コキア(ホウキギ・ホウキソウ・箒木・箒草)

科名 | アカザ科 |
属名 | ホウキギ属 |
学名 | Kochia scoparia |
別名 | ホウキギ・ホウキソウ・箒木・箒草 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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コキアとは?


庭植えにすると夏に水切れしないように水やりをすればほぼほったらかしで、栽培できますよ。

水やり
鉢植えの水やり
鉢植えにした場合は土が乾いたら水をしっかりとやります。鉢植えの場合、夏に水切れがおきやすいので気をつけましょう。夏にあまりに水切れするようであれば、半日陰に移動させます。庭植えの水やり

肥料
植え付け時に肥料を混ぜ込んでおきます。市販の培養土には最初から肥料が入っていますから、それで十分です。あとは成育期に2週間に一回、薄い液体肥料を追肥してください。植え付け・植えかえ
時期
春から初夏にかけて苗が流通します。苗を買ったら、出来るだけ早く植えます。コキアの苗は根が詰まると苗が老化しますのでポットのままで長く放置しておかないでください。直根性で植え替え不可

用土

庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を3割ほど足して植えるといいです。
鉢植え

ポット苗の土は絶対に落とさず、根もほぐさないで植え付けてください。
小さい鉢に植えると小さく育つ。小さい鉢に植えると夏の水切れが多くなるので最低でも5号か6号。できれば8号。10号鉢でもいいが、10号鉢は見た目のバランスが多少悪い。もちろん10号鉢の方がコキアの健康にはよいです。
もしくは庭植えにしましょう。
もしくは庭植えにしましょう。
庭植え

苗の根をほぐさないで植えてください。
鉢植えだとよく庭で見かけるような鮮やかな緑がコンモリとした感じに育ちません。そこで出来るだけ庭植えにします。枯れたら根元から切るのだかが、庭植えの場合大きくなる分茎も頑丈なのでノコギリが必要になるかも。
株間を大きく取る

画像の大きなコキアはユーザーさんが投稿してくれた画像で「畑との境目に植えたコキア。手前が日当たりの良い南なので直径1m、奥は50cmぐらいに」なったようです。日当たりがいいところは更に株間を大きく取ったほうがよいですね。
風が強いと倒れるので、大きく育ったら支柱をします。ポキっと折れます。
種まき
コキアの種は超小粒。そこいらへんに直播して少し土を被せます。土をかぶせるのは「乾燥避け」のため。たくさんは土は被せない。分厚く被せると発芽しなくなります。15度で発芽します。葉っぱが小さいうちはダンゴムシやナメクジに食べられやすいですし、アリがタネを持っていくこともあります。何枚か生えそろったら、元気のいいのを残して間引きます。
●発芽率が悪い人は水不足と思われます。
●苗を買ったほうが無難です。
●種子をまいて、ムシに食べられないようにとたくさん土をかぶせると、なかなか芽が出ない。
●苗を買ったほうが無難です。
●種子をまいて、ムシに食べられないようにとたくさん土をかぶせると、なかなか芽が出ない。
こぼれダネでも増える


管理場所・日当たり

ただし、夏に日当たりがいいところに植えていると、あまりに日が当たって蒸発が激しくて、水切れが起きやすいです。鉢植えにするとなお、水切れしやすいです。鉢植えの場合で、あまりに水切れするならば、半日陰に移動させてください。
霜に当たると枯れる一年草です。
病害虫
うどんこ病が発生することがある。イモムシが葉を食べる。
剪定
剪定は不要。剪定しなくても、あの形に育つ。雑記
特徴・由来・伝承
こんもりとしたグリーンの樹形で、秋になると真っ赤に紅葉します。刈り取ってホウキにしていた?という話もありますが実際のところはあやしいです。花も咲きますが目立たず観賞するには向きません。真夏の直射日光にも負けずに、鮮やかに緑が映えるので猛暑の庭に重宝します。
若干大きすぎて、狭い庭には邪魔になるかもしれませんが、それでもこの鮮やかな緑は魅力的です。
秋になり紅葉すると、種ができます。この種を茹でると「山のキャビア」と呼ばれるトンブリとなります。秋田の名物です。東北ではスーパーで売ってます。
コキアは一年草ですが、こぼれた種が翌年の春に芽を出し、そこら中に小さなコキアをニョキニョキと生やしますので、初心者の方で庭が空いていたら植えて損は無いです。
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