イランイランの育て方
TOP > バンレイシ科 最終更新【】イランイラン
科名 | バンレイシ科 |
属名 | カナンガ属 |
学名 | Cananga odorata |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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イランイランの特徴は?
イランイランはオーストラリアに自生するバンレイシ科の常緑高木。春〜夏〜秋に開花するは時間が経つと黄色くなり、黄色くなると夕方〜夜にかけて甘い香りがします。花から得られる精油が香水となり、男性を落とす香りなので「ヤバイ」とよく語られます。イランイランの精油は「シャネルの五番」にも入っています。インドネシアやフィリピンやインドには矮性の変種のチャボイランイランがあり、園芸用として流通しています。上の画像はチャボイランイランです。
樹高5m〜15m
水やり
水を好む植物で乾燥すると枯れ込んでしまうので、土が乾燥し切らないように水やりをしましょう。冬は生育が止まっていますので水やりを控えます。土壌水分計で計測して乾燥し切らないように…しかし、水やりをしすぎないように水やりをしましょう。
肥料
追肥しなくてもいいですが、生育が悪いようなら生育時期の5月〜9月に液体肥料を2週に一回程度やるか、一ヶ月に一回、化成肥料を説明書きの半分だけ施肥します。そもそも生育の早い植物なので様子を見て調節しましょう。植え替え・植え付け
時期
植え替え・植え付けは霜が降りなくなる5月以降に行います。植え替えは毎年、行います。種まき
種がネットオークションなどで販売されているので、これから栽培できなくもないです。発芽促進剤を入れた水を30度に温めて、種を1日つけます。ポットに種まき用土を入れて、種を3粒〜5粒入れて、あとは乾燥し切らないように水をやって明るい日陰で管理します。発芽までは一ヶ月ほど。本葉が四枚になったら、鉢に植え付けましょう。
用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。もしくは赤玉土5腐葉土5、赤玉土4腐葉土4ピートモス2を配合して利用します。ただ、培養土は腐葉土が入っていて臭うので、冬に室内管理することになるので観葉植物の土で植えるか、上記の配合のうち腐葉土を調整済みピートモスに変えたものを使います。
植え替えの手順は?
成長が早い植物なので最初から8号〜10号に1苗を植えるといいです。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合はできれば土を一切落とさないで、1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。もしもできない場合は、古い土を3分の1だけ落とし、新しい土で同じ大きさの鉢に植え替えます。
管理場所
日当たりでもいいですし、半日陰でも生育します。明るい日陰でも生育はするんですが、ツボミが開花せずに落ちてしまうので最低でも半日陰・木陰にしておきましょう。夏の高温には強いのですが、高温のあまり水切れが起きやすいので、夏だけは水やりをしっかりとして半日陰で管理しましょう。そう考えると春から秋は戸外の半日陰がいいですね。
越冬
熱帯の植物で寒さに弱く、耐寒温度は8度〜10度なので温室があるか、断熱材の良い家でないと越冬は厳しいです。剪定・切り戻し
枝の剪定は開花中〜11月に行うといいです。成長が早い植物で、イランイランなら15m、矮性のチャボイランイランも2mくらいになるので、芯止めをして小さくまとめるといいです。
病害虫
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