ピレア・グラウカ(ピレアグラウカグレイシー)

科名 | イラクサ科 |
属名 | ピレア属 |
学名 | Pilea glauca |
別名 | ピレアグラウカグレイシー |
水やり | 水を好む |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
目次
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ピレア・グラウカとは?
ピレア・グラウカはイラクサ科ピレア属のヨーロッパでも人気の観葉植物。グラウカの品種がグレイシーですが、他に見かけないので、「グラウカ=グレイシー」と考えて差し支えないです。グラウカはピレアの仲間ですが、容姿が全然違いますね。少しくすんだ渋い色合いの小さな葉っぱと赤い茎。気が利いております。見た目は弱弱しいのですが、なかなかタフガイで、少々傷んでも環境が整えば復活します。よく茂るので、キレイにまとめるためにちょくちょく剪定・切り戻しをします。その切った茎を土に挿しておくと簡単に増えていきます。
ブリキの鉢カバー代わりのバケツに入れておしゃれなインテリアに! 室内管理が適しているので、観葉植物をよく枯らす人でも育てられます。ただし、湿度を好みますので、ちょくちょく家を空ける人には向いていません。
水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやります。ピレアグラウカは比較的湿度の高い状態を好むのですが、観葉植物として室内で管理することが多いために蒸発が遅く、あまり土中を湿度の高い状態にしておくと根腐れが起きやすいので、あくまで土が乾いたら水をやる程度に控えておきます。受け皿の水は必ず捨ててください。
土へ水をやる代わりに葉水を

霧吹きをすることでハダニ・アブラムシを若干予防できます。
冬の水やり

土壌水分計で土中の水を計測して、水やりをすると失敗しにくくなります。
肥料

肥料は成長するときに後押しするものであって、元気の無い植物を元気にするものとは違います。疲労で倒れた人に血の滴るステーキを食べさせるようなもので、グッタリしているピレアグラウカに肥料をやるとトドメを刺してしまいます。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え替えは春が適していますが生育時期(春から秋)であればいつでも問題はありません。根詰まりするまえに植え替えをしましょう。鉢底から根が出ていたら根詰まりしているので植え替えをします。大体2年か3年に一回植え替えをすることになります。用土

鉢植えの植え替え

よくハンギングに仕立てて、鉢のフチから垂れ下がらせています。
鉢はひとまわり大きな鉢でもいいですし、同じ大きさでもいいです。極端に大きな鉢に植え替えると水の蒸発が遅くて冬に根腐れしやすいので、現在のより1号か2号大きなものに抑えておきます。
挿木・挿し芽
ピレアグラウカは挿し木(挿し芽)でいくらでも増えます。剪定したものを土にさしていると発根します。発根する率も高いです。管理場所・日当たり

春と秋は戸外の日陰や、窓辺でカーテン越しの日光に当ててやるとよく成長します。
越冬

あとは水やりを控え、土への水やりを控える代わりに、葉っぱに霧吹きで水やりをします。
病気・害虫

それより、水のやりすぎで根腐れを起こして枯れることが多いです。
切り戻し
生育時期の5月〜9月に徒長したり、伸びすぎたら、枝を適当に切っていいです。切ったものを土に挿していると、発根しますので増やしたいなら、切り戻した枝を挿木にしましょう。挿木の土は栽培用土でいいです。最後に…
ピレアにはグラウカ以外にも魅力的な種が多くあります。詳細はを参考にしてください。
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