ロシアンセージの育て方

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ロシアンセージの基礎データ
ロシアンセージ
科名シソ科
属名ペロフスキア属
学名Perovskia atriplicifolia
別名サマーラベンダー・ペロフスキア
耐寒マイナス30度〜マイナス20度
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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ロシアンセージとは?

春から秋に旺盛に茂り、冬になると落葉して冬を越し、また春には芽吹きます。夏の高温多湿には弱いものの、寒さにも強いことから中級者向けの大きく育つハーブです。

ハーブとしては夏越ししやすい部類
ラベンダーの夏越しに失敗した人でもロシアンセージならば……とりあえず切り戻しして風通しよくし、可能ならば半日陰に移動させるか、遮光しましょう。

水やりと肥料

土が乾いていたら水をしっかりとやります。鉢植えの場合は鉢底から染み出すくらいに水をやってください。ロシアンハーブは乾燥に強く、多湿に弱いです。土がジメジメした状態が長く続くと根腐れを起こします。

冬の水やり
冬は地上部が枯れた状態で越冬します。根は生きていますので、鉢植えにした場合は土が乾いて数日経ったら水をやる程度には水をやってください。そのまま軒下に投げていると枯れてしまいます。

植え付け・植えかえ・種蒔き

痩せ地でも肥沃な土地でも生育しますが、痩せ地の方が花が咲きやすいです。

市販してあるハーブ用の土で植え付けをするか、花と野菜の土(培養土)に川砂を混ぜて水はけをよくしたもので植え付けをします。

管理場所・日当たり

寒さにも強く、寒冷地でなければ戸外で越冬が可能です。南関東では戸外で越冬可能です。またハーブ系の割には夏の暑さにも強いです。とはいえ、平気という訳ではなく、夏はできれば遮光し、切り戻しをします。

夏越し

寒さに強く、高温多湿に弱いので、寒冷地向きです。寒冷地であれば問題ないのですが、あまりに暑いとくたびれてしまい、そのまま蒸れて枯れてしまうことがあります。暖地中間地では夏前に半分ほど切り戻すことで風通しよくして、夏越ししやすくすると秋にはもう一度咲きます。

越冬

冬の寒さには非常に強く戸外で越冬できます。寒さには強いのですが土が凍結すると弱ってしまうので、マルチングをして凍結を防ぐといいです。

冬に寒さで葉っぱが無くなり、枯れ枝だけになります。これがポキポキと折れやすいので、このままでも構いませんが、地表から三節か四節残して剪定すると春以降に株が大きく育ちます。

花ガラ摘み・剪定・切り戻し

花がしぼんだらコマメに摘んであげると次の花が咲きやすくなります。でも花が小さくよく咲くので非常に手間が掛かります。そこで、花が一段落したら、全体を半分ほど切り戻します。切り戻すと脇芽が出てきて全体がコンモリとまとまり、更に株が大きくなります。

特徴・由来・伝承

観賞用ハーブ?です
穂状の青紫の花を咲かせるシソ科のハーブ。しかし香りは決してよいものではありません。あくまで観賞用ハーブです。ラベンダーにも似ていますが、かなり大形で草丈が60センチから1メートルになります。ハーブですがハーブティーといった食用には出来ません。
花も美しいのですが、茎や葉っぱがシルバーでカラーリーフとしても美しいです。夏の暑さに強く、宿根層で毎年咲くのでガーデナーとしては便利なのですが、意外と流通していないので購入するのであればネットで買うのが早いです。
別名サマーラベンダー
ロシアンセージはサマーラベンダーという名前でも流通することがあります。ですが、サマーラベンダーという名前は他の植物の品種名でもよく見かけるので若干ややこしいかも。
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