ドドナエア(ポップブッシュ)の育て方

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ドドナエア(ポップブッシュ)

ドドナエア
科名ムクロジ科
属名ドドナエア属
学名Dodonaea viscosa ‘Purpurea’
別名ポップブッシュ
水やり乾かし気味に
場所外の半日蔭
難易度初心者向け
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開花
植え
肥料

目次

  • ドドナエアの特徴は?
  • 水やり
  • 肥料
  • 植え付け・植えかえ
  • 管理場所・日当たり
  • 剪定
  • 病害虫
  • 特徴・由来・伝承
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    ドドナエアの特徴は?

    ドドナエアの特徴は?

    ドドナエアの特徴は?
    文章の修正ドドナエアはオーストラリア・ニュージーランドに自生するムクロジ科ドドナエア属の常緑広葉樹。学名が「ドドナエア・ビスコーサ」で品種名がパープレア。通称が「ポップブッシュ」です。育てやすい庭木です。

    細長い葉っぱ。それが年間を通して落葉することないです。初夏に花が咲き、夏にはそれが実になります。実……正確には種子を被う「サヤ」が花のように赤く、全体にふんわりと付くのもドドナエア(ポップブッシュ)の魅力です。冬に紅葉した葉っぱは5月くらいまで残り、5月に新芽が出ると緑の葉っぱに入れ替わります。
    樹高1.2mから3m
    横幅1mから1.5m
    その他のオーストラリア原産の植物は以下のリンクを参考に。

    水やり

    文章の修正庭植えにした場合は、降雨だけで十分です。ただし日照りが続いているときは水をやってください。鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。乾燥気味に管理しましょう。水やりが多いと根腐れを起こします。

    肥料

    文章の修正肥料はほぼ不要。基本的にやらない。どうにも生育が悪い場合は2月に緩効性肥料をやる。鉢植えの場合は、春から秋の生育時期に二週に一回液体肥料をやる。

    液体肥料
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    植え付け・植えかえ

    時期・頻度

    文章の修正落葉はしないのですがドドナエアの活動が鈍くなる9月から翌年の3月までの間に植え付けをする。暖地であれば冬でもいいが、他の地域では真冬は避ける。植え替えも同じ時期に行います。

    用土

    文章の修正水はけのよい、肥沃な土を好みます。庭土があまり水はけがよくなければ、川砂を混ぜ込んで水はけをよくしてください。植える前に前もって堆肥と腐葉土を3割か4割ほど混ぜ込んで、浅めに植え付けをします(水はけを良くするため)。

    鉢植え

    文章の修正庭植えでもできますが、鉢植えでも問題なく育ちます。

    現在の鉢よりひとまわり大きな鉢を用意し、株の古い土を落とさないで植え替えをしましょう。根をいじらないようにしてください。いじると生育不良を起こします。

    鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に土が流れ出ないようにするための鉢底石(軽石)を2cm敷きます。その上に用土と株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

    庭植え

    文章の修正根鉢の直径の倍、深さも倍の深さの穴を掘って、掘り出した土に1割ほどの腐葉土か堆肥を混ぜて用土とします。水はけが悪い場合は、鹿沼土小粒を混ぜて水はけをよくしてから、植え付けます。

    用土を半分穴に入れて、株を入れて、ドドナエアの株を入れて隙間に用土を入れていき、水をしっかりとやって完成です。株の土は落とさず、ほぐさずに植え付けてください。また、深植えにはしないように、苗の土面と地面が同じになるようにしてください。

    挿木

    文章の修正初夏(6月)に10cmに切った枝の、切り口側の葉を落とし、葉っぱ4枚にして、挿し穂とします。挿木用土を器に入れ、そこに切り口を挿します。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発根するので、発根したら、鉢や庭に植え付けてください。

    管理場所・日当たり

    管理場所・日当たり
    文章の修正日当たりのよい場所を好みますが、少々半日陰でも問題なく育ちます。日当たりがあまりに悪いと花つきが悪くなりますし、あんまりに日当たりが悪いと、株が弱ってしまうので、できるだけ日当たりで管理します。

    横浜・東京あたりならば大丈夫。茨城までいくとちょっと不明。

    日当たりのいい場所で管理してください。真夏の高温でも耐えられます。

    越冬について

    文章の修正寒さには耐性があり、常緑ですが寒風にあたると落葉する。マイナス5度以下になると枯れるので、寒冷地では鉢植えにして室内に取り込んでください(ま、あ面倒なので普通は育てないと思う)。

    またマイナス5度までは枯れないのですが、そこまで寒いとかなり落葉して綺麗な状態を維持できないので、北関東もあやしい。

    剪定

    文章の修正剪定は基本的には冬に適当に切り詰めます。花がメインじゃないので真夏と真冬以外ならいつ剪定しても問題はないです。ドドナエア(ポップブッシュ)は剪定に強く少々刈り込んだくらいでは枯れないのですが、刈り込むと回復まで時間がかかるので、強い剪定は避けた方がいいです。自然な樹形がキレイなので、邪魔にならないなら剪定も控えましょう。

    病害虫

    文章の修正病害虫にもほとんど掛からず初心者向きの植物です。

    黒点病
    黒点病が発生することがあります。黒い斑点が出るカビの仲間で、高温多湿になると発生しやすいです。水やりを控え、水はけの良い土に植えておくことで、予防はできます。梅雨時期に発生するので、発生前に殺菌剤を散布するといいです。

    コガネムシ
    コガネムシの幼虫が根を食べ、枯れ込むことがあります。鉢植えだと2匹住むだけで、枯れます。植え替えの際によく、チェックして取り除きます。発生していたら、薬剤を散布して駆除します。

    特徴・由来・伝承

    文章の修正ドドナエワはニュージーランド原産の植物で、葉っぱの赤・紫の色合いが目を引くカラーリーフプランツです。寒さに耐性があり、冬でもその葉っぱが落葉せず、真夏の暑さにも強い。庭木にしてシンボルツリーにすることもあります。

    紅葉するのに落葉しない
    どういうシステムなのか分からないのですが、冬が深まると共に真っ赤に紅葉するのに寒さにあたっても落葉しません。そのため、冬の間も紅葉が見られます。

    サヤがすごい!
    夏につくサヤが独特の雰囲気で非常によいです。これを見て「ドドナエアを育てたい!」と手を伸ばすのですが、ドドナエアのサヤが必ずしも多く付かない、もしくは全く付かない、ということがあります。

    雌雄異株です
    海外サイトにドドナエアは雌雄異株という記述があります。つまりオスの木だとサヤがつかないのです。ではメスの木だけで種子――サヤがなるのか?という疑問も。ブログを見る限り一本でもサヤはなるらしいです。
    少ししか付かない場合はまだ株が未熟だから。成長すればサヤがたくさん付くようになります。

    園芸品種です
    よく流通しているのはドドナエアのパープレア(=プルプレア=紫の意味)と呼ばれる園芸品種です。よってこのサヤを撒いて芽を出しても同じ性質のドドナエアが出るとは限りません。種を撒くと緑のドドナエアが生えることがあります。
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