ジュズサンゴ(数珠珊瑚・ハトベリー)

科名 | ヤマゴボウ科 |
属名 | リヴィナ属 |
学名 | Rivina humilis |
別名 | 数珠珊瑚・ハトベリー |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ジュズサンゴ(数珠珊瑚)とは?


半ツル性で、庭植えすると1メートルか2メートルまで成長します。冬を越せば更に木質化します。鉢植えだと30センチか50センチ程度に成長します(鉢の大きさによります)。
樹高1m〜2m
水やり
庭植えの水やり

鉢植えの水やり


冬の水やり
冬場は水を控えます。鉢植えの場合は土が乾いてから数日経って水をやる程度です。庭植えであれば冬は水やりは不要です。肥料
鉢植えの場合、成長期(6月〜10月)に液肥をあげます。それ以外では肥料をあげないでください。肥料が多いと花が減ります。肥料が少なすぎても花が減ります。庭植えの場合は、追肥は不要です。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
植え付け・植え替えは生育時期の5月〜10月に行います。真夏の乾燥時期は避けた方がいいですが、水やりをしっかりとやるなら問題はないです。鉢の場合、鉢底から根が出てきていて、水をやっても水切れが起きやすいのであれば、根詰まりを疑います。根詰まりを起こしているのであれば、植え付けたシーズン内でもいいので、一回り大きな鉢に植え替えをします。そのくらい根がよく張ります。
用土

酸性に調整してあるブルーベリー用の土でもいいです。
鉢植え

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cmを入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。
越冬して植え替えの場合は土を3分の1ほど落とした上で、ひと回り大きな鉢(現在より2号大きな鉢)に植え替えます。
庭植え

穴に土を半分戻して、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
種まき
種子はできて、すぐにそこいらへんに撒いていれば春(5月)には芽を出します。こぼれダネでも増えます。種子の果肉が付いていると発芽しにくいので洗うといいです。冬の寒さに当たった方が発芽しやすいです。春に22度以上になり、土を少し被せていると発芽します。管理場所・日当たり

鉢植えにした場合は、春は日当たりへ、夏は半日陰に、秋は日当たりへ移動し、冬も地上部を枯らしたくない場合は室内の5度以上の場所の日当たりで管理します。ちなみに15度以上あれば冬でも開花します。
越冬
霜に当たると地上部が枯れてしまいますが根が枯死していなければ、春にはまた芽吹きます。また、こぼれた種からも春になると芽が出ますので、地上部が枯れていても春までは捨てないでおきましょう。鉢植えであれば春までは地上部がなくても水やりをしましょう。ただし、土が凍結すると根まで枯れる。
病気・害虫
ナメクジに食べられる。特徴・由来・伝承
ヨウシュヤマゴボウの仲間。3ミリほどの小さな花が、その後真っ赤な実になります。実の鮮やかさに比べると花があまりに儚く、目に付きませんが、花も綺麗です。赤い実というとナンテンやセンリョウといったものがありますが、ジュズサンゴの方が葉っぱが小さく、実と葉っぱのバランスの良さと枝ぶりの繊細さはジュズサンゴの勝ち。ただし、寒さに弱く暖地でなければ戸外では冬に地上部が枯れます。またジュズサンゴの特徴として、花と実が同時に楽しめるという点もあります。
毒性がある?!食べないで
ジュズサンゴはハーブに分類され、薬用効果もあるとされていますが、毒性があるという話もありますので食べたりしない方がいいでしょう。
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