アツバキミガヨランの育て方

TOP > リュウゼツラン科最終更新画像投稿

アツバキミガヨランの基礎データ

アツバキミガヨラン
科名
リュウゼツラン科
属名
ユッカ属
学名
Yucca gloriosa
別名
アメリカキミガヨラン
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
アツバキミガヨランの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

アツバキミガヨランとは?

アツバキミガヨラン:アツバキミガヨランとは?
アツバキミガヨランは北アメリカに自生するリュウゼツラン科の植物で、戸外での栽培が一般的です。その頑健さから、昔から庭に植えられ、今でもその姿を見ることができます。

尖った葉っぱを約50cm伸ばし、その佇まいは洗練された雰囲気を醸し出しています。花茎は非常に大きく、最大で2メートルほどに達し、真っ白かクリーム色の花を鈴のように咲かせます。ただし、日本では受粉に「ユッカ蛾」が関与するため、この蛾が存在しないため、日本で実を結ぶことはありません。

寒さにはやや弱い傾向があり、寒冷地では防寒対策が必要ですが、平地なら冬越しも可能です。一般的なユッカとは異なり、アツバキミガヨランは低く丸みを帯びた形状で、葉には注意が必要なとげがあります。

アツバキミガヨランは実を結ぶと茎が折れ、そこから種が発芽して繁殖します。花茎は新たな芽を株の根本から出す特徴があります。

鉢植えでの栽培は一般的ではなく、庭植えが通常です。

水やり

庭植えした場合は一旦根づくまでは水をやりますが、その後は乾燥に強い(乾燥を好む)ので、降雨だけで十分です。

肥料

肥料はほぼ必要じゃないですが、生育させたいなら春と秋に固形肥料を根本に置いてやります。道端の誰も世話していない場所でも生育しているので、肥料がないからといって枯れる訳ではありません。

植え付け・植えかえ

時期

春から夏の生育時期に植え付けを行います。

用土

用土は通常の土でよく、水はけが良ければいいです。庭土に腐葉土堆肥を混ぜて用土とし、水はけが悪いのであれば軽石小粒か川砂を入れて調節します。

庭植えの手順は?

庭土を40cm〜50cmほど掘り返し、腐葉土か堆肥を2割ほど混ぜて用土とします。穴に半分だけ土を戻して、苗を置いて、隙間に用土を入れていって最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所で管理してください。直射日光でも大丈夫です。暑さと直射日光には負けません。若干寒さに弱いので、冬は根本にワラや腐葉土を敷いてマルチングをするといいです。管理人の住む広島の平地なら戸外で問題なく越冬しているので、関東南部以西であれば問題はないです。

葉っぱが尖っているので、人が通る場所に植えると非常に危険です。子供が通るような場所には植えないでください。そう考えると植える場所はかなり限られます。

病気・害虫

ほとんど見られない。水はけが悪いと根腐れすることがたまにあります。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
はてブ LINE

アツバキミガヨランのカテゴリ・タグ

庭植え寒さに弱い乾燥に強い北アメリカリュウゼツラン

リュウゼツラン科

スポンサーリンク