サルビアホットリップス(チェリーセージホットリップス)

科名 | シソ科 |
属名 | アサギリ属 |
学名 | Salvia microphylla |
別名 | チェリーセージホットリップス |
耐寒 | マイナス7度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
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開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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サルビアホットリップスとは?


庭植えにすると水やりもほとんど不要で、長期間咲いて夏の暑さにも枯れず、冬も地上部が枯死するものの越冬します。株は大きくなるが地下茎でどこまで広がることはない。
手間が掛らず、育てやすく、ハーブの香りがあり、他の植物の虫除けにもなるなど、いいことづくめのガーデニング材です。ただ、よく開花するといっても花が小さく、チラホラと開花するものなので、人によっては「思ってたのと違う」と不満を持つ人もいます。近所に開花している株があれば見てから購入を判断した方がいいです。
樹高1m〜1.5m
他のサルビア・セージ類については以下のページを参考に。
水やり
庭植えの水やり

鉢植えの水やり

冬は寒さに当たって枯れ込むことがあります(残ることもある)。枯れ込んでも根が生きていれば、春になればまた芽吹くので、諦めずに冬の間もちょくちょく水やりをしましょう。
肥料

植え付け・植えかえ
時期
春(4月〜5月)か秋(9月〜10月)に植え付け・植え替えをします。真夏は避けます。植え替えの時に株分けもできます。鉢植えの場合は2年〜3年に一回植え替えをしましょう。用土

鉢植え

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)でふさいで、その上に水捌けをよくするために鉢底石(軽石・ごろ石)を2cm〜3cmほど入れ、用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。鉢を揺らすと隙間ができるので、また用土を入れていきます。最後に水をやります。水をやって土が凹んだら、また土を足してください。これで完成です。
古い土をおとして同じ大きさの鉢に植え替えることもできます。その際は傷んだ根を取り除き、地上部も半分ほど切り戻しましょう。植え替えのときに株分けもできます。
庭植え

あとは穴に用土を半分戻し、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後にしっかりと水をやって完成です。
石灰と肥料が化学反応を起こすため、ずらして混ぜます。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。半日陰でも生育しますが、室内ではなく戸外で管理しましょう。夏の暑さで花が白単色になったり、赤単色になったりしますが、涼しくなると白赤の二色咲きに戻ります。これは夏の暑さでホットリップスが弱り、元の性質(ミクロフィラやグレッギー)が出たのではないかと思われます。
サルビアに割りに夏の暑さにも強いので戸外の庭植えに適しています――というか鉢植えにするのは勿体ないです。広がりすぎず、葉っぱがある間は甘い香りがし、手間が掛らず非常に便利。またコンパニオンプランツとして他の植物にアブラムシが付かなくなる効果もあります。
冬
耐寒性がマイナス7度と強いので、関東でも冬も戸外で越冬可能です。ただし土が凍結すると枯れますので土が凍るような場所ではマルチングして防寒しましょう。剪定
梅雨前に刈り込んで、夏は開花を休ませると摘芯になって脇芽が増えて秋以降に花が増えます。といっても、ホットリップスって花がすごく多いものでもないので、やらないでもいいです。ただ、梅雨前に刈り込むことで株全体を小さくまとめる効果がありますので、ホットリップスが大きく暴れて困るなら、切り戻しはした方がいいです。
二年目以降は株全体が木質化して大きくなって枝が暴れます。バッサリと剪定することで小さくまとめられます。剪定には強いのですが、あまり強い剪定をすること枯れることがあります。株全体の半分くらいの剪定とどめておきましょう。
病害虫
バッタが発生して葉っぱを食べます。バッタはメス1匹で産卵して個体が増えるので被害が見られたら早めに薬剤を散布した方がいいです。基本的には病害虫は発生しないです。スポンサーリンク