ベランダガーデニングとは?適した植物は?

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ベランダガーデニング

色々と考えれば生活するにはマンションが便利。でもガーデニングという観点から言うとやっぱり厳しいものはあります。まずは日当たり、次は風、あとは狭さですが――それは努力次第です。

日当たりに関しては意外と…
花が咲くには「日光」は大事な要素。小学校の理科で習いましたものね。光合成には「日光が必要」と。確かに日光が少ないと、花つきは悪くなります。ですが、半日陰でも育つ植物は沢山ありますし、カラーリーフならば、花つきは問題ありません。

ベランダだから霜には強い
気温が4度を下回ると霜がおりやすくなります。寒さに耐性のない植物は霜に当たると、一発で枯れます。ですが、ベランダであれば霜には当たりにくいというメリットもあります。

夏のアスファルトと室外機
真夏の高温には暑さに強い植物でも枯れてしまいます。特にコンクリやアスファルトの照り返しは危険。直置きにすると根が焼かれて枯れてしまいます。その点は、ベランダガーデニングでは起きづらいです。

一方で室外機はほぼ全てのベランダに設置され、室外機の近くは高温・乾燥の風が出るため、植物にとってはかなり厳しい環境となります。室外機は見た目もアレなんでオシャレな室外機カバーを設置するといいです。
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風が問題
高層マンションのビル風に関しては対応策がありません。

狭さは問題ではないです
面積にあわせて育てればよいのです。色々と育てようとするから狭く感じるだけです。まぁ絞るのが難しかったりするのですが。

どうせなら高い苗を
数を絞って栽培するので、苗はノーブランドじゃなくて、少し値がはりますが品種がはっきりしているものを植えましょう。最初はホームセンターなどで実際に見て買って、品種がわかってきたら、ネットショップで狙い撃ちするといいです。

コツ

つる性植物は避ける
風が強い場合、つる性の植物は切れて折れて枯れることがあります。夏の定番ペチュニアサフィニアカリブラコアは避けます。

大きくならないものを
ベランダは面積が限られているので、やたらと大きく育つものはやめます。樹木は避けますが、ケースバイケースです。

沢山育てない
とにかく、沢山育てない。やたらと買ってこない。ベランダガーデニングは例えばワイヤープランツやハーブの鉢植え+お洒落な台で飾って楽しむもの(と知り合いが言っていた)なので、やたらと鉢植えを買ってきて、足場もない状態にしてしまうと、万が一火事が起きたときに大変だし、枯葉が配水管を詰まらせることがあります。

掃除をする
一度汚くなると、世話するのが嫌になります。落葉の少ない植物を選ぶのも手です。

枯れた鉢は捨てる
ベランダガーデニングに限らず、場所に合う合わないはあります。努力したからといって育つわけでもないので、枯れてしまったら、サッサと捨ててしまい、新しい植物を買いましょう。

おすすめの植物

アイビー・ヘデラ

アイビー・ヘデラは非常に頑健なツタ性植物。いろんな品種があり、他の植物と寄せ植えにしたり、ハンギングで下げたり、登らせるのもいいです。

ワイヤープランツ

ワイヤープランツは乾燥・直射がちょっと苦手なので、ベランダで管理して、しっかりと水やりすれば綺麗にコンモリと育ちます。

ハツユキカズラ・テイカカズラ

ハツユキカズラテイカカズラの品種で、新芽がピンク色に育ちます。日当たりでも育つのですが、強い直射日光に斑入り部分が葉焼けすることもあるので、ベランダも適しています。

ヒューケラ

ヒューケラは渋い色合いのカラーリーフで綺麗。花も咲きます。強い日光だと葉焼けしますので、ベランダが適しています。

クッカバラ

クッカバラは観葉植物として栽培されるのですが、大きくなりすぎないです。ただ、寒さにあまり強くないので、ベランダでも枯れることもあります。

ヒヤシンス

ヒヤシンスは9月に植え付け、冬に生育して春に開花します。日当たりが良い方がいいですが、多少日当たりが悪くて徒長しても開花はします。強い香りがして、蜂や蝶がやってくるので注意しましょう。

スーパーアリッサム

スーパーアリッサムアリッサムとは別種で、夏越ししやすいです。花付きもよく、摘芯すると脇枝がよく出て、コンモリともなります。

マーガレット

マーガレットは蒸れに弱いので、屋根のあるベランダの風通しが良いところだと夏越しもしやすいです。いろんな品種があって花いろも多く、枝分かれして開花も多いです。

ペチュニア・カリブラコア

ペチュニア・カリブラコアは強風に当たると、切れやすいのですが、強風が当たらないのであれば、かなりオススメの園芸材です。

インパチェンス

インパチェンスはそもそも強い日光に弱めで、乾燥にも弱めの夏の植物なので、日当たりが少し悪いくらいなら栽培に適しています。

ヘリオトロープ

ヘリオトロープムラサキ科のハーブ。日当たりを好みますが、半日陰でも開花します。

フクシア

フクシアは強い直射日光に弱く、半日陰が適しています。耐寒温度は5度で寒さに弱いのですが、関東南部で庭植えにして越冬していることもあるので、ベランダでも越冬はできます。

スカエボラ

スカエボラは春から秋の長期間開花し、耐寒温度は0度と関東以西の中間地であれば、ベランダのような霜の当たらない場所であれば越冬も可能です。中でも暑さに強いサンクエールが人気です。

マンデビラ

マンデビラは夏の暑さに強い一年草扱いのツタ植物。寒さに弱いので冬には枯れる一年草として考える方が気が楽ですが、室内で管理すれば越冬も可能です。

ニチニチソウ

ニチニチソウは冬には枯れる一年草で、春〜秋に花を楽しむといいです。秋に以降にはビオラなどに植え替えるといいです。

ロベリア

ロベリアは青くて小さな花が咲く、キキョウ科の多年草。ロベリアの中でもアズーロコンパクトなら夏の暑さにも強く、また越冬してまた開花します。

ナスタチウム

ナスタチウムは春に植え付けて夏〜秋に開花する一年草で、夏に暑さで枯れ込みやすいですが、ベランダの風通しが良いところなら、夏越しして秋も開花してくれます。

ポーチュラカ

ポーチュラカは夏の高温乾燥にも強い一年草。半日陰では花が少なく、調子が悪いのですが、ベランダでも夏にどうにもなにも枯れてしまうようなら、ポーチュラカを選択肢に入れてみてください。

トレニア

トレニアは少し日当たりの悪いところを好み、水を好む植物です。ベランダガーデニングには適しています。水切れしないようにチェックしてください。

ペンタス

ペンタスは暑さに強く、開花の多い植物です。日当たりが良いならおすすめ。日当たりが悪いと、開花が減ります。斑入りのペンタスもあります。

マリーゴールド

マリーゴールドは日当たりを好みますが、半日陰くらいなら生育して開花もしてくれます。

パンジー・ビオラ

パンジー・ビオラは冬の定番です。小輪系を植えて、小さな花を上から愛でるといいです。できるだけ日当たりで管理してください。

ウンナンサクラソウ

ウンナンサクラソウは冬に開花した株が流通して、夏には枯れる一年草扱いの植物。毎年、栽培は難しいですが花の少ない冬にシックな花を咲かせる姿は魅力的です。

最後に…

他にもエキノプシス系の短毛丸ロビビアなどは寒さには強い方なので、関東以西の中間地であればベランダで越冬もできます。

他にも何かオススメがあれば、ページ内の灰色のペンのマークからメッセージをください。追記させてもらいます。
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