シソ(大葉・紫蘇)の育て方

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シソ(大葉・紫蘇)

シソ
科名シソ科
属名シソ属
学名Perilla frutescens
別名大葉・紫蘇
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度初心者向け
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植え
肥料

目次

  • シソ(大葉)とは?
  • 水やり
  • 肥料
  • 植え付け・植えかえ・種蒔き
  • 管理場所・日当たり
  • 病害虫
  • 花は摘む
  • 摘芯
  • 収穫
  • 特徴・由来・伝承
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    シソ(大葉)とは?

    シソ(大葉)とは?

    シソ(大葉)とは?

    シソ(大葉)とは?
    文章の修正シソはシソ科の一年草。簡単に育てられる。庭でもベランダガーデニングでも収穫可能。スーパーで買うと意外と高価だが、育てると簡単に収穫できるので育てるが、消費しきれずに困る。赤紫蘇ジュースを作る人ならお得。

    シソには独特の香りがあって、虫が付きにくい、なんてことが書いてある本もありますが、実際は穴だらけになるくらいに虫(バッタ・芋虫)がつきます。その理由は収穫して食べてみればわかります。市販されているシソ(大葉)よりも柔らかくおいしいのです。そういうおいしいものは虫も好きですから、収穫するのであれば、ある程度の虫と出会う覚悟が必要です。

    水耕栽培という方法もあります。

    水やり

    水やり
    文章の修正シソは乾燥が苦手なために、水を切らさないことがコツになります。土が乾燥していたら水をしっかりとやってください。また、ハダニが発生しますので、葉っぱにも水が掛るように水をやるとハダニを防げます。出来れば、葉っぱの裏にも水を掛けてやってください。

    庭植えしても、土が乾燥しているようであればしっかりと水をやってください。プランター・鉢に植えた場合は乾燥しやすいので、春は晴れたら、真夏は朝と夕方の二回、しっかりと水をやってください。

    プランター・鉢に水をやるときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやってください。そして、土が乾くまで水をやらない。水切れしやすいのですが、毎日、びしゃびしゃにしていると根腐れを起こします。

    肥料

    文章の修正シソは肥料を必要とします。肥料が切れると生育が鈍くなるので、切れないようにしましょう。市販の培養土には肥料が入っていますから、それプラス植え付け後に薄い液肥を月に二回ほどあげます。肥料が多いと虫が付きやすくなりますので、状況を見て判断してください。
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    植え付け・植えかえ・種蒔き

    時期

    植え付け・植えかえ・種蒔き
    文章の修正霜が降りなくなる頃…4月下旬〜5月に植えます。多少遅くなっても、収穫は問題なく可能です。

    用土

    文章の修正土は市販されている土(花と野菜の培養土)に植え付けます。もしくは赤玉土6腐葉土4を混ぜたもので植え付けをします。庭土には堆肥か腐葉土を足して、用土とします。シソは雑草に近く、多少硬い土でも問題なく育ちますので、庭で育てる場合は土質にそこまで気にしないでいいです。

    鉢・プランターの植え付け

    文章の修正種からも育てるのは簡単ですが、苗も安いので、苗をプランターに四つ植えるのを勧めます。6号〜8号に1苗を植えます。

    鉢底の底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に用土を入れ、株を入れ、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやります。

    移植に若干弱いので、植え替えは早めに。ポットの土は崩さずに植え替えましょう。
    水耕栽培という方法もあります。

    庭植え

    文章の修正植え付ける2週間前に深さ30cmほど掘り返して、苦土石灰を混ぜて中和させる。1週間後に腐葉土か堆肥を3割ほど追加して植え付ける。庭の土が水はけが悪いようなら、パーライト・軽石・川砂を足して水はけを良くしてから植えます。シソは意外と肥料食いです。土には肥料と混ぜてしっかりと耕してください。生育が全く違います。できれば土を一週間寝かせて馴染ませてから植えます。

    株間は15cmで苗を配置し、土を隙間に入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。移植に若干弱いので、植え替えは苗のうちに。ポットの土は崩さずに植えましょう。

    青シソと赤シソは同じ場所に植えてもいい?

