ピーマンの畑の植え付けのまとめ

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ピーマンの植え付けについて

鉢で育てることも可能ですが、畑だと効率よく栽培できて、1株で100個くらい収穫可能。150個以上の場合もあり、うまい人は200個取れることもある。これは採れすぎで消費しきれないので、一般家庭では畑ではなくて鉢植え3鉢で十分。収穫量はある程度は品種もあので、そんなに必要じゃない人は収穫が少なめな品種にするのも手。

鉢植えでもいいのですが、大量に収穫できて、栽培が楽なのはやっぱり地植え。

植え付け時期

ピーマンの植え付けは暖地でも4月下旬、中間地で5月、寒冷地は5月下旬から6月とされています。とにかく寒さに弱い。気温が15度か18度か以上になってから植えます。
寒さ避けに苗ドーム(苗カバー)を被せたり、マルチングをするといいです。
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種子から育てる?

スーパーで売ってるパプリカの中の種子を発芽させて収穫することも出来ます。ただ、ピーマンの苗は生育が遅く、種蒔から苗の植え付けまで70日掛かります。5月に植え付けをするためには2月に種蒔が必要で、寒さに弱いピーマンの苗を育てるためには温度管理が必須。一般的には非常に厳しいです。

連作障害

ピーマンは連作障害を起こします。過去数年(最低でも2年か3年、可能ならば5年とか)の間にピーマンを含んだ他のナス科植物を植えた場所には植えないようにします。

ナス科にはワルナスビという凶悪な雑草があり、引っこ抜いて、そこらへんに投げていると大変なことになる。このワルナスビとも連作障害を起こす。

苦土石灰で中和する

日本の土壌は基本的に弱酸性で、ピーマンは酸性土壌を嫌います。植え付けをする二週間前にときは一株あたり一握り程度の苦土石灰、もしくは1平方あたり100g〜150gの苦土石灰を混ぜ込みます。
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ビニールマルチングをすると土壌が「酸性化」せず、毎年、何も考えずに苦土石灰を撒くことで土壌がアルカリ化して植物が育ちにくくなることがあります。

腐葉土か堆肥と肥料を入れる

1週間で中和し終わるので、植え付けの1週間前に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割ほど追加して、化成肥料150gと過リン酸石灰か、熔成リン肥を30gほど混ぜます。混ぜて1週間寝かせると土が馴染んでくるので、それから植え付けます。
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石灰と堆肥などの有機物は化学反応を起こすので、石灰を前もって混ぜ、反応させ、反応が終わってから有機物を入れなくちゃいけません。だから1週間ほどずらしています。

畝を立てる

土ができたら畝を立てます。高さ10cmで、横幅60cm〜80cmの畝をたてます。そこに50cmから60cmほどの株間でピーマンを植え付けていきます。ピーマンは根が浅いので深く植えすぎないように気をつけます。といっても、極端に深くなければいいです。ピーマンの苗の地表と畝の地表が同じラインなら十分です。
畝にはマルチングをするといいです。マルチには乾燥対策・病気対策・地温と効果がありますが、特に植え付け時期の5月はまだ寒い夜もあり、苗にダメージがあることがあるので、地温を高めるために畑であればビニールマルチはした方がいい。
別の畝の立て方植え付けをする一週間前に畝たてをします。畝の中央に溝を掘り、牛糞(1kg/1㎡)・堆肥(1kg/1㎡)・化成肥料一握りを混ぜて埋め、その上に畝を立てます。

コンパニオンプランツとして、ネギ類、バジルシソパセリがよいとされる。他のナス科とは喧嘩する。特にトマトは根からアレロパシー物質を出して他の植物の生育が阻害するので、近くに植えないようにします。

支柱を立てる

支柱を立てる
ピーマンは60cm〜80cmかそれ以上に育ち、しかも折れやすいので、支柱を立てて紐で固定しましょう。支柱は1mで、地中に30cmほど埋めるようにします。もしくは3本で櫓(ヤグラ)を組んでください。
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