ゴムの木・ウンベラータ(フィカスウンベラータ)

科名 | クワ科 |
属名 | フィカス属 |
学名 | Ficus umbellata |
別名 | フィカスウンベラータ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
種蒔 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
目次
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ゴムの木・ウンベラータの特徴は?

冬に寒さに当たると落葉することがありますが、気温が上昇すると新芽が出てきます。
ウンベラータはイチジクの仲間なので、株が充実するとイチジクのような「花」がつきます。花といってもイチジクの実のようなものが「花」です。受粉するには対応した虫が必要で日本ではその虫がいないため種子は採取できません。
樹高自生地では10m
100均でも小さな苗を売っていて、噂によると「実生(挿木ではなくタネから育てたもの)」らしい。本当か?
購入したらすぐに少し大きな鉢に新しい土で植え替えるといいです。これを2年か3年ほど栽培し、3回〜4回の植え替えを経ると160cm以上に大きく育って困ることがあります。生育もよいし葉っぱが大きいんですよね。でもそこまで育てると愛着が出て捨てられない。剪定して小さくするか、引っ張って曲げて小さく仕立てましょう。
ダイソーの店員さんは植物栽培の専門家ではないため、店舗内のウンベラータに真面目に水をやっていて、購入時にはすでに根腐れしている…ってことはよくあります。なので格安ですがリスクはあります。
購入したらすぐに少し大きな鉢に新しい土で植え替えるといいです。これを2年か3年ほど栽培し、3回〜4回の植え替えを経ると160cm以上に大きく育って困ることがあります。生育もよいし葉っぱが大きいんですよね。でもそこまで育てると愛着が出て捨てられない。剪定して小さくするか、引っ張って曲げて小さく仕立てましょう。
ダイソーの店員さんは植物栽培の専門家ではないため、店舗内のウンベラータに真面目に水をやっていて、購入時にはすでに根腐れしている…ってことはよくあります。なので格安ですがリスクはあります。
水やり

年間を通して霧吹きで葉水を

冬の水やり
最低気温が10度切った頃には活動が鈍くなっています。冬は成長が止まっていますし、寒さで水の蒸発も鈍いため、土中の水が残りやすいです。そこで、水やりは控えめにします。土が乾いてから数日経って水やりをするようにします。よくわからない場合は、土壌水分計で測ってから水やりの判断をするといいです。
肥料

植え付け・植えかえ
時期・頻度
鉢の底から根がはみ出すようならば、根詰まりをしているので植え替えをします。大体2年か3年に一回植え替えをすることになります。植え替えは5月〜10月の生育時期のうち真夏(30度以上)を避けた時期にしてください。フィカス・ウンベラータはスタンダード仕立というか、根本はスッキリしていて、上に枝葉が多いです。すると、鉢が軽いと横風で簡単に倒れ、倒れると葉っぱが破れてしまいます。
鉢が重いと植え替え作業が大変ですが、ベランダなどに出すことがあるのなら、陶器や素焼き鉢など、ある程度の重さが好ましいです。また、植え替え作業や移動をするなら6号〜7号以下にしたい。
鉢が重いと植え替え作業が大変ですが、ベランダなどに出すことがあるのなら、陶器や素焼き鉢など、ある程度の重さが好ましいです。また、植え替え作業や移動をするなら6号〜7号以下にしたい。
用土

鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
管理場所・日当たり
年間を通して室内の直射日光が当たらない場所か、レースのカーテン越しの日光が当たる場所で管理します。日光の量によるので全てのケースとは限りませんが年中室内で管理すると光線不足で株が弱くなり間延びすることがあります。光線不足を感じたら…葉色が悪いようなら春と秋に室外の半日陰で管理してください。
夏

夏に風が通るベランダだと、よく生育します。ここで大事なのは風。風って植物にとって大事です。夏に高温時期に生育が多いので根が広がり、水切れを起こしやすくなります。根が広がると根詰まりを起こし、根詰まりを起こすと生育が止まります。
根詰まりを起こすようなら秋に植え替えをしておきましょう。
越冬
耐寒気温が5度なので霜に当たると枯れます。霜が降りる前に…秋に最低気温が10度を切ったら室内に取り込んでください。室内では日当たりの良いところで管理します。10度以下になると弱って落葉することもありますので、できれば10度以上を維持したいですが、高機密高断熱の家でないなら10度以上は厳しいです。人が生活しているリビングなどであれば、昼間に暖房がかかっていて、夜中でも5度以下にはなかなかならないで越冬は十分可能です。
剪定

樹液(白い乳液)は臭いです。
冬の剪定はしない方がいいです。どうしても邪魔ならする程度。とはいえ、それで枯れることはないです。
冬の剪定はしない方がいいです。どうしても邪魔ならする程度。とはいえ、それで枯れることはないです。
枝を曲げて仕立てることができます。好きな形状に仕立てるというのもあるんですが、丈を低くして室内に取り込みやすくするためにする人もいます。
紐で引っ張ったり、針金を巻きつけて曲げるなどします。やりすぎるとポキっと折れるので気をつけましょう。緑の枝の方が折れやすく、茶色い方が折れにくく、ヒビが入ってもトップジンなどの殺菌剤を塗ればいい。でも、茶色になると曲がりにくいので、やっぱり緑のうちから曲げつつ、茶色になっても曲げるというのが、無難な手順になります。また、水を控えて、水切れ状態にすると柔らかくなるので水を切ってから作業するといいです。
折れたら水挿ししてると発根して株が増えるんですが、環境さえよければニョキニョキ生えるので気にしないでもいいです。
紐で引っ張ったり、針金を巻きつけて曲げるなどします。やりすぎるとポキっと折れるので気をつけましょう。緑の枝の方が折れやすく、茶色い方が折れにくく、ヒビが入ってもトップジンなどの殺菌剤を塗ればいい。でも、茶色になると曲がりにくいので、やっぱり緑のうちから曲げつつ、茶色になっても曲げるというのが、無難な手順になります。また、水を控えて、水切れ状態にすると柔らかくなるので水を切ってから作業するといいです。
折れたら水挿ししてると発根して株が増えるんですが、環境さえよければニョキニョキ生えるので気にしないでもいいです。
病気・害虫
ハダニ・カイガラムシが発生。これらは霧吹きで葉水をすることで予防できます。ハダニは葉裏に潜んでいるため霧吹きをするときは葉っぱの裏にもかけましょう。特徴・由来・伝承
ちょっとお洒落なゴムの木としてインテリアに人気なウンベラータ。ゴムの木そのものが元々頑健で、成長スピードもほどほどなために、大きな鉢に植えたものがネットショップや花屋さんでも売れています。スポンサーリンク