カシワバゴムノキ(柏葉ゴムの木、フィカス・リラータ)

科名 | クワ科 |
属名 | クワ属 |
学名 | Ficus lyrata |
別名 | 柏葉ゴムの木、フィカス・リラータ |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 冬は室内 夏は外 |
難易度 | 中級者向け |
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植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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カシワバゴムノキ(柏葉ゴムの木)
カシワバゴムノキ(柏葉ゴムの木)は熱帯アフリカに自生する非耐寒性常緑高木。葉がカシワに似ていることが名前の由来ですが、似てる? 葉っぱに光沢があり、濃い緑で、少し波打っているのが特徴。栽培自体は他のフィカス類と同じで簡単な部類です。日本では室内インテリア用の観葉植物としてよく流通しています。中でも小型品種のカシワバゴムノキ・バンビーノ(Ficus lyrata ‘bambino’)が人気です。
枝を切ったり、根を傷つけると白い乳液が出て、これがゴムでラテックスアレルギーの人はこれでカブれるので気をつけましょう。
水やり
春から秋の気温が20度以上30度くらいまではよく生育するので、土が乾いたら水をしっかりとやります。水をやるときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。気温が30度近くになると水をよく吸い上げるので逆に水切れに注意します。冬の水やり
最低気温が10度以下になると生育が鈍くなり、7度くらいになると完全に止まってしまうのので、冬は水やりを控えます。土がカラカラに乾いてから、水をやりますが、気温が7度以上なら通常通り、鉢底から水が出るくらいにやりますが、5度前後まで下がるなら、土の表面を濡らす程度の水やりにしておきます。冬の水やりは冬の水やりと根腐れのページをチェックして理解が深まり、失敗が減ります。
肥料

春から秋に液体肥料を2週に一回か、化成肥料を一ヶ月に一回やります。
植え替え・植え付け
時期
気温が20度以上になる5月〜9月に植え替えをします。カシワバゴムノキは日光・気温・水と風があると結構生育して、根を張り、根詰まりを起こします。鉢底から根が出ていたら根詰まりをしていますし、出ていなくても鉢内にギッチリと根を伸ばして根詰まりしていることもあります。
用土

鉢の植え替えの手順は?

根詰まりするなら植え替えをします。
植え替えの際は、古い鉢から株を取り出し、土を3分の1ほど落として、変色した根をハサミと切って取り除き、新しい土を足して、上記の植え付けの手順で植え替えます。新しい根を広げるスペースを作ってあげましょう。
管理場所
カシワバゴムノキは強い日光には葉焼けすることがありますが、日光を好む植物です。春と秋は戸外の日当たり〜半日陰か、室内の日当たり。夏は戸外の木陰か室内でカーテンで遮光します。意外と大事なのは風で、風が通ると健康によく育ちます。なのでベランダで育てていると健康になるんですが、室内インテリアとして育てる人が多いんですよね。でも、一回やってみてください。
冬の管理場所は?
冬は寒さに弱いので室内に取り込みます。10度以下で弱り、5度以下になると枯れてしまいますので、室内の暖かい場所で管理しましょう。冷暖房の風は乾燥しているので、直撃しないように気をつけます。剪定・切り戻し
環境が合っていると結構成長するので、邪魔になったら剪定します。邪魔になったらでいいです。剪定する時期は生育時期の春から秋。切り口から白い乳液が出てカブれるので、作業の時は必ず軍手をしましょう。
病害虫
ハダニ、カイガラムシ、スリップス、アブラムシなどが発生します。前もってオルトランを散布しておけばかなり軽減されます。また、葉っぱに霧吹きで水をやることで、ハダニ・カイガラムシ・アブラムシを予防できます。葉水をするときは葉裏にも水をかけてあげましょう。最後に…
カシワバゴムノキより育てやすいのは同じフィカスではフィカス・ウンベラータとフィカス・ベンガレンシスです。もしもカシワバゴムノキを枯らせてしまったら、そちらをどうぞ。もしくは下のページでその他の観葉植物を候補にしてみてください。
それでは、また。
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