ムスカリの育て方…意外と繁殖力が強くてしぶとく残る

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ムスカリ(ブドウヒヤシンス)

ムスカリ
科名ユリ科
属名ムスカリ属
学名Muscari
別名ブドウヒヤシンス
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料

目次

  • ムスカリとは?
  • 水やり
  • 肥料
  • 植え付け・植えかえ
  • 管理場所・日当たり
  • 病気・害虫
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    ムスカリとは?

    ムスカリとは?

    ムスカリとは?
    文章の修正ムスカリはユリ科キジカクシ科)の球根植物。1980年あたりから市場に出回るようになりました。最初は小さくて、単価が安いので単品でギフト商品になるには、価格もボリュームも物足りませんでした。最近はガラス器に植えて、高級感を出したり、気の利いた陶器に植えて、ちょっとしたプレゼントというポジションを獲得しつつあります。

    寒さにも暑さにも強く、頑健で育てやすいので、よく花壇に植えられています。特に公的な手をかけられない場所に植えられています。植えっぱなしで開花するんですが、密生させないとインパクトが薄いです。庭植えにするときは、ムスカリは草丈が低いので周りに草丈の高い植物を植えないようにします。密生させて青い絨毯(じゅうたん)のように植えるとなかなか壮観です。

    病害虫がなく、育てやすいですし、窓辺に飾るには大きすぎず可愛らしい姿も人気の秘密です。
    草丈10cm〜25cm
    ムスカリ
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    文章の修正名前の由来はムスク…麝香(じゃこう)…つまり本来ムスクの香りがするとされているのですが、香りの強い品種というのは見かけません。ムスクとはジャコウジカの雄から抽出した香りです。
    文章の修正
    ●球根で乾燥に強く過湿に弱い。水のやりすぎ注意。
    ●育てやすい。植えっぱなしでも良い。
    ●夏は暑さで休眠する地上部が枯れる。
    ●耐寒温度はマイナス10度。寒さに強い。
    ●植えっぱなしで毎年咲く。楽。

    水やり

    文章の修正土が乾いていたら水をやってください。ムスカリは球根ですから、乾燥に強く、過湿に弱いです。土が濡れた状態が長く続くと腐って枯れます。庭植えでも鉢植えでも土が濡れているうちは水をやらないでください。

    庭植えの場合は土と葉っぱの様子を見て水やりをします。

    鉢植えの場合は、土が乾いていたら水をやるようにします。水をやるときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。
    ●土が乾いたら、水をタップリと与えてください。
    ●器の底に穴が開いているか確認してください(ギフトで貰ったガラス器に植わったムスカリなどではたまにあります)。穴が開いていない場合は水をやり過ぎると球根が傷んでしまいます。穴が開いていない場合は、水面がムスカリの根っこから離れるようにしてください。

    夏の水やり

    文章の修正庭植えの場合は、自然の雨に任せて放置。鉢植えの場合も水をやらないで、日陰に放置しておきます。

    肥料

    文章の修正生育期…開花中〜開花後の3月〜5月に液肥を二週間に一回程度やります。この肥料は「来年咲くための栄養」を蓄えるものです。一年で掘り上げて廃棄するのであれば肥料はなくてもいいです。緩効性固形肥料の場合は4月〜5月に一回やります。
    ●ムスカリは夏に暑さで休眠します。夏に肥料をやると、球根が傷んで枯れてしまいます。夏は肥料をやらないでください。
    ●冬も肥料をやらないでください。

    植え付け・植えかえ

    時期

    文章の修正庭植え・鉢植えともに植え付けは9月~10月に行います。

    ムスカリは6月〜7月になり暑くなると葉っぱが黄色く変色して枯れ始めます。夏は暑いのでムスカリは休眠します。掘り出して保管しておいて秋に植え替えをします。植えっぱなしでも問題ありません。

    鉢植えの植え替えは株わけを兼ねて2年か3年に一回行います。毎年する必要はありません。庭植えも密生しているようなら掘り出して植え直しましょう。

    植える前に考えて

    文章の修正ムスカリは植えてはいけないほどじゃないが、環境が合っていると、なかなかしぶとい。掘り出しても、取り残しがあって完全に駆除できるまで2年か3年かかるくらいです。

    用土

    文章の修正用土は市販されている花と野菜の土でOK。ムスカリは酸性の土を嫌いますので、庭に植える場合は庭の土に苦土石灰を混ぜて中和させ、元の土に対して3割から4割くらいの腐葉土か堆肥を入れてよく混ぜて用土とします。市販されている花と野菜の土は中性に調整してありますので、中和する必要はありません。

    鉢の植え付け・植え替え

    文章の修正6号鉢で球根4個〜5個を目安にして植え付けます。

    鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に2cmほど鉢底石を入れます。その上に用土を入れ、球根を配置します。鉢植えの場合は、根を張るスペースを確保するために球根の頭が少し出る程度に植えます。株同士は5cmほど空けて植えますが、ある程度密生して植えた方が綺麗です。上記の挙げた例より何個か多めに球根を入れてもいいです。スカスカだとイマイチですので。

    庭植えの手順

    文章の修正植え付ける2週間前に庭の土を深さ20cmほど堀り返して、苦土石灰を混ぜて中和させます。植え付けの1週間前に元の土に対して3割から4割の腐葉土か堆肥を混ぜ、緩効性固形肥料を少量混ぜておきます。

    植え付ける時は球根を植え、隙間を土で埋めて最後にしっかりと水をやります。ムスカリの球根は地表から球根の先が5cm下になるように植え、株間は5cm〜15cmになるように植えます。
    ●上記の株間は、毎年分球して詰まっていくことを計算して「広め」にしています。もう少し、詰めて植えても大丈夫です。それで即、枯れるということはないです。密生しすぎて掘り上げなくちゃいけない「期間」が短くなるだけです。
    文章の修正基本的にムスカリは植えっぱなしなんですが、開花が終わり、十分に球根が生育したら6月の梅雨前に掘り上げて、風通しの良い日陰で管理して、また秋か春に植え付けます。

    管理場所・日当たり

    文章の修正ムスカリは日光を好みますので、出来るだけ日当たりで管理します。日光が多いと花つきがよくなります。半日陰でも生育しますので、少々くらいは日当たりが悪くても大丈夫ですが、あまりに日光が少ないと茎がひょろ長くなって、花つきも悪くなりますのでやっぱり日当たりがよいです。
    文章の修正室内で管理する時は日当たりのいい窓辺など。戸外で管理する時は日当たりへ。
    文章の修正夏は休眠して、地上部が枯れてしまいます。植え替える時は、夏に掘り出して秋に植え付けをします。掘り出したら、ネットに入れて、風通しの良い日陰で管理しておきます。

    庭植えで掘り上げない場合はそのままの場所で管理します。鉢植えは日陰に移動させておきます。
    文章の修正秋は春と同じように管理してください。
    文章の修正耐寒温度はマイナス10度。よほど強い寒波じゃない限り、寒さで枯れることはありません。できるだけ日当たりの良い場所で管理してください。

    病気・害虫

    文章の修正ほとんど病害虫は見られないですが、たまにハダニアブラムシなどが発生します。
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