ツルニチニチソウを植えてはいけない理由と駆除する方法
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ツルニチニチソウ
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最終更新
2024-03-13
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ツルニチニチソウは繁殖力が旺盛!
ツルニチニチソウ
は
キョウチクトウ科
の
多年草
ツル植物。青い澄んだ花を咲かせ、とにかく日陰に強いので、日陰(
シェードガーデン
)…というか日当たりの悪い、マンションの植え込みに植えられていることが多いです。
このツルニチニチソウは決して強い日光が苦手なのではなく、日当たりがあればニョキニョキと伸びて伸びた先で発根して、かなり深いところまで広がり、なおも加速して広がっていきます。
本当は定期的に
切り戻し
てやれば、ツルニチニチソウの範囲は制限できます。それができるかどうかですね。ようは手間と時間をかけられるかどうかなんですが、大抵は手にあまり、駆除することになるようです。
ほぼほぼ手に追えなくなるため「
植えてはいけない植物
」として挙げられます。
キョウチクトウ科の植物でアルカドイド系の物質を含むので毒性があるとされますが、食べるわけじゃないなら基本的に問題は発生しないレベル。それより繁殖力の方が問題です。
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植えてはいけない?
繁殖力が強く、他の植物を駆逐することがあります。人によっては
ヒメツルニチニチソウ
と共に
ミント
・
ドクダミ
レベルに厄介だったなんていう人もいます。
というのも、日陰に強く、ツル性で広がる速度が早いのが厄介。また、家と倉庫の隙間に入り込んで、そこは取り除けないでいると、そこからいつのまにか復帰してまた広がるということがあり、気合いを入れて駆除する必要があります。
駆除の方法
引っこ抜いても、地下茎が残っている限りはしつこく生えてきます。地下茎は深さ30cm〜1m以上まで伸びていることがあるので、地下茎を人力で取り除くのはほぼ不可能。
できるだけ簡単に早く根まで枯らしたい場合はサンフーロンなどのグリホサート系の
除草剤
を葉っぱに散布するか、地上部のツタを切って、茎の切り口にサンフーロンをベットリと塗りつけます。
また、手が届かないところや、作業しにくい場所に生えることもあります。その場合もサンフーロンを散布するといいです。
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もしも他の植物に絡みついている場合は、ツルニチニチソウの葉っぱだけにハケで塗りつけ、枯らしたくない植物に塗らないようにすればいいです。塗りつけるツルニチニチソウの葉っぱは根に近い葉にするといいです。一発で駆除するのではなく、何度も塗って駆除させるつもりだといいですよ。
それでも植えられる理由は?
ツルニチニチソウは確かに手に追えないかもしれないのですが、マンションの植え込みのように範囲が限られ、他に植物を植えておらず、日陰で他の植物が育たないなら、選択肢としてやっぱり「あり」です。そう考えると綺麗で便利な植物なんですよ。
花も咲きますしね。
その際は斑入りを植えましょう。
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栽培については
ツルニチニチソウ(蔓日々草)の育て方…手間はかからないが増えすぎて困る
キョウチクトウ科ビンカ属Vinca major
を参考にしてください。
それではまた。
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