できます。庭土を深さ50cm前後掘り返し、庭土に腐葉土か堆肥を2割〜3割入れて、用土とします。粘土質で水はけが悪いならば、川砂・パーライト・軽石小粒などを入れて、水はけを良くしてから植え付けてください。逆に水はけが良すぎる場合は、赤玉土を入れて水もちをよくします。よくわからない場合は、市販の培養土で庭植えにしましょう。
鉢植えの場合は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を入れたものを使います。
株を入れる
掘った穴に用土を半分ほど戻して、エゴノキの苗を入れたら、 根の周りに土を入れていきます。根の隙間に土と水を入れる
根の周りに空洞が残ると根が腐ってしましますので、根の隙間に土と水を入れ込みます。7分目くらいまで土を入れた後で、ホースでたっぷりと土がどろどろになるまで水を入れます。空気が抜けていき、根の間にまで、どろどろの土が入り込みます。植木を揺すってあげるとさらに根の間に土が入ってきます。
土手を作って水をためる
余った土で、株の周囲に土手を作り、水を溜めます。水が完全にひくまで放置して、水がひいたら、土手を崩して、ならしてください。支柱を立てる
エゴノキの植え付け後は支柱を立てましょう。支柱を立てて、くくって固定してグラグラしないようにします。グラグラすると根が切れて、根付きにくく、水切れを起こしやすくなります。植え付け後の水やり
植え付け後は土が乾くまで水やりをしないでください。一旦乾いた後は、かなり頻繁に多量に水やりをしないと枯れてきます。乾いてきたら表面だけでなく、長い時間かけて少しずつ根元まで水を染み込ませるようにやってください。植え付けして数年は水切れしやすく、特に植え付けして一年目の夏は水切れしやすいので特に注意してください。
たねまきの仕方
開花までに時間がかかりますが、発芽率が高いです。たねまきはとりまき(保存しないで種をつんだらすぐに撒く)で行いましょう。10月ごろに成熟するので、その年になった実から実の外側と内側を水洗いして種を取り出して、用土に撒きます。実の外側(果皮)は有毒なので、手袋をして作業しましょう。
ビニールポットに調整済みピートモスかバーミキュライトなどの湿り気の多い土を用います。ここに種まきし、日陰で乾燥し切らないように水やりをして管理していると発芽します。春に本葉3〜4枚になったとき鉢上げします。
挿し木
根が出にくいです。その年に伸びた枝がまだ若い時期5月から6月ごろ、枝を長さ10cmほどで切り取ります。枝の中心から下の葉を取り除き、一時間ほど水に挿しましょう(水揚げ)。そのあと、成長促進剤「ルートンなどを」を切り口にまぶしてから、赤玉土小粒やさし木用の土にさします。水を切らさないようにして秋まで日陰の風の当たらない場所に置きます。発根したら鉢上げしましょう。
接木
エゴノキの接ぎ木は腹接ぎ、または切り接ぎが用いられます。挿し木よりも生育が良好になります。詳しくは をご覧ください。最後に…
その他の日頃の管理については、を参考にしてください。
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