ナンバーワンとは?特徴と経緯、植え替えの手順もちょっとだけ
TOP > キジカクシ科 > アガベー最終更新【】アガベ・ナンバーワン
科名 | リュウゼツラン科 |
属名 | アガベ属 |
学名 | Agave titanota cv.No.1 |
耐寒 | 5度 |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 季節による |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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特徴は?
東京農大名誉教授の故・近藤典生博士が現地から取り寄せたアガベ・チタノタの一つで、管理ナンバーが1だったことから、「ナンバーワン」「農大ナンバーワン」と呼ばれて、珍重されてきた個体。肉厚な葉っぱ、そのフチに白いトゲがハッキリと見られる。
栽培についてはアガベー、アガベ・チタノタを参考にしてください。
そのナンバーワンは本当にナンバーワン?
2000年以前にナンバーワンは人気にはなったのですが、その形状に似ている個体が自生地から取り寄せられると、ナンバーワンではないのに、ナンバーワンとして扱われるようになります。それだけ人気だったんですよね。実際にはこれらが「なんなのか?」はハッキリとしません。アガベ・オテロイだった?って話もありますが、一説に過ぎません。遺伝子検査もできませんからね。神のみぞ知る。
でも、アガベは滅多に開花しないので、交配はほぼできず、ナンバーワンと別種が交配されて、遺伝子がグッチャグッチャってことはないので、いずれはそこらへんの真実は明らかになる?かもしれない。
今はその形状を愛し、栽培していきましょう。
植え替えについて
水やりを10日ほどストップし、カラカラにしておきます。鉢を叩いて、株を取り出し、根をほぐして土をほぼ落としてしまいます。カラカラに乾いた根は簡単にむしり取れるので、取り除きます。根の先の乾いたところは切ってしまい、根を整理します。最初の根の半分以下、3割くらいの量になってしまいます。株の根本には子株が吹いているので、これを慎重に取ります。この時点ですでに大抵は発根しているので、根がついているものを植えれば新株をつくれます。
株が健康であれば、子株がついているものなので、ついていない場合は、環境を見直しましょう。
株元の枯れた葉っぱもついでに取り除きます。枯れ葉を放置していると水を吸って腐ってしまうので、できるだけでいいので取り除きます。
あとは、サボテンの土で植え替えます。鉢は素焼き鉢でもいいですし、プラ鉢やスリット鉢でもいいです。用土には植え付ける前にオルトランを入れて防虫しておきましょう。
植え付けのときに中心になるようにします。あとは通常の植え付けをしましょう。根の間に土をしっかりと入れたいので、割り箸でつついて内部に入れてやります。すると隙間ができるので、土を皿に入れていきます。これで完成です。水やりはこのときせず、明るい日陰で1週間〜2週間ほど養生してから、通常の管理に戻します。
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