子宝弁慶草(クローンコエ・子宝草)

科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | カランコエ属 |
学名 | Kalanchoe Crenata x daigremontianum |
別名 | クローンコエ・子宝草 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
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植え | ||||||||||||
肥料 |
子宝弁慶草とは?

耐寒温度は5度~7度なので霜に当たると枯れます。冬は室内で管理するのが無難です。葉っぱに沢山の子株が出来るので近所の人にあげるのもいいですね。
子宝弁慶草の水やり

見た目に反して水切れしますが、他の植物に比べると乾燥に強いほうです。
冬の水やり
冬も一月に二回程度の水やりが必要です。土が乾いてから数日立ってから水をやる程度の控えます。最低気温が20度を下回ったあたりから徐々に水やりの頻度を減らします。冬に水が少ないと葉っぱ全体がピンク色になります。別に枯れるわけではありませんが、サインと考えてください。
冬に水をやりすぎて、根腐れするパターンが多い。このあたりはいろんな植物を腐らせながら感覚を掴むしか無いと思います。
肥料
肥料はなくても生育はしますが、大きくしたい場合は生育時期の4月〜10月に薄い液体肥料を1ヶ月に1回か2回やるか、春と秋に一回づつ、緩効性化成肥料を少量やります。子宝弁慶草の植え替え
時期・頻度
鉢の底から根が出ているようならば二年か三年に一回、植え替えをします。植え替えは春(3月〜5月)か秋(9月〜10月)にします。用土
用土は観葉植物の土か、赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。多肉植物の土より一般的な培養土の方がいい(意外と水を欲しがるため、多肉植物の土では水はけが良すぎる)。冬に室内に取り込むことになるので、匂いのしにくい観葉植物の土が適しています。
植え替えの手順
鉢植えの場合は、現在の鉢より一回り大きな鉢か、同じ大きさの鉢を用意します。極端に今より大きな鉢にはしない(冬に土に水が残って根腐れするから)。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。いたんだ根は切っておきます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていきます。植え替え直後に水はやりません。1週間は日陰で養生して、それから水やりを再開して日当たりへと移動させてください。
子宝弁慶草の増やし方
子宝弁慶草という名前にたがわず、株を増やすのは簡単で、葉っぱの縁に生える小さな子株を、そのまま植えている土(観葉植物の土)に挿しておくと(挿しておくというか「置く」でいい)、どんどん株が増えます。子株は手で触れるだけでポロポロと取れます。
株が古くなると葉っぱに子株がつきづらくなる。その時は子株を育て直しましょう。
子宝弁慶草の管理場所・日当たり
日光を好みますので、室内でも戸外でもできるだけ日当りのいい場所で管理します。日光が少ないと徒長してヒョロヒョロになる。ただし、多少の日陰で管理しても、そうそうは枯れない。ずっと日陰だと枯れるけど。室内で管理する場合は、日当たりの良い、冷暖房の風の当たらない場所で育ててください。
夏越し
夏の直射日光と湿気に弱いので、真夏は風通しのいい半日陰へと移動してましょう。子宝弁慶草は蒸れに弱く、特に株が小さい場合は蒸れで傷んで腐って溶けて消えてしまうことがあります。直射日光が当たるようなら寒冷紗・ヨシズ・カーテンなどで遮光してあげてください。
冬の管理場所

暖房の風の当たらない場所で、もちろん日当たりで管理しましょう。
室内で人が昼間に生活していて暖房がかかっていたら、就寝時に暖房を切っても5度以下にはなかなかならない。
特徴・由来・伝承
子宝弁慶草はベンケイソウ科の「胡蝶の舞(コチョウノマイ)」と「シコロ弁慶」を交配させた品種です。葉っぱの縁のくぼみに小さな葉っぱが出てきて、それがポロポロと落ちて株を増やしていきます。似たような植物でマザーリーフ(セイロンベンケイソウ)というのもあります。こちらは葉っぱが落葉してからも新芽を産むので余計に神秘的です。子宝弁慶草とマザーリーフは別種ですが育て方はほとんど同じです。
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