意外と多いアレルギーを起こす植物

花屋さん定番のバラやユリでもアレルギーを起こす人がいます。こういう人はバラやユリが入った花束を貰うとクシャミが止まりません。
以下に花粉症を起こす代表的な植物と、花屋さんで見かけるアレルギーの可能性のある植物をあげておきました。といっても必ず発症するわけじゃありませんし、大抵は無害です。たまにそういう人がいる、という程度に考えてください。また、植物を切った際に出る汁はかぶれることが多いので、以下に挙げられた植物ではなくても剪定・植え替え作業する際は手袋をしましょう。
代表的な花粉症を引き起こす植物
スギ

ヒノキ
ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)の仲間もスギと同様に花粉を春(3月〜5月)に放出するため花粉症が発生します。庭植えにする際はまずはアレルギー検査を受けた方がいいです。イネ

ブタクサ
ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)はキク科ブタクサ属の植物。日本では道端によく見られ、7月〜10月に花粉が飛散してアレルギー反応を起こす。セイタカアワダチソウはブタクサに似ているが、虫媒花で花粉は飛ばないため、アレルギーの原因にはならない。ヨモギ

ススキ

カナムグラ

アレルギーを引き起こす園芸植物
ユリ

プリムラオブコニカ

オリーブ

イチョウ・ギンナン

キク科の植物

市販されているお供えなどに使われる菊はアレルギーどうこうよりも農薬が大量に使われているので、ソチラが原因の可能性もあります。
バラ科の花粉・果物

白樺・サクラもバラ科ですのでアレルギー反応がある人もいますし、バラ科の果物もアレルギーを起こすことがあります。例えば、リンゴやナシ、イチゴ、モモ、ナシ、サクランボなどです。ただし果物は加熱すれば大丈夫。よく焼肉のタレに加熱していない桃やリンゴが入っているので注意しましょう。
ハーブ
シソ・ラベンダー・ミント・カモミールなど香りのある植物は少なからずアレルギーの可能性があります。アップルミントなどは植える前にアレルギーかどうか調べておかないと、異常に繁殖力があって抜いても抜いても出てきて、大変なことになるかも。また花粉症の薬にハーブの成分が入っていることがあります。ハーブのアレルギーの人はそういった花粉症の薬を摂取しても症状が緩和されません。アロエ

ナス科
ナス科のピーマン、トマト、ナス、ゴーヤなどなどの葉や茎に触るとかぶれることがあります。食べても反応することも。トマトの花粉が原因のぜんそくも見つかっているので、気をつけましょう。アナナス・パイナップル

キョウチクトウ

カブれる植物
ウルシ科の植物

ユーフォルビアの仲間

ガガイモ科の植物
ブルースターやフウセントウワタなどのガガイモ科の植物の汁もアレルギー反応を起こすことがあります。ヒヤシンス

キキョウ科の植物
キキョウ科の植物、ロベリア・イソトマは葉っぱにアレルギー成分があり、触るとかぶれる人も。スパイス類
スパイス類の刺激に人によっては症状が出ることがあります。ゲッケイジュ(月桂樹、ローレル)はカレーの中に入れる葉っぱ。カレーに少々入れるくらいでは反応が出ることは無いです。剪定を行うときは手袋を。カビ
土に生えるカビに注意
観葉植物は室内で管理しますよね。すると湿気てカビが生えて、それがアレルギー反応の原因ということがままあります。家に入っただけでクシャミが出る・鼻水が出るなどの症状が出た場合は土のカビを疑ってみてください。植え替えて用土を入れ替え、水やりを控えましょう。また、風通しの良いところに移動させてください。
ドライフラワーに注意

廃棄しましょう。
香水・薬に
いい香りがする香水。ですが、この成分がユリだったり、バラだったり、ラベンダーだったり、そういったアレルギー成分だと、途端にクシャミや吐き気をもよおす人がいます。その他
上記で挙げられなかった植物をまとめておきます。スポンサーリンク