ビオラ・ヌーヴェルヴァーグの育て方

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ビオラ・ヌーヴェルヴァーグの基礎データ

ビオラ・ヌーヴェルヴァーグ
科名
スミレ科
属名
ビオラ属
別名
ヌーベルバーグ
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ビオラ・ヌーヴェルヴァーグの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ビオラ・ヌーヴェルヴァーグの特徴は?

ビオラ・ヌーヴェルヴァーグは群馬県サトウ園芸により作出されたスミレ科ビオラ属のビオラの園芸品種。一つの花の中に複数の色が混在し、花びらはうねっているのが特徴。色合いの複雑さと、独特な色合いから、かなり人気で店舗でもあまり見かけない。

ただ、同じ品種でも色合いが微妙に違う花が咲くので、ネットショップで買うのではなくて、店舗で実際に見て個々の色合いを確認して買いたい…が、上に書いたように全然流通していない。ヌーヴェルヴァーグ目当てでホームセンターをハシゴする人もいます。

フリル咲きの品種は他にもあるが、1輪の大きさがちょうどよく、なにより色合いの複雑さは素晴らしい。寄せ植えにするのは勿体無いと思うはず。ぜひヌーヴェルヴァーグ単品で栽培したい。
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水やり

鉢植えの場合には、土が完全に乾いた後に水をあげるようにしましょう。ヌーヴェルヴァーグは冬でも成長しているので予想以上に水を必要とします。水不足にならないように注意が必要です。

庭に植えた場合は、基本的には雨水だけで十分に育ちます。しかし、日差しが強い場所では、庭植えでも水不足になる可能性があります。そのため、ヌーヴェルヴァーグの様子をよく見て、必要であれば追加で水をあげるようにしましょう。

肥料

開花時期は液体肥料を週に一度、水の代わりにやるか、化成肥料を一ヶ月に一度施肥しましょう。肥料が切れるとヌーヴェルヴァーグは花が止まるので必ず追肥を。

植え替え・植え付け

時期

植え付けは9月〜10月以降の涼しくなってから春までの間に植え付けます。気温が20度を切ってからにしましょう。気温が上昇するとヌーヴェルヴァーグが徒長して調子を崩すので霜が降りる直前くらいが理想です。

用土

鉢植えの場合は、一般的な花と野菜の培養土か、パンジー・ビオラに適した配合になっている専用土で植え付けます。コスパはよくないですが、自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を加えたものを使います。

庭植えなら、庭土に腐葉土や堆肥を混ぜて土を改良してから植えます。

鉢の植え付け手順

8号の鉢には1つの苗を植えます。

鉢の底部には、鉢底ネットを配置し、その上に軽石(鉢底石)を約2cm敷きます。これにより、水の排出が改善され、根の腐敗を防ぐことができます。その上に、適量の培養土を追加し、苗木の土面が鉢のフチから1cm〜2cm下になるように調節します。これにより、水を与える際に水が溜まるスペースが確保されます。

植えるときには、ヌーヴェルヴァーグの苗の根元が土に埋まらないように注意し、必要な分の培養土を隙間に追加します。ヌーヴェルヴァーグの苗の根を優しく解きほぐすと、根が広がりやすくなります。最後にたっぷりの水を与えて完成です。

庭植えの植え付け

庭土を15cmから20cmほど深く掘り返して、元の土に対して2割の腐葉土か堆肥を混ぜ込み、化成肥料を説明書に示された適切な量を加え、土とよく混ぜ込みます。

用土をよく混ぜたら、その半分を穴に戻します。苗同士の間隔を20cmほど開け、各位置にヌーヴェルヴァーグの苗を配置します。苗の根元は優しく土をほぐし、根が広がりやすいように調整します。配置後、根元の茎が土に埋まらないように気をつけ、隙間に不足している用土を追加します。

最後に、十分な水を与えます。

管理場所

日当たりの良い場所で育てます。十分な日光がないと、ヌーヴェルヴァーグの開花が鈍くなります。

寒冷に強いので霜や凍結によって枯れる心配はありません。ただし、寒冷な環境では生育が止まるのでできれば凍結しないようにしたいですが、気にしないでもいいです。

4月〜5月に気温が上昇すると、枯れてしまうのが通常ですが、ヌーヴェルヴァーグの夏越しもできなくもないです。厳しいですが挑戦するのも手です。詳細はビオラ・パンジーの夏越しのコツを参考にしてください。

剪定・切り戻し

植え付けてから2月までは、脇枝を促進するために敵芯や適切な切り戻しを数回行います。3月以降は、ヌーヴェルヴァーグの風通しをよくして蒸れを防いで健康に保つための適切な切り戻しを実施します。

ビオラやパンジーの切り戻しについての詳細は、「ビオラ・パンジーの切り戻し(摘芯)のコツまとめ」を参考にしてください。

花がしぼんだら、摘むことで次のヌーヴェルヴァーグの花がより美しく咲きやすくなります。これを花ガラ摘みと呼びます。春になると開花が増えて花ガラ摘みが追いつかないかもしれませんが、そのときは切り戻してリセットするといいです。

病害虫

3月以降は徐々に高温になりアブラムシナメクジヨトウムシ灰色カビ病コガネムシなどが発生します。前もってオルトランを散布するといいです。もしくは4月になったら春から夏の定番の植物に植え替えましょう。

最後に…

より詳細な栽培のコツについてはビオラを参考にしてください。
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