フィカス・アルテシーマ

科名 | クワ科 |
属名 | フィカス属 |
学名 | Ficus altissima |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
フィカス・アルテシーマの特徴は?

従来のゴムの木より、葉っぱの色鮮やかなところが特徴で、室内がパっと明るくなります。インテリアに人気です。
樹高自生地では30mになるが、鉢植えなら1m前後に収まります。
水やり

冬の水やり

鉢を持ち上げて、重さを覚えておいて、土が軽くなってから水をやるといいです。あまり大きな鉢だと難しいですが、小さな鉢ならばちょくちょく持ち上げて、重さを覚えてください。持ち上げただけで大体の含んだ水の量が分かるようになると、水やりで失敗が無くなります。
もしくは土壌水分計で土の中の水分を測って判断するようにします。便利なものがあるもんです。
葉水を!

冬はフィカス・アルテシーマの生育が悪くなるため、土への水を控えないといけないのですが、空気が乾燥していて、土が濡れているのに葉っぱがカサカサということも。そこで土への水やりはそこそこにして葉っぱには霧吹きを掛けてあげます。
また、冷暖房をかけている部屋では乾燥しているため、乾燥対策として葉水をした方がいいです。結局、年間を通して葉水をした方がフィカス・アルテシーマの健康にはよいです。
ちなみに霧吹きのスプレーは百均でも売ってます。

肥料

冬は生育していないので、肥料をやると根を傷めてしまうので、肥料をやらないでください。
植えかえ
時期と頻度
二年か三年に一回は植え替えをします。鉢底から根が出ているなら植え替えをしてください。植え替える時期はフィカス・アルテシーマがよく生育する高温時期である5月〜8月あたりです。用土

鉢植えの植え替え手順

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、根をほぐした株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。
鉢の中に発泡スチロールが入っていた場合は、そのまま流用しましょう。これは「水はけをよくして、軽量化するため」に入っていて、冬の水やり過多による根腐れを防ぎます。
管理場所・日当たり
一般的には室内の明るいところで管理します。春・秋・冬は窓の近くで日光に当ててください。一年中室内で管理していると日光不足になり、株が弱ってしまいます。気温が20度以上になるとフィカス・アルテシーマの生育時期です。できれば春から秋は戸外で管理して、日光に当てると株が元気になって冬越しが少しは容易になります。
フィカス・アルテシーマは本来は強い日光を好みます。日光を浴びると葉っぱの色が鮮やかになります。
夏の葉焼けに注意

葉焼け部分は回復することはないので、基本的には放置です。
●フィカス・アルテシーマは本来は直射日光には負けないのですが、室内で管理していると弱まってしまいますし、室内で育てているような大きさの株は「幼木」であり、直射日光には弱いものです。夏は葉焼けに注意します。
越冬について
冬は室内で管理します。霜に当たると枯れてしまいます。室内の日当たりで管理します。室内の暖房がかかってる部屋で管理するのですが、暖房の風はとても乾燥しているため、これが直撃すると枯れてしまいます。直撃しないようにし、乾燥対策として冬は葉水をしましょう。
フィカス・アルテシーマは10度以下で生育が止まります。水やりを控えて、植物内の水分を減らして濃度を上げることで、寒さに強くなり、5度まで耐えるようになります。よって水やりを「土が渇いてから数日経って水をやる程度にする」ようにして、5度以上の場所で管理します。
冷暖房の風に当てない

春に戸外に出す前に日光に慣らす
冬の間、室内で管理していると株が弱ってしまいます。春になり気温が20度以上になってきたら戸外へと出すといいのですが、いきなり出すと日光に負けて葉焼けすることがあります。まずは日陰で1週間、半日陰で一週間ほど置いて徐々に慣らしてから日向に出してください。剪定

フィカス・アルテシマをを傷つけると白い乳液が出てきます。この汁は「ゴム」。ラテックスアレルギーの人はかぶれるので、剪定作業は必ず軍手をしてやりましょう。
病害虫
ハダニ・コナジラミ乾燥すると、ハダニ・コナジラミが発生します。どちらも葉水で予防出来ますので、霧吹きで水をやってください。
カイガラムシ
蝋に覆われた虫で、成虫は動かないで、ずっと汁を吸っています。発生したら歯ブラシで削ぎ落としましょう。
炭そ病
たまに見られる。カビが原因の病気。泥はねを防ぐことで発生は抑えられる。土の上にバークや化粧砂を敷くといいです。
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