ストロベリーキャンドルの育て方

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ストロベリーキャンドルの基礎データ

ストロベリーキャンドル
科名
マメ科
属名
トリフォリウム属
学名
Trifolium incarnatum
別名
クリムゾンクローバー・オランダレンゲ・紅花詰草
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ストロベリーキャンドルの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ストロベリーキャンドルとは?

ストロベリーキャンドル(紅花詰草・クリムゾンクローバー)はヨーロッパ〜西アジア原産のマメ科シャジクソウ属の多年草。寒さに強く、秋に植えて翌年の春に花を咲かせるか、春に苗を植えて春から初夏にかけて花を楽しむ植物です。寒さには強いですが、高温多湿に弱く、夏になると消えてなくなると考えてください。本来は多年草ですが一年草扱いです。

マメ科の植物で、空気中の窒素を土に取り込むことができますので、レンゲのように緑肥として植えることも可能です。

毎年楽しむ場合は、種が出来たらそれを保存しておいて秋に撒くこともできます。
草丈20cm〜60cm

水やり

庭植えの場合は、一旦根付いてしまえば、水やりは不要です。

鉢植えの場合、土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいに水をしっかりとやります。ストロベリーキャンドルは蒸れに弱いので、乾燥気味に管理してください。

肥料

空気中の窒素を取り込んで合成することができるので、肥料を多くあげると逆に枯れ始めます。肥料が多いと葉っぱが黄色く変色してきます。

植え付け・種蒔き

9月〜10月に種まきをして、植え付けるか、春に苗が出回るのでこれを庭植えや鉢植えにします。夏に暑さで枯れてしまうので、鉢植えでも植え替えの必要はないです。

マメ科の植物は移植を苦手としますので、一旦根付いたら移植はしないください。

用土

土質を選びません。市販されている花と野菜の土で充分ですが、できれば無肥料のものがいいので、赤玉土6腐葉土4に化成肥料を入れずに用土とします。

種まき・育苗

ビニールポットに上記の用土か、種まき用土を入れ、その上に種を2粒か3粒入れて、うっすらと土を被せて、乾燥しないように水をやりつつ、明るい日陰で管理します。1週間前後で発芽しますので、発芽したら間引いて一本立ちにします。葉っぱが4枚〜5枚になったら、鉢や庭に植え付けます。ポットに根が回り切らないうちに植え付けましょう。

鉢植え

6号の鉢に1苗、プランターなら3苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットでふさぎ、その上に鉢底石(軽石)を3cmほど入れる(他の植物より多めがよい)。その上に用土を入れ、その上に水やりのときに水を溜める、ウォータースペースが十分あるように高さを調節して株を入れます。あとは隙間に用土を入れていきます。最後に水を入れて完成です。

植え付けの際に苗の土は崩さず、根をいじらないようにして植えてください。

庭植え

庭土を深さ20cm掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割ほど追加してよく混ぜて用土とします。化成肥料は入れないでください。

用土の半分を戻し、高さ(苗の地表と庭の地面が同じになるようにって意味)を調節しつつ、隙間に用土を入れて行きます。最後に根と土を活着させるために水をたっぷりとやって完成です。

管理場所・日当たり

日当りを好みますので、日光の当たる場所で管理します。冬の寒さには強く耐寒温度はマイナス2度くらい。それ以下になる場合は、室内に取り込んだり、霜除けをしましょう。

高温多湿に弱いために開花後…梅雨か夏までに、消えてしまいます。

収穫(切花・ドライフラワーに)

花が咲いたら、花茎を長めに切って、束ねて風通しの良い日陰で逆さに吊るしていると、ドライフラワーになります。また、切花としても流通していますので、部屋に飾ってもいいです。

病害虫

肥料が多いとアブラムシが発生することがあります。害虫が発生したら、取り除いたり薬剤を散布しますが、同時に肥料や環境を見直しましょう。

特徴・由来・伝承

クローバーの近種なので、葉っぱも茂り方も似ていますが、クローバーよりも茎をヒョロリと伸ばして真っ赤なかわいい花を咲かせます。
切花でも流通していて、水揚げすれば、切花としても長く楽しめます。
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