ポリシャスの基礎データ
科名 | ウコギ科 |
学名 | Polyscias |
別名 | タイワンモミジ、ポリスキアス |
耐寒 | 7度〜10度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ポリシャスの特徴は?
ポリシャスはニューカレドニア・オーストラリアに自生するウコギ科ポリスキアス属の常緑低木。主に観葉植物として流通しているのはポリシャス・バルフォリアナ(Polyscias balfouriana)とその園芸品種です。他にもポリシャス・フィリキフォリア(Polyscias filicifolia)やポリシャス・フルティコサ(Polyscias fruticosa)などがあります。
春から秋に掛けては、半日陰などのそこそこ日が当たる場所で管理して、水をやっていれば問題なく育つのですが、冬の寒さに弱く(出来れば10度以上)、春から秋に掛けて水を欲しがるのに対して、冬に水をやりすぎると根腐れしてしまう……このギャップで、枯らしてしまいがちです。
樹高2m
春から秋に掛けては、半日陰などのそこそこ日が当たる場所で管理して、水をやっていれば問題なく育つのですが、冬の寒さに弱く(出来れば10度以上)、春から秋に掛けて水を欲しがるのに対して、冬に水をやりすぎると根腐れしてしまう……このギャップで、枯らしてしまいがちです。
樹高2m
仲間
バルフォリアナ(フリスビー)
スーパームーン
スーパームーンはバルフォリアナの斑入り品種で、丸い葉っぱに葉脈に沿って黄緑になる様子を月に見立てています。
マルギナータ
マルギナータ(Polyscias balfouriana 'Marginata')は、ポリシャス・バルフォリアナの品種で、葉っぱが大きく丸くて、白い斑入りになっています。
フルティコサとフィリキフォリア
水やり
ポリシャスは多湿を好み、水が切れると途端にしおれてしまいます。特に春から夏・秋までの生育期には水を必要とし、土から吸い上げる力も強いので、水やりは底から染み出す位に、しっかりと行って下さい。受け皿に溜まった水は必ず捨てて下さい。
冬の水やり
冬になると、成長が鈍くなり、水はあまり必要ありません。冬に水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいますし、水やりを控えることで多少寒さに強くなり、7度くらいまで耐えるようになります。
土が乾いてから2日か3日たってから水をやる程度に控えて下さい。土が乾いていても土中に水が残っていることが多いので、できれば土壌水分系で計測してから水やりをすると失敗が減ります。
冬は室内で管理しなくてはいけません。室内は暖房が効いているために、葉っぱが乾燥気味になります。空気が乾燥するのであれば、葉っぱに霧吹きで水をやってください。これを葉水といいます。
土が乾いてから2日か3日たってから水をやる程度に控えて下さい。土が乾いていても土中に水が残っていることが多いので、できれば土壌水分系で計測してから水やりをすると失敗が減ります。
冬は室内で管理しなくてはいけません。室内は暖房が効いているために、葉っぱが乾燥気味になります。空気が乾燥するのであれば、葉っぱに霧吹きで水をやってください。これを葉水といいます。
肥料
春~夏に掛けての生育期に液体肥料を一週間に一回程度やってください。比較的肥料を必要とする観葉植物です。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
生育が旺盛で、根詰まりをしてしまいますので、出来れば毎年植え替えをします。植え替えに適した時期は気温の高い生育時期にあたる5月〜9月です。
根詰まりをすると、水をやってもやっても水切れを起こし始めます。これは土の隙間に根が入り込んで保水力がなくなっているためです。
根詰まりをすると、水をやってもやっても水切れを起こし始めます。これは土の隙間に根が入り込んで保水力がなくなっているためです。
用土
鉢植え
植え替えの際には、鉢から株を取り出して、土を3分の1ほど落とし、根の負担を減らすために、地上部を半分まで刈り込んで同じ大きさの鉢か、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
挿木で増やす
気温が高く生育時期の5月〜9月であれば挿木で増えます。茎を10cm切って、下葉を取り、水揚げをします。切り口を斜めに切り直し、赤玉土小粒単用を入れて挿し床を用意し、挿木を5cmの深さまでさして、乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると1ヶ月で発根します。発根したら鉢植えにしましょう。
管理場所・日当たり
日光を好む植物ですが、真夏の直射日光に当たると葉っぱが焼けて変色してしまうことや、耐陰性があり日陰や半日陰でも育つことから、最初から日陰や半日陰で管理することが多い植物です。
夏
夏の強い直射日光には葉焼けしますし、乾燥でチリチリになるので、夏は戸外の半日陰か日陰、もしくは室内で管理します。
冬越し
ポリシャスは寒さに弱く、寒さに慣れれば7度まで耐えますが、基本的に10度以下になると枯れてしまいます。10度以上ということは人が生活する場所です。リビングなどで管理しますが、暖房器具の風が当たらないようにして下さい。乾燥で傷んでしまいます。
もしも寒さで葉っぱが落ちてしまっても枯死しているとは限らず、気温を保っていると春になって新芽が出てきますので、諦めずに管理して下さい。
もしも寒さで葉っぱが落ちてしまっても枯死しているとは限らず、気温を保っていると春になって新芽が出てきますので、諦めずに管理して下さい。
最近は高気密高断熱の家が増えていて、10度を下回らないので簡単に越冬できます。
春、突然、戸外の日当たりに出さない
日光に当たらないでいると徐々に株が弱り、葉っぱの色艶が悪くなりますので、室内で管理する場合でも、ときどきは戸外の明るい場所で管理してください。
日ごろ日陰で管理していたり、冬に室内で長期間管理していると、日光に慣れていないために急に日光に当たると葉っぱが傷んでしまいます。いきなり日光に当てるのではなくて、戸外の日陰に一週間、戸外の半日陰に一週間、日当たりへ移動するといったように徐々に慣らしてやってください。
日ごろ日陰で管理していたり、冬に室内で長期間管理していると、日光に慣れていないために急に日光に当たると葉っぱが傷んでしまいます。いきなり日光に当てるのではなくて、戸外の日陰に一週間、戸外の半日陰に一週間、日当たりへ移動するといったように徐々に慣らしてやってください。
病気・害虫
炭そ病・褐斑病
ハダニ
カイガラムシ
特徴・由来・伝承
斑入りの種類や緑葉の種類やさまざまな品種が出回り始めています。
本来は数メートルに成長する観葉植物。日当たりでも本来は育ちますので、自生地である東南アジア・ポリネシアでは生垣に使われます。
寒さに弱いので日本では冬は室内で管理する必要があり、あまり大きな鉢で管理するよりも中くらいの大きさか、テーブルに飾るくらいの小鉢やハイロドカルチャーにすることが多いです。挿し木で簡単に増えます。
本来は数メートルに成長する観葉植物。日当たりでも本来は育ちますので、自生地である東南アジア・ポリネシアでは生垣に使われます。
寒さに弱いので日本では冬は室内で管理する必要があり、あまり大きな鉢で管理するよりも中くらいの大きさか、テーブルに飾るくらいの小鉢やハイロドカルチャーにすることが多いです。挿し木で簡単に増えます。
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