    文章の修正青シソと赤シソは同じプランター、同じ鉢、同じ畑に植えてもいいですが、同じ場所に植えると、交雑してその種子は、思ったような個体ではないですから、使わず、新しい種子や苗を買って栽培するといいです。

    結構しぶとい雑草でもある

    文章の修正シソを植えて、種をつくると翌年も意図しないところから生えてくるくらいに強いです。雑草としては強い方。大きく育つと引っこ抜くは大変で、腰を傷めることもあります。怖い場合は鉢植えで育てて、種が落ちても発芽しないような場所で管理するといいです。

    種まき

    文章の修正一般的には苗を植えますが、種から苗をつくってから植え付けることも可能です。詳細は以下のページを参考にしてください。

    管理場所・日当たり

    文章の修正日当たりがいいと香りが強くなりますが、葉っぱが厚くなり、茎も堅くなります。半日陰だと柔らかくて食べやすい葉っぱに育ちますので半日陰で育てましょう。

    半日陰で育ちますので、ベランダ菜園にピッタリの食材です。是非挑戦してください。あと、ワサビ菜がおすすめです。

    冬になったら枯れます。大体10月〜11月まで収穫できます。室内で冬を越させようとする人がいますが、暖房費が掛かりすぎで割に合わない。

    病害虫

    文章の修正シソは虫(バッタ・蛾の幼虫・ハダニ・アブラムシ・ハマキムシ・エカキムシ)に食べられてしまいます。かといっても農薬を撒くわけにはいかないので、綺麗なシソを食べようとするならば、手作業で虫を取り除かなくてはいけません。
    赤いシソは虫が食べない。青いシソが食べると美味しいので、青いシソと赤いシソを一緒に植えると虫が発生しにくい。ただし、青いシソと赤いシソは交配して翌年はカタメンシソ(ウラアカ)という面が青で裏が赤いシソなども一緒に生える。

    エカキムシ

    文章の修正葉っぱに白い線がのたうちまわっていたら、エカキムシ(ハモグリバエ)です。線の中に幼虫がいて、食べながら移動しているのが線に見えています。線の端に虫がいるので指で潰します。線がある葉っぱは食べないようにします(食べても人は死なないよ)。

    害虫対策

    文章の修正虫避けネットとか防虫ネットと呼ばれるものを掛けてあげます。日光が当たりすぎると葉っぱが硬くなるので、ネットをしても大丈夫です(むしろネットをした方が葉っぱが柔らかくて美味しい)。虫が発生する前にしましょう。またプランターの場合はプランターごと包むとヨトウムシなどの被害を無くせます。
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    花は摘む

    花は摘む
    文章の修正花が咲くと株が枯れてしまうので、花茎が登ってきたらすぐにハサミで切ってしまいます。花茎は他の茎と形状が違うのですぐにわかります。

    花が咲く原因は「低温に当たった」「水切れ」「害虫にやられまくった」「根詰まり」など別の理由もあります。

    花茎を切ったものを天ぷらにしたら穂紫蘇の天ぷらです。葉っぱよりコッチが好き!という人も多い。ただし穂が出ると株が枯れるので、穂(=花)を収穫するのは最後の最後に。

    花を放置していると種子が出来、こぼれダネで翌年も生えてきます。ただしシソは肥料が必要ですから、自然なこぼれダネでは翌年以降は若干生育が鈍い。また次世代以降のシソはメンデルの法則で香りが鈍くなる、という話も(そうでもない、という話も)。

    摘芯

    摘芯
    文章の修正30センチくらいに育ったら、シソのつるの頂点を切り戻しします。摘芯です。摘芯すると脇芽が出てきて多くの葉っぱを収穫できます。また摘芯しないと穂が出てきて枯れてしまいますので摘芯は必ずしましょう。
    30センチに育っていないのに摘芯(もしくは収穫)をすると、シソが「生育環境が悪い」と判断し花を咲かせようとします。花が咲くと枯れます。穂が出てきたらとにかく切ってください。

    収穫

    文章の修正大きく育ったら、適宜、葉っぱを摘んで調理に利用します。5月〜10月あたりまで継続して収穫できます。

    シソは肥料が多いと味がエグくなるとか、肥料の質でそうなるとか、排ガスなども影響するとか、害虫が食べると防衛反応としてエグ味を出すとか、いろいろと理屈があるらしいですが、よく分かりません。

    特徴・由来・伝承

    文章の修正中国後漢末期の名医で曹操の主治医となり、頭痛やめまいの治療にあたった「華佗」が、食中毒の治療に使ったことから「紫」の「蘇る」薬草、「紫蘇」になったとされています。

    ここではシソ全般について書いてありますが、一般的に食べるのは「アカジソ」と「アオジソ」。ホームセンターなどで売っているのは大抵このどちらかです。

    葉っぱが縮れているのが「ちりめん紫蘇」です。通常のものより香りが強いですが、生育にばらつきがあること、害虫が発生しやすいことから、さほどあまり栽培されていません。ちりめん紫蘇と通常の紫蘇はどっちが美味しいか……それは好みによります。
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