ザミア(ヒロハザミア・メキシコソテツ)

科名 | ソテツ科 |
属名 | ザミア属 |
学名 | Zamia pumila |
別名 | ヒロハザミア・メキシコソテツ |
耐寒 | 0度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 日の当たる室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
種蒔 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
ザミアの特徴は?

ザミアには種類が色々とありまして、葉っぱの形状が全然違います。ですが、基本的に寒さに弱くて、乾燥に強いので育て方は同じです。
水やり

春から秋の水やり
春から秋に掛けては、土がカラカラに乾いていたら水をやります。春だと大体三日に一回程度、夏はほぼ毎日、秋は三日に一回程度。場所や日当たりや風通しによって、水やりの頻度は大きく違いますのであくまで目安と考えて下さい。冬の水やりは?

鉢の重さを普段から確認しておいて、軽くなったら水やりをするか、割り箸を突っ込んで土中の水分を調べて、濡れていたら、土の表面を濡らす程度の水やりをするようにします。鉢底から水が出るくらいに水をやると根腐れを起こします。もしくは土壌水分計で測ってから水やりの判断をするといいです。
ただし、水やりの頻度は室温や株の調子によってもかなり変動しますので、以下のページを読んで参考にしてください。
葉水を

肥料
肥料は春に月に二回か三回ほど液肥を上げます。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期・頻度
ザミアは成長が遅く、植え替えはほとんど必要ありません。大体4年に一回程度、春に植え替えます。用土

もしくは観葉植物の土5に対して赤玉土3と鹿沼土2を混ぜたものを使います。
鉢植えの植え替えの手順は?

植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分も可能です。
土を化粧砂やバークチップで覆うと格好がいいですし、コバエの発生を防げますが、土が濡れているのかよくわからないので、土壌水分計で計測して水やりの判断をするようにするといいです。
種まき・育苗
ザミアは雌雄異株でオスメス株があって、受粉すると開花後に種子が取れることがあります。実を取り、果肉を全て取り除き、流水で綺麗に洗い流します。果肉には発芽抑制物質が含まれているので、洗い流さないと発芽しにくいです。ビニールポットにバーミキュライト単用か赤玉土小粒単用を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。
管理場所・日当たり
春から秋は室内の日当たりか、できれば戸外の日当たりで管理し、しっかりと生育させます。気温が15度以上になる春・秋によく生育していると越冬しやすくなります。夏越し
夏の直射日光には若干弱いです。若干というのは、他の観葉植物だったら葉焼けして枯れてしまうような直射日光でもすぐには葉やけしない程度のことで、少々の変色が気にならないなら夏も日向で管理します。綺麗に保ちたいならば、レースのカーテンや寒冷紗やヨシズで遮光してください。越冬

人が生活しているリビングなどであれば、昼間に暖房がかかっていて、寝る前に暖房を切っても夜中でも5度以下にはなかなかならないで越冬は十分可能です。
冷暖房の風に注意

病気・害虫
ハダニ、アブラムシ、ナメクジ、カイガラムシが発生します。剪定
ザミアは生育が遅いので、樹形が乱れることはなかなかないですが、乱れるようなら剪定します。適当に邪魔な枝を切ってしまいましょう。回復するまで時間がかかるので、剪定は弱いものに留めておきます。特徴・由来・伝承
ソテツ科で成長が遅く室内で管理する観葉植物に向いています。雌雄異株で、一株だけでは種を残すことはありません。成長が遅く頑健で、購入時の樹形をそのまま維持するのも優れたところです。
九州では戸外で越冬も。
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