クッカバラの育て方

記事が気に入ったら拡散をお願いします。 TOP > サトイモ科最終更新管理
クッカバラの基礎データ
クッカバラ
科名サトイモ科
属名フィロデンドロン属
学名Philodendron kookaburra
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え
肥料
スポンサーリンク

クッカバラとは?

クッカバラはサトイモ科フィロデンドロン属のブラジル原産の切れ目の入った葉っぱが幾つも伸びる観葉植物で、葉っぱが大きすぎず場所を取らないので、室内インテリアとして人気があります。日光を好むものの比較的耐陰性があり、半日陰で十分生育します。寒さにも一定の耐性があり、室内管理に向いています。茎から気根が伸びて、空気中の水分を吸収し、その気根が土に達すると、土にも根を広げます。

幹が伸びていくと、一番下の葉っぱから落ちていきます。これは枯れているのではなく、生理現象で、葉っぱがついていた場所に「目」のような跡が残り、それがまた魅力的なインテリアになります。
クッカバラ
クッカバラの購入はこちら

花言葉

花言葉は「壮大な心」「壮大な美」です。

ワライカワセミ?

クッカバラとは「ワライカワセミ」のことです。なぜクッカバラと呼ばれるのかは調査中。

水やり

春~秋はクッカバラの鉢植えの土が乾いていたら水をしっかりとやります。水やりの頻度は環境によりますが、春と秋は二、三日に一回程度。夏はほぼ毎日水をやります。受け皿に水がたまっていたら捨ててください。そのままだと根腐れします。

あまり日の当たらない場所で管理していると、水の蒸発が少ないために、頻繁に水をやると水が腐って根腐れの原因になります。土が乾くまでは水をやらないでください。

冬の水やり

冬はクッカバラの生育が止まってますし、気温が低くて水が土中に残りやすいです。なので、これまでと同じような頻度で水やりをすると根腐れを起こします。

土が乾いてから数日経ってから、水をやります。冬に水を控えて乾燥気味に管理することで耐寒性が強くなり、越冬しやすくなります。土壌水分計で計測してから判断すると失敗が減ります。

冬は暖房で空気が乾燥しやすく、このままでは葉っぱが乾燥して傷んでしまいますので、土への水やりを控える代わりに霧吹きで葉っぱに水分を供給してあげます。

肥料

クッカバラは肥料はあまり必要じゃないんですが、生育が悪いようなら春から秋にかけては液肥を月に二回ほどやります。肥料が多いと葉っぱの色があせてきます。また、冬は根を傷めるので施肥しないでください。

植えかえ

時期と頻度

クッカバラの植え替え時期は春(3月〜5月)が好ましいですが、鉢底から根が出て、あまりに根詰まりしているようであれば、真冬以外にも植え替えをしてもかまいません。植え替えは2年に一回やります。
参考:植え替えする理由

用土

植え付ける土は市販されている観葉植物の土か、赤玉土6腐葉土4を混ぜた土で植え付けます。室内に取り込むので、匂いのする腐葉土の入っていない観葉植物の土が好ましいです。

植え替え手順

クッカバラの鉢から株を抜き出し、根鉢をほぐして古い土を3分の1ほど落としておきます。同じ大きさか、ひとまわり大きな鉢を用意し、その鉢底に鉢底ネット(鉢底網)を敷き、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れて、その上に用土を少し入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所・日当たり

クッカバラは春〜秋は戸外の半日陰が適しています。もしくは室内の日当たりで管理します。夏に直射日光で葉焼けすることがあるので、夏はレースのカーテンなどで遮光してあげてください。

3度以上で越冬可能なのですが、霜にあたれば傷みます。霜が降りない暖地では戸外でも越冬可能ですが、冬は室内に取り込んだ方がよいです。

病害虫

ハダニ
ハダニは乾燥すると発生しますので、霧吹きで葉水をすると予防できます。葉っぱの裏に潜んで、汁を吸っているので、葉水をするときは葉の裏にもかけてください。ハダニが発生してしまったら、テデトールするか、薬剤を散布して駆除します。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
クッカバラのカテゴリ・タグ
観葉植物 葉水 葉焼け 室内 インテリア
サトイモ科
画像投稿BBS
ブログやBBSで紹介していただけるならコチラ
スポンサーリンク