オキザリス・テトラフィラの基礎データ
科名 | カタバミ科 |
属名 | オキザリス属 |
学名 | Oxalis tetraphylla |
別名 | オキザリス・デッペイ、アイアンクロス、ハナカタバミ、ラッキークローバー |
耐寒 | マイナス5度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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オキザリス・テトラフィラ(オキザリス・デッペイ)の特徴は?
オキザリス・テトラフィラ(オキザリス・デッペイ)はメキシコ原産のカタバミ科オキザリス属の宿根草・球根植物。葉っぱが四葉でクローバー(白詰草)に似ているため、ラッキークローバーと呼ばれることもありますが、当然、クローバーの仲間ではないです。
英名がアイアンクロスプランツなので、アイアンクロスという名前でも流通しています。
花も咲き、小さくピンクで愛らしいですが、葉っぱを楽しむ観葉植物・カラーリーフ系の植物です。寒さに強く、関東では戸外で植えっぱなしで構いません。
春に芽を出し、春から初夏に花が咲きます。夏は暑さで半休眠状態になり、秋になると少し生育してから、冬には地上部が枯れ、そのまま球根で越冬し、春にはまた芽を出す宿根草です。
草丈20cm
英名がアイアンクロスプランツなので、アイアンクロスという名前でも流通しています。
花も咲き、小さくピンクで愛らしいですが、葉っぱを楽しむ観葉植物・カラーリーフ系の植物です。寒さに強く、関東では戸外で植えっぱなしで構いません。
春に芽を出し、春から初夏に花が咲きます。夏は暑さで半休眠状態になり、秋になると少し生育してから、冬には地上部が枯れ、そのまま球根で越冬し、春にはまた芽を出す宿根草です。
草丈20cm
特徴・由来・伝承
言われてみれば全部四葉のクローバーという感じですが、クローバーではなくオキザリスの仲間です。クローバーはマメ科、オキザリスはカタバミ科です。最近では本当に四葉しか生えないクローバーも開発されていて、ラッキークローバーの意義は薄れつつありますが、花もキレイですし育てやすい植物ですし、元々園芸植物としては非常に優秀です。
水やり
鉢植えの水やり
植え付けているときは、乾燥に比較的強く、若干多湿に弱いです。水をやり過ぎないように気をつけてください。土が濡れている間は水を控えます。特に真夏と真冬に過湿にならないようにします。受け皿がある場合は、水が溜まっていたら捨ててください。
ただし長期間の乾燥には弱い。長期間の乾燥というのは、休眠時期に掘り出して、保存している状態のこと。あまりに長期間乾燥させると発芽しなくなることもあります。春になったら早めに植えましょう。
庭植えの水やり
庭植え(地植え)にした場合は、る雨だけでほぼ間に合います。夏などの乾燥時期にあまりに乾燥していたら、様子を見て水やりをする程度です。冬も雨だけでいいです。
肥料
植え付けのときの元肥でも十分ですが、春から秋にかけての生育期間に液体肥料を二週に一回程度やるとよく生育します。
植え付け・植えかえ
ラッキークローバーは夏の高温多湿に若干弱いものの、戸外で管理していると太陽を浴びて、よく繁殖します。四葉のクローバーなので室内で鑑賞したいと思う気持ちをグッと抑えて、戸外で管理しましょう。するとズンズンと広がっていきます。
球根でも増えますがこぼれダネでも増えます。他の植物を駆逐する可能性があるので、プランター・鉢に植えましょう。でも本家クローバー、カタバミほど広がりません。
球根でも増えますがこぼれダネでも増えます。他の植物を駆逐する可能性があるので、プランター・鉢に植えましょう。でも本家クローバー、カタバミほど広がりません。
日当たりで育てるとすごい勢いで増える。多分、庭植えして密生して生育不良を起こす頃には飽きていると思います。
時期・頻度
ポット苗の植え付けは鉢植えでも庭植えでも、真夏と真冬でなければ、いつでも構いません。根から生えた根は一度切れると戻らないので、根が生えているとき(4月から10月)の植え替えは土を落とさず、根をほぐさないで一回りか二回り大きな鉢に植え替えるようにします。
3月〜4月の活動する前であれば、掘り出して分球できます。掘り出して出来るだけ根を傷つけないようにして、土を落として、球根を分けてそれぞれを植え替えます。庭植えでも球根が増えると密生しすぎて生育不良を起こすので、2年か3年に一回は掘り出して株分けします。
3月〜4月の活動する前であれば、掘り出して分球できます。掘り出して出来るだけ根を傷つけないようにして、土を落として、球根を分けてそれぞれを植え替えます。庭植えでも球根が増えると密生しすぎて生育不良を起こすので、2年か3年に一回は掘り出して株分けします。
用土
市販の花と野菜の培養土で植え付けをします。鉢植えにした場合は、球根の増え方が速いので株分けを兼ねて毎年植え替えをします。植え替えるときに根を傷つけないようにします。
鉢植えの植え付けの手順は?
球根同士は5cmから10cmほど離して、深さ3cmから5cm、5号鉢なら球根5個を目安に植え付けましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を上記の株間・深さで配置します。隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
鉢底から根がはみ出していたら、根詰まりです。根詰まりするなら、生育時期に土を落とさないで根をいじらず、一回りか二回り大きな鉢に植え替えるか、休眠時期に株分をしましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を上記の株間・深さで配置します。隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
鉢底から根がはみ出していたら、根詰まりです。根詰まりするなら、生育時期に土を落とさないで根をいじらず、一回りか二回り大きな鉢に植え替えるか、休眠時期に株分をしましょう。
庭植え(地植え)の手順は?
球根の場合は株間5cm〜10cm、深さ5cmに球根を植え付けます。
隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
庭植えでも密生すると蒸れて調子を崩すので何年かに一回は、休眠時期に掘り上げて株間を取って植え直します。
隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
庭植えでも密生すると蒸れて調子を崩すので何年かに一回は、休眠時期に掘り上げて株間を取って植え直します。
管理場所・日当たり
日当たりを好みます。日光が不足すると葉っぱが黄色く変色してポロポロと落ちてしまいますし、葉っぱの茎がヒョロ長になって、不恰好になります。しっかりと日光に当てて下さい。
花も咲きます
花より葉を鑑賞するものですが、花も咲きます。晴れの日は花が開き、曇りの日は閉じます。ちゃんと日光に当ててあげましょう。
越冬・冬の管理
冬は地上部がなくなりますが、春には芽吹きます。寒さには強い方ですが、冬は地面が凍ると球根まで枯れてしまいますので、土が凍るような地域は腐葉土やワラを株の上に敷いてマルチングをして凍結を防ぎます。
病気・害虫
花ガラを摘みましょう
開花が終わってしぼんだものを花ガラと呼びます。これを摘むと次の花が咲きやすくなります。また、開花後に種子ができて、これが落ちて株が増えます。増えすぎて困るかもしれないので、広がりすぎないようにするためにも花ガラは摘むといいです。
